自衛隊×ファンタジー小説はなぜ面白いのか
自衛隊と剣と魔法のファンタジー小説は検索するととても多い。
異世界に転移したりとか異世界と繋がったりとか。
自分はわりと自衛隊を出している方で中には自衛隊をめちゃくちゃディスッてる一作品もあったりしますが・・・・・・
ですが現実の自衛隊の方達は過酷な条件下で素晴らしい結果を出し、純粋に凄いと思ってます。
ちなみに創作物に出てくる自衛隊はありえない自衛隊。
綺麗すぎる自衛隊とか言われたりするのも聞こえてきますね。
自衛隊が出動してさあ敵を倒すぞ~と言うまでの流れがとても苦労します。
シン・ゴジラとかが良い例ですね。
話を戻しまして例えファンタジー物と絡めてもミリタリー物をやる場合は作品にある程度のリアルさが求められます。
もっともリアルにやり過ぎると逆に面白くなくなるのである程度の嘘は必要なんですが(汗)
自衛隊小説で物語が面白くなるのはそう言う制約をやる必要があるからなんですよね。
例えば憲法の決まりで戦えないとか。
わざわざまどろっこしい法的解釈をして戦ったりとか。
戦う前に面倒な段取りをしないといけないとか。
戦い終わった後も律儀に救助活動したり戦災復興支援とかしたりとか。
そう言うのを態々やるから面白いんですよね。
それを剣と魔法の異世界でやるから日本を見て驚く海外の反応みたいなおもしろさが出てくるんですね。
これが逆に普通の軍事力を持つ近代国家だったら物語が成り立たない。
すぐに物語が終わっちゃうかマンネリした展開を続けてしまう状態になっちゃうのです。
特にアメリカ軍とか異世界に召喚した日にはよく召喚先とか召喚条件とか、召喚される規模とか考えないとすぐに終わってしまう。(逆に条件厳しめに設定すると話的に詰んでしまったりもするが・・・・・・)
もちろん異世界×自衛隊小説にもそう言うのはありますが、どんなに題材が良くても最終的には作者の腕次第なんですよね。
昨今悪く言われているなろう系、異世界転生とか召喚とか憑依でも面白い物は面白いですし。
それでは今回はこのへんで。
MrRでした。
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