物書きが知らない一般人の常識

 色々とありまして小説、ラノベについて会社の方とお話することになりました。


 正直今回の話はどう言うお話かと言いますと「ラノベがどれだけ一般社会に浸透してないか」と言うのをお知らせする内容です。


 まず普通の人は小説家になろうとかカクヨムとかのサイトは知りませんし読みません。


 それ以前に「そもそもラノベってなに?」と言うレベルです。


 冗談抜きでこんなレベルです。


 ラノベで知ってる作品は? って尋ねれば「ソードアート・オンライン」が「聞いた事がある」レベルです。


 本筋には関係ありませんがガンダムも普通の人間からすればどれがどれなのか分からない人が多いです。


 再放送で観た仮面ライダーの名前すら間違えたりしています。


 漫画ですら進撃の巨人クラスの大ヒットをしないと一般人には浸透しません。


 アニメも観る気もおきないようです。


 話を戻しましょう。


 働いていると一般の人と関わる事が多いんですけど、アニメを観るのが好きな人レベルでようやくラノベの世界で大ヒットを飛ばしている作品を観るかどうかのレベルなんですね。


 同時に一般人の間でもある程度名前が売れているソードアート・オンラインの偉大さを知りました。


 逆に言えばソードアート・オンラインクラスの作品じゃないとまず一般の人は名前すら耳にしないレベルなんですね。


 それと昨今の「タイトルで物語の内容を説明している作品」とかについて物語のタイトル――小説家になろうのランキングとかを見せて試しに反応を見てみたんですが「これが人気あるの?」みたいな反応でした。


 昔ながらのタイトルの方が読みたくなるらしいです。


 またこれは有名な話ですけどラノベを「買うとしたら」、基本表紙を見て買うのが一般人の常識です。


 そもそも一般人の多くが文章に馴れ親しんでない人が大半です。


 娯楽にあふれたこの日本で日常的に文章を読む習慣を持っている人が何割なのか考えるまでもありません。


 ダントツで漫画の方がいいと言う人は多いです。

 

 身も蓋もねえ話ですけどこれが現実なのです。

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