第1話 熱帯夜

 ある夏の夜。湿っぽく、それと同時に暑いという、これぞ熱帯夜の日の話。熱帯夜の暑さはオレの眠りを妨げていた。

 布団を足元に蹴り飛ばし、手足を敷布団から投げ出し、どうにかこの暑苦しさから逃れようとする。散々もがいていたが、いつしか諦め、大の字になってじっとして眠れるまで待った。


 それから結局眠れずに時間は経過した。そんな時、投げ出していた右手に何かが触れた。なんだか分からないが、ひんやりとしている。だがおかしい。この部屋には何もないはず。ここはただの寝室。それゆえ何も家具はない。ましてやこんな感触のひんやりとしたものなんて記憶にない。

 得体のしれないものとはいえ、この熱帯夜を乗り越えるのには、このひんやりとしたものがとても心地よい。体にこもった温度が吸い取られていくようだ。オレはそのひんやりとしたものを握ることでその日の夜を乗り越えることができた。

 

 それから毎晩、暑苦しい夜はそのひんやりとしたものに助けられる日が続いた。このひんやりとしたものの正体を知るのは、これからほんの少し未来の話である。

 ある日、最初にひんやりとしたものを触れた日から一週間程経過した日のことだ。母と夕食を食べていると、いきなり母が怪談話を始めた。別に珍しいことじゃない。母はかつて霊感が強く、よく怪奇現象を体験していたらしい。だからその経験を元にオレに話してくれる。おかげでオレはその手の話が全然怖くない。免疫が出来たのは喜ぶべきことだがな。

 今日の話は幽霊の生態についてだ。


「幽霊っていうのはね、どうやってその姿を維持してるか分かる?」

「さぁな」

「幽霊はね。生きた人間の精気を吸い取ってるの。精気を吸われた人間は吸われた分体温が下がるのよ。諸説あるけどね。だから怪談話は夏に話すといいのよ」


 精気を吸われると人間は体温を下げられる?なんというか、最近オレの見に降りかかってるあの現象と似ているような・・・

 オレはその後、聞いたら後悔するであろうことを質問してみた。

「・・・霊って触れるのか?」

「大体の霊はすり抜けるけど。霊の魂、現世への心残りが強い。もしくは人の霊感が強いならもしくは、ありえるかもね。ちなみに母さんはないよ。これはただの聞いた話」

「・・・そうか」


 この手の話がそんなに怖くなかったのは、それら全てが他人事だったからだと気づいた。自分の身に降りかかっているかもしれないとなると話は別らしい。いや、まだあれが霊的なものだと決まったわけではない、はずだ。

 せっかく心地よい眠りを手に入れられたのに、これでは別の意味で、眠れなくなってしまう。

 あのひんやりとしたものの正体。オレはまだ見ていない。この際だ。今夜もあのひんやりとしたものが手に触れてきたら落ち着いて見てやろう。オレはそう、決意した。


 その日も熱帯夜。いつも通りに大の字で寝っ転がっていた。そしてもはや習慣化してしまった例のひんやりとしたものが右手に触れた。ついに、ついにこの時がやってきた。覚悟を決めろ!オレ!

 オレは恐怖に打ち勝ち、思い切り開眼する。すると、右手がある辺りには、なにやら青白い手がオレの手を包み込んでいる光景があった。マジで霊らしい。

 流石のオレも恐怖に震え、叫ぶべきところだが、それはできない。近所迷惑だからだ。真夜中に母を起こすのは心苦しい。

 しかし、絶賛困惑中なのは間違いない。叫ばずに済んだのには他にも理由がある。母の話で培った免疫のおかげだ。

 少しでも気を落ち着かさなければみっともないので、ちょっとリラックスしてからオレはさっきの青白い手がオレの緊張が生み出した幻だったのではないかという淡い希望を胸に、もう一度右手の方を見てみた。何も変わってない。むしろ目が暗闇に慣れてきてはっきり見えてきていた。

 その時に気がついたのだが、青白い手の上の方に二つの青い光の点が揺らめいているのが見える。それに、手を目で辿っていくと奥の方にも何かがある。これまた青白い人丈ほどの長さのものが横たわっている。

 もしかして・・・いや、もしかしなくてもそうだろう。あれはきっと幽霊の胴体。となれば揺らめく青い光は目ということになるだろう。

 どうやらオレは毎晩、幽霊と手を繋いで眠っていたらしい。見えた上に触っていたとは・・・母以上の霊感の持ち主だったようだ。こんな大事件がこの身に降りかかっているのにも関わらず、オレはそう取り乱さない。このオレの前にいる幽霊から悪意を感じないからだろうか。

 オレの根性の太さの理由を考えていると突然右手にあったひんやりとしたものがなくなった。幽霊がいなくなったのかと少し安堵するが、そうではなかった。何かに肩をトントンと叩く。おそらくは幽霊の仕業だろう。青い光がオレの顔を覗いている。なんの意地だか分からないが、オレも負けじとその目を見返す。すると、幽霊の口?が動いたように見えた。


『私が見えていますか?』

(声が聞こえた?幽霊の声か?)

『あの、聞こえてない?目があったと思うのですが・・・』

(ウォォォ!オレ今幽霊に話しかけられてる!怖ぇぇぇぞ、オレの霊感!)

『雰囲気が足りなかったのでしょうか?・・・見、た、な?』

「フハハハハ!随分ベタな言い回しだな。それに何言い直してんだよ!」

『え?』

「・・・は!」

(ミスった!声に出しちまった!テンパってるぞ、頑張れよオレ!ていうか幽霊が敬語ってなんだよ?雰囲気なさすぎだろ!)

『・・・・・』

「・・・・・」

『あの、見えてるし、聞こえてますよね?』

「オレは何も聞こえないよ?」

『ほら、聞こえてるじゃないですか。』

「・・・は!」


 今日は内容の濃い日だぜ。幽霊に触れて、見て、挙句の果てに会話してしまうとは・・・オレって何者?色々オカルトじみてるだろ?


「あー、そうだよ。触れてるし見えてるし、聞こえてるよ。あんた、幽霊だよな?」

『そうです。私は幽霊です』

「・・・・・」


 とりあえずもう寝る気にもならないので、起き上がり床に座った。幽霊も同じく座った。座った?

 オレは今驚いている。なぜか。それは、目の前の幽霊に足が生えていたからだ。幽霊といえば、足はなく、空中でゆーらゆらしているイメージが強いのでびっくりだ。見た目だって違和感がある。幽霊といえば額に白い三角形が付いてて、白装束の着物に長髪黒髪女性に決まっているとばかり思っていた。だがどうだ?目の前の霊が身に纏うのはパーカーにジーンズだ。男だし。青白い肌を抜きにすれば至って普通の人間に見える。見たところ年齢は一八歳ほど。幽霊に年齢なんて概念は存在しないだろうが。


「・・・やっぱり現世に心残りがあるのかい?」

『・・・あなた、適応力すごいですね。普通もっと怖がるでしょう?なんといっても幽霊ですよ?』

「幽霊なんて話で聞いてて慣れっこだ。最初に見たときは驚いたがな、いつまでも怖がっていられねぇよ」

『・・・心残りの話でしたね。私にもありますよ。聞きます?』

「ここで会ったのも何かの縁だ。この際吐き出せ。もはや逃げ出す気にもならねぇ。オレは母から幽霊関係の英才教育を受けたからな、成仏の相談にはなれるかもしれねぇぜ?」

『変わってますね』

「どうとでも言え。元々この世にまともな人間なんざ一人もいねぇよ」

『では、話させていただきます。私の名前はサトウといいます。学生時代、友達も作らずに勉強一筋でやってきたのにも関わらず、大した大学にも入れませんでした。だったら、遊びを犠牲にした甲斐がない。今までの苦労は一体なんだったのか。そう思いました。大学に入るも私は周囲から浮いた上にいじめられて、最終的に自殺に追い込まれてしまったのです』


 自殺、か。本人の口からそう言われるとショックだな。ともすれば、サトウの心残りは遊びのことか、大学のことか、どちらかだろうな。


『私の心残りは友達のことです』

「そっちか」

『お恥ずかしながら。こんな理由でこの世を彷徨ってます』

「まぁ、そんなことならオレが解決できそうだな」

『私の成仏を手助けしてくれるのですか?なぜです?』

「困ってる奴を放ってはおけないだろ。毎晩来てるなら毎晩遊んでやるよ」

『あ、ありがとうございます・・・』

「ん?どうした」


サトウの目から水が...


『いや、こんなふうに優しくされたの初めてなもので。嬉しいのです』


 こんなので嬉し泣きかよ。どんな過酷な人生だったんだ?まぁ、自殺する位だ。相当なものだったんだろう。想像したくもないな。オレも友達は少ないほうだが、死にたい程苦悩することはないぞ。


「今夜はもう遅い。明日から遊ぼうぜ」

『いいのですか?』

「いいんだよ」

『あんまり親切にすると取り憑かれちゃいますよ』

「直感的にお前はそんなことをするような悪霊には見えない。人の親切は素直に受け止めろ」

『じゃあ、よろしくお願いします』


 オレはまたひんやりとしたものに右手を包まれて眠りについた。


 翌朝、起きてみて思った。今は夏休みなのに、それらしい予定が何も入っていない。

 せっかくの高校最後の夏休み、楽しまなきゃ損だろ?母には勉強しろと言われようが気にしない。大した大学目指してるわけでもないんでな。

てなわけで、オレは外出してみる。どこに行くということはなく、ただ近所を歩くだけだ。悲しいことに、オレには今まで誰ひとり彼女が出来たことはない。悲しいことにな・・・

 近所を歩けば公園に着く。オレの家からも近い位置にあるから気軽に行ける。保護区に指定されており、たくさんの木々が立ち並ぶ。リラックスするにはちょうどいい場所だ。

 ここ最近のオレは色んな体験をして疲労が溜まっている。ただ、幽霊と会うのが苦だということはない。

 幽霊と会うことを嫌に思わない理由の代表格といえばやはりあれだ。熱帯夜を乗り越えるためだ。あのひんやりとしたものに出会わなければ、オレは連夜暑さに苦しみ、寝不足で死にかけていたことであろう。

 オレは霊から涼しさを、霊はオレから溢れ出る魂の欠片、精気を貰い受ける。対等な関係。オレの霊力があるからこそ出来た妙案だろ?まぁ、オレが考えたわけではないが。このようなサイクルが出来たのは自然な流れ。運命とも呼ぶべきものであろうか。

 そういや、今夜はサトウと遊ぶんだったな。何で遊ぶか今のうちに考えよう。年齢的にはゲームだろうが、年代が分からない。大正とか昭和だったら駄菓子屋に売ってるようなメンコとかけん玉。平成ならオレと同じくテレビゲームか。

 いくら考えても答えは出てこない。まさかここでオレの人生経験の無さが浮き彫りになろうとは。友達が少ないがゆえ、こういう時にどんな遊びの計画を立てればいいのかが分からない。


 オレは一旦思考をリセットするために、公園の丘に寝っ転がった。

 頬を過ぎ去るそよ風が心地よい。さっぱりとした日はこうして外でゆったりするに限る。ふと、オレはこう思う。サトウもこんなふうにできないものかと。だが、そんなことができるわけがない。幽霊が昼間っから出てこれるわけがない。サトウと一緒に公園で寝っ転がる案は無しだ。


 結局オレは、オレの得意なボードゲームをやらせてみることにした。


「チェスやろうぜ。サトウ」

『チェス?』

「知らない年代だったか。なら一から教えてやるか。将棋は知ってるか?」

『将棋なら少々』

「基本は似てっからな。すぐ慣れるだろ」


対局すること二時間・・・


「・・・・・やるなサトウ。まさか初陣でオレを追い詰めるとは・・・」

『このチェスっていうゲーム、私は気に入りました』


 試合開始から三時間ほどが経過し、ついに決着する。


『チェックメイト!』

「なんだと?オレが負けた?」

『フフフ・・・』

「怪しい笑みを浮かべるなサトウ。幽霊だから雰囲気がハンパじゃねぇんだよ」

『ごめんね。でも、嬉しいんです』

「そりゃ勝ったんだからな。当然だろ」

『いえ、そういうことじゃなくてですね。同年代の人と遊べていることが楽しい。そんな思いができているのが嬉しいのです』

「同年代?・・・それなら良かった。成仏するのか?」

『え?成仏して欲しいですか?』

「いや、そういうわけでは・・・」

『まだしませんよ。心残りはこの程度で消化できるとお思いですか?』


 どうやらサトウはまだまだ現世に居残るつもりらしい。別にいいんだが。特に問題はないんだが。


「なぁサトウ」

『なんです?』

「お前がオレに近づいてきた理由って、溢れる精気を吸いに来てるんだろ?他に拠り所ってないのか?オレ以外にも霊力の強い奴はいるだろ?」

『確かにあなたより霊感の強い方はごまんといます。しかし、それらの多くはきちんとした修行を受けた僧がほとんど。それゆえ霊は近づけないのです。無理に近づけば最悪の場合、黄泉の国へ強制送還されてしまうこともしばしば』

「だから、ガードの緩いオレのところに来るってか?馬鹿にされてる気分だな。だが、無意味に敵意を持たれるってのも面倒だし、オレはこのままでいいか」

『・・・幽霊を代表して感謝の意を表します。存在してくれてありがとうございます。これからも私たちのために生き続けてください』

「ちょっと待て!そんなに感謝するな。オレはただ生きて、幽霊の相談役にもなって・・・うん。どういたしまして」


 成り行きではあるが、オレが幽霊のためになってるのは事実。だが、生きてる友達とも遊びてぇよ。これはオレの切実な願いだ。


「・・・そろそろ寝るか?」

『もう日付も変わりましたしそうしましょう』


 今夜もオレは幽霊と手を繋いで眠りについた。よく考えると、例え幽霊でも、男と手を繋いでるのは気持ちが悪い。そもそも、幽霊とコミュニケーションとってる時点であかんぜよ。

 オレは考えることを放棄して、寝た。

 それからオレは毎晩サトウと遊び尽した。ボードゲームはオセロとか人生ゲーム。トランプもウノもやった。もちろんテレビゲームもやったぜ。ただテレビゲームを真夜中にやると母さんに怒られちまった。遊びはアナログに限るな。


 オレは、生きてる人間だ。でも、毎日の最高の楽しみは毎晩のサトウとのお遊びになってる。オレってサトウを成仏させたいのか?もし居なくなったら熱帯夜に苦しむことになるよな。それに、サトウは幽霊とはいえ・・・数少ない友達の一人だし。幽霊は成仏するのが幸福なんだ。長い時を過ごしてきたんだ。解き放ってやるべきだが。生きている者としては、友達が減るのは気が進まない。


『どうされました?悩みなら私が聞きましょう』

「お前に悩みを聞いてもらう日が来ようとは・・・立場逆転だな」

『時にはいいでしょう』

「じゃあはっきり言おう。オレはお前を成仏させたくないかもしれない。わがままな言い分なのは分かっている。だが、お前の存在はオレにとってもう不可欠な存在になっているんだ」

『それは熱帯夜を快適に過ごせるが故ですか?』

「それもある」

『あるんだ・・・』

「だが一番大きな理由は、友達が減るのが嫌なんだ。オレも友達付き合いとか苦手だから、友達ってのは貴重なんだ。例え相手がサトウみたいな幽霊であってもな」


 そう言ったオレは、情けないことに涙を流していた。その潤んだ目でサトウを見てみると、彼もまた涙を流していた。気持ち彼に光が差してるような。


「なんで泣いてんだよ?人のこと言えねぇけどさ」

『分かってるでしょう?私には、生前友達もいなければ、必要としてくれる人もいなかったのです。それなのに、あなたは・・・何なんですか?』


 かすかに差す光が明るくはっきりとしてきた。これは正しく天からのお迎えの光だ。彼の心残りはなくなったのか。


「何だかお前と話すのも後少しの時間しかなくなってしまったようだな。お迎えが来たようだぜ」

『そのようですね。長かったようで短かったです。本当に良かったです。あなたに会えて』

「そりゃお互い様だ。お前のおかげで安眠できたよ」

『私がいなくなったら熱帯夜苦労しますよね』

「だな」

『あの世に行ったらあなたのこと、神様に伝えて情報拡散してもらいます。そうすればあなたの下には霊たちが押し寄せてくるでしょう』

「おい、それって危ないだろ?」

『精気を死ぬほど吸われるでしょうね』

「死ぬのは嫌だぞ!」

『大丈夫ですよ。あなたの精気はほとんど無尽蔵ですから』

「そうか・・・って、安心できるか!お前らの仲間入りはまだゴメンだぞ」


 さらに一層光が降り注ぎ、サトウの体がだんだん光と同化していく。もう、姿を見ることは出来ない。残るは魂だけだ。


「サトウ、聞こえているか?」

『・・・はい』

「あの世でもしっかりやれよ。素を出せばお前はいいやつだ。友達だって作れるさ。オレさ、大学も大した志はないんだ。でもお前に会って頑張ってみることにした。サトウの出来なかった分、オレが頑張るぜ。期待はするなよ。オレは大層な学力がある訳じゃないからな」

『・・・私も期待はしてないです』

「ハハッ・・・」

『フフ・・・』

「お前と話せるのもこれが最後だな。これだけ言っとくぞ。オレはお前の存在を肯定する。意味のない命なんてこの世にはない。お前は、オレの友達だ」

『・・・幽霊になった私なんかを友達としてくれて、ありがとうございました。もう私は消えますが、私はずっとあなたの友達です』

「おう。安心して眠りな」

『はい・・・・・』


 サトウの魂は光と完全に溶け合い、天に昇っていく。オレは、成仏という現象を目の当たりにした。もう、サトウに会うことはないのか。

 翌日の夜、当然ひんやりとしたものは現れなかった。暑苦しい。

 あーあ、幽霊が出てこなくて、寂しがってるオレはもうダメだな。まさか幽霊が恋しくなる日が来ようとは・・・情けないことに思わず一筋の涙を流してしまったオレだったが、ふと、何者かの視線を感じたので起き上がってみた。すると、ふすまの隙間から対を成す青い光が覗いているのが見えた。思わずオレは歓喜した。


「お!幽霊じゃねぇか!オレの精気目当てか。欲しいけりゃくれてやる、食らえ!精気なんて安いもんだ。お前の食べる分くらい。さぁ隠れてないで、出てこいや!」


 そうだ。この世にはいくらでも幽霊がいることを忘れていた。これからもオレは彼らと仲良くしていりゃ安眠は約束されるし、友達もできるじゃないか。(もちろん生きてる友達も作るけどね。友達が幽霊だけなのは流石にない)

 幽霊との交流で人生経験を豊かにしようとする、少々変わった考え方になってしまったオレだが、慈善事業をしているようなものだと考えれば何も問題はないだろう。これからもオレは幽霊たちと共に生きていくぜ!


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