第64話 げっ、これは面白い。

 コンテストのスパートのために、小手先の案を練る俺はやはり小物だな。


ランキング上位で、読んだことない作品をチラッと見ると、びっくりするくらい面白い。


 こうやって上位は、しっかり地盤が固まるわけだ。面白い上に、ランキング上位、という宣伝。


 カクヨムが埋もれた読者に厳しいのは、一度埋もれると、そのまま化石になってしまう点。誰も来ない。もっとランキングでなく、作品ジャンルでなく、タグでもなく、見やすい検索の仕組みを作れよ。


 だいたいタグで好みの作品探すのに、”ツンデレ”とか、”百合”とか、打ち込んで探す奴、いるの?(一杯出てきそうで、意味ないぜ。)


 頭のいい人間が、何か面白いことを体験した上で、それを書いてやろう、と仕込んで書いたら、そりゃ、面白いだろう。


 ランキングの上位は、”誰もが知りたいこと”で占められている。実用だからな。あまりにあからさまで、ここがカクヨムだなあ……と、実感させられる。


 今から、面白い作品を読んで参考にするとか意味ないから、サクッとスルー。(レビューくらい書いてもいいだろうけど、そんな作者さんのお返し訪問は期待できない。だいたいそういうのはスパートでやっても、もう間に合わない。受験勉強みたいだな。)それにだいたい、相互フォローとかお返しレビューとかにも、うるさいから、カクヨムは。


 あと二日だから、ランキングの上位を踏むと、微妙に30位圏内をウロウロしているなら、自分が圏外に落ちるので、まあ、星を入れる奴はいないかもしれないが、(これが、全くカクヨムが面白くない原因)、コンテストに参加している期間のコンテスト参加者の入れる星は無効にすべきなんじゃないか。


 自分も参加してるのに、自分も投票権があると、以前につけた星を剥がすとか、ややこしいぞ。(俺は一度つけた星は剥がさない主義。それは、あまりにみみっちい。藤浪くん、聞いてますか〜?)俺は大抵、星は一個か二個しか入れない。できるだけ一個。でないと、後でもっと面白くなったら、もう入れられないから。


 まあ、そうだな、奥の手で、自分がランキングの30位をウロウロしている微妙な場合は、つけた星を外したり、フォローを外したりすれば、何かが変わるかもな。なんでそこまで姑息なことを、作者に考えさせるかな。この仕組みは本当に、”コンテストの足切りの下読みを参加者自身にさせるなよ、KADOKAWA"って感じ。


 まあ俺は、30位には遠く及ばないので、関係ない。あと、しっかりした人なら、本気の人なら、みんなやってる、公式関係のフォロー。


 ここの編集者をしっかりフォローしたりして、良い作品を書いた上に抜かりもない人。結構見た。なんか”おもねる”ようで嫌だと自分は感じるけど、”編集者”って、作家が自分より目立つのを、実は嫌うぜ。作家でも、営業と同じだから、”これとか、いかがでしょう?”と、編集者に頭を下げて、辛抱強く反応を待つ。


 一昔前の売れっ子作家と編集者のイメージとは大違い。インターネットの普及で、”それなりに面白い文章を書ける人間は掃いて捨てるほどいる”のだから、よほど才能がないと、一冊出せても、それで終わり。


 ゲッ!よく考えたら、ランキング超上位の”先生”が、もしかして同じようなこと書いてないか?


俺が言っても、説得力ゼロ。だから、”今の肩書き”が”実用書”では本当に大切なわけ。匿名で書けることと言えば、”内証話”、”暴露話”、”噂話”程度なわけなんだよな。


 まあ俺は、野次馬参加でそれなりに楽しんでるから、いい。これ終わったら、しばらくネットはもう休む。俺も寝ないと死ぬから。


 みなさん、ありがとう。こういう場所でも、読みに来てくれる人達は、どんなタイプの人か、俺はよく知ってる。ものすごく、”性格のいい人”。


本当にありがとう。


〜おまけ〜


 いやはや、マジで面白い。コンテストなんてどうでもよくなるくらい面白い。


 ランキング上位陣は、それくらい面白いもの書かないとダメ、ってことだね。お金を出して本を買うかというと、本を買って、何度も読み返さないとダメな内容かどうかに寄るだろうけど。俺はノンフィクション好きだから、特に。もっと詳しく書いてあると、なお、いいなあ。

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