No.1218.鎖骨

鎖骨が痛む ひびでもはいったか

脂汗ながれ 内側の傷助長する


甘い言葉に踊らされ

いたい ほんといたい 思いした


知らぬまに瞳が濁りだしたらしい

大丈夫だなんて 言われてしまうぐらいに

不甲斐なさにやられ 自己嫌悪にはまる

舌打ちしたところで変わらない弱さ


鎖骨がきしむ 亀裂になったのか

耐え難いほどに肩がわなわな震えてる


渋い絆に騙されて

つらい かなりきつい思い出

さよならも愛してるも伝えられないから

おろかしい あやまちをおかしてしまう


八つ当たりした拳が血まみれで

鎖骨に響く とうとうずれたか

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