No.1217.existence

雲の上飛び出して成層圏まで

そのまま突っ切って燃え尽きたい

塵も残らなければ

忘れてくれるかな

忘れる事出来るかな


歯止めのきかない性格だから

知らずに傷つけているだろう

ならいっそ存在ごと消え去りたい


宇宙の果てを突き破ってしまいたい

風船みたいにしぼむんだろう


一般知識はいらない

涙してくれるかな

泣き崩れてくれるかな


学習できない性分だから

知らずに傷つけているだろう

ならいっそ存在ごと消え去りたい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る