No.1005.evening sun

温いビール飲み干し 見えない明日を探す

答え無き 航海を続け 明後日の方を向いていた


名も無き拳突き出して

荒波に飲み込まれて

どこかもわからない 見知らぬ大陸

病んだ 全てを忘れ とろけたい

しおれた旗を掲げ

沈黙の空を見上げる


暗がりも喜びも 騒いで はしゃいで

上質な欲望と凶悪な現実と取り込む

グラスに注がれた透明な evening sun


柔い感性研ぎ澄まし 消えない傷を癒す

夢ばかり 語りつくして 揺るぎようのない瞳

輝く勇気 あふれ出し

闘いに明け暮れて

何かを 求めてる 不思議な感覚


萎えた 力を燃やし 立ち上がれ

破れた決意をつなげ

崩壊の今を飛び越え


暗がりも喜びも 騒いで はしゃいで

上質な欲望と凶悪な現実と取り込む

グラスに注がれた透明な evening sun

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