No.627.Don't hold love

目覚めても 視界に入るのは 白い壁だらけ

冷えきった布団の中で 凍えてる


黒ずんだ空が やけに重苦しい

愛くるしい笑顔で 腐ったこの魂を 鷲掴みにした


今すぐ この手で抱きしめたい

他の男といるかもしれない 考えるだけで 螺子が吹っ飛びそう


リアルなまどろみ おぼつかない足取り


いっそ襲ってものにしようか よこしまな幻想に 踊らされる

歪んで痺れたこの指じゃ Don't hold love


夢見心地に 陥っても 乾いた空気の中

渇ききった喉元が 干からびてる

澄み切った朝が 妙に待ち遠しい


なにげない言葉達に どうしても 耳をかたむけてしまう

いつでも側に 寄り添いたい


別の奴とあれしてる 思うだけで 狂気に走りそう

強いジェラシー いかれてる脳髄


いっそ襲ってものにしようか よこしまな幻想に 踊らされる

歪んで痺れたこの指じゃ Don't hold love

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