No.468.12月のさみしい雪

華やかに彩られた街並 光がいく色にも輝く

今年は いつもよりも 暖かい そよ風

まだ 銀世界には遠い冬


上も下も 聞こえてくるのは 楽しさの波音

みんな 自然とときめくものなのかな

二日とも 予定が何もないから 暇なんだよな

ホの字の人とか彼女とかいれば また 違うのだろうけど

一人きりですごす 寂しい夜

いつもとかわらない さみしい夜


うかれている恋人達を横目に むなしさの憂鬱な足音

ここ数年 ぬくもりを見出せない孤独

さらっとした パウダースノー

ひとつ またひとつ ロマンスの夜にかわる


誰もが 愛をリアルに奏でたい

聖なる新しきはじまり オブラートに包まれる

雪の抱擁をうけながら抱き合いたい 抱き合えない

一人きりで過ごす さみしい夜

いつもとかわらない さみしい夜

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