けまタン コラム

8/2 思うこと

　神奈川の事件で感じるの全体的に障がい者にたいする関わり方に過敏になりすぎて盲目になってしまわないかという懸念がある。

以前あった事件で感じたのが全盲の女の子が朝の通学途中に駅（それもでっかいターミナル駅）で蹴り飛ばされるという事件があった。

マスコミ各社は一斉に『報道し何てひどいことするんだ』『犯人絶対許さない！』と煽り、世間も一斉に許さないという風潮になった。

ところが、その事件はその後いっさい報道されなくなった。事件に興味がありネットニュースを検索し続けると一社だけその後について記事にしてる所があった。

結論から言うと蹴り飛ばしたのは重度の知的障がい者であった。

動機は棒を持った人間が振り回しながら近づいてきたから殴られると思い怖くなり蹴り飛ばしたのだ

福祉に携わる人間としてとても真相を知って憤りを感じたのと同時に煽るだけ煽って結局被害者しかいなかったこの事件についてその後を何も報道しなかったのでマスコミに呆れや怒りを覚えたのを覚えてる。

これでは偏見を助長するだけだし、結局マスコミに振り回されるだけである。本当に欲しい情報は自分の足でとらないといけないしマスコミなどの情報を鵜呑みにして発信するのはつくづく危険と感じる。