宝石人種と人権について
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事例1:藤沼玲子暴行事件
1991年、当時26歳だった会社員・藤沼玲子が男に暴行される事件が発生した。事件の数か月前から彼女をストーキングしていた男の犯行で、ほかの暴行事件と同様に扱われるものと思われていたが、被告人の男が裁判中に行為の際に藤沼玲子が小型のペーパーナイフに変身したと証言したのだ。その証言を受けて弁護人は「藤沼玲子は人ではない。被告人の行為は暴行にはあたらない」と主張した。
当然そんな主張は通らないものと思われたが、弁護側が藤沼玲子が学生時代に生活に困窮し1か月だけ風俗で働いていた時の写真を提示した。その時の法廷には彼女の兄(両親はすでに死別をしていた)、婚約者、証人として職場の友人が出廷しており、恥辱を煽られた彼女はその場で変身してしまった。法廷では彼女が人なのか、物なのかの審議に入り、原告側は彼女の戸籍謄本を提出し間違いなく人間であると主張、弁護側は実際に物体となった彼女自身が人ではない何よりの証拠だと言い放ち裁判は泥沼化した。
結局彼女自身の証言を待つことになったが、彼女がペーパーナイフから人間に戻ることはなく、その事件の存在自体が闇に葬り去られた。現在藤沼玲子は失踪扱いとなっている。
藤沼玲子が変身したペーパーナイフはどこかに厳重に保管されているとのことだが、その場所は明かされていない。
事例2:津田翔斗リンチ殺人事件
2003年、当時中学二年だった津田翔斗が通っていた公立中学校の体育倉庫で変死体となって発見された。死因は同級生による行き過ぎたいじめによるものだった。遺体は見つかったときほとんど衣服は来ておらず、全身十か所以上の打撲痕と首を縄で占めた跡があり、当時のニュースではかなりセンセーショナルに報道されたが、1週間もしないうちに放送は自粛された。津田翔斗の遺体に宝石がみつかったのだ。
いじめの当事者たちはネットのアングラサイトでトランサーの存在を知り、ちょうどその時期にステージ2に移行した津田翔斗をみて「変身を見てみたかった」と話した。事件前までいじめの対象とはなっていなかった津田翔斗がほぼ無抵抗でリンチを受けていたことから、彼自身が協力的だったのではないかという見方もある。
この事件には続きがあり、津田翔斗の遺体も厳重に保存をされる見込みとなったが、両親がそれを拒否(二人とも因子を持っておらず
海外事例:
2000年代初頭、アメリカで大規模な人身売買イベントが執り行われると警察にリークがあった。情報を受け、警察が内密に調査を進めたところ、そのイベントは宝石人種が商品となるオークションであることが判明した。アメリカでも
この噂はネットで拡散し、アメリカでは
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上記事例は氷山の一角であり、ほかにも国にもみ消された事件は多くあるとみられています。
当学園では皆さんを守るためにも、原則として
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