何て、綺麗で、心温まる物語だろう。描かれ方は童話的だが、この作品にはこの書き方が合っている。 金魚を描くために、クレヨンを母に買ってくるように頼んだ、一人の女の子の物語。しかし、帰ってきた母は、女の子と約束した色とは違う色のクレヨンを買ってくる。その理由までもが優しく、温かい。そして、主人公の前に現れたのは……。 冬の心の荒れに効果がありそうな、一作でした。 終わり方も綺麗でした。 最後には読んで良かった、と思えます。 是非是非、この作品に触れてみて下さい。
水の表現が好きです、透明感があってとにかく綺麗!!!是非是非読んでみてください!