第70☆真実に5%の嘘をまぜると、
これは脚本家の先生がお教室で言っていたことである。
「ウソ日記を書きなさい。ノートの左側にほんとの日記、右側にウソの日記を」
そしてその心得とは。
「真実に5%の嘘をまぜる。そうするとすべてが嘘になってしまうのだ」
だ、そうですよ。みなさん。
立原えりかさんは、事実と反することを書くとき、「魔法の杖をふる」と表現してました。こういうことは作家(志望者ふくめ)ならもう、幾度となくしてきているであろうことだ。あなたにも素敵な魔法がつかえるはず、と。
このウソ日記はわたくしには合わない。大抵真実の方が嘘より面白いからだ。
しかし最近本当の日記が書きづらくなってきた。マンネリ化してきている。
仕方ないのでモンスター日記をつけ始めた
実在の人物や架空の人物をモンスターに変身させて、一日の出来事を書く。おまえは何様だと言われそうだが、一作家志望である。これは特訓なので他者に口は出させない。
そして本来、他人の目を意識した「日記」であるはずの「嘘日記」が「作品」になってしまうとしたら、それはもう上級者である。
ウソの日記を書くということは、一日をどう過ごしたら楽しくなるか、という指針にもなる。ようするに工夫である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます