第30☆頑張らなくちゃ! という落とし穴。(57個め)

 しゃにむに頑張れば、いいものが書けるかというと……そうでもない。ただ、書いてて「これはもう、ダメだろう……」と思っていたものでも、半年後に見たら、今までにない良さがにじんでいたりしてもったいない。

 だから、最低でも物語は最後まで、あきらめずに書くことをお勧めします。


さて、今日のプロットは……


1、主人公の今(信頼のリバース)

2、主人公の過去(至誠のリバース)

3、主人公の未来(慈愛のリバース)

4、援助者(秩序のリバース)

5、敵対者(節度のリバース)

6、未来(誓約のリバース)



・ドラクエ風プロット

『エンゲージ』

2016年6月8日水曜日。れなれな

 幼いころからアウトローだった傭兵上がりの主人公が、古いのろいにかかって、思ったことと逆さのことしかできなくなった。本心とは違ったが、時の施政者に媚びを売りまくる主人公。そこへ現れた占い師のオーブが本当のところを暴いてしまう。そして、影の自分を切れば治ると言われるが、己にうんざりしていた主人公はそのままふらりと旅に出てしまうのだった。



・学園風プロット

『ランナー』

2016年6月8日水曜日。れなれな

 他校の挑戦を受けなかった主人公は、人目を忍ぶ学校生活を送っていた。他校の荒っぽい訪問に、かわいい女子が「やっつけちゃえ!」とけしかけるが、主人公はまたも逃亡するのだった。そのまま他校のボスは高校を卒業し、いつしか、自分が次のボスになることになってしまった主人公だったが、結局一度も喧嘩をすることなく、卒業し、かつ陸上部だったので「神速の逃げ足」という二つ名を頂戴するのだった。



・童話風プロット

『安寧のクリスタル』

2016年6月8日水曜日。れなれな

 かつて誰にも仕えることのなかった主人公は、人目を忍ぶ仮の姿として占い師をしていた。その実態は、神の言葉を預かる預言者だった。あるとき、主人公は「秩序を破壊」するパワーを持った宝具を手に入れるが、一神教の教会がこれを自分たちのものだと主張。彼らの神は対立するが、社会において影響力の大きい宝具は教会にとっても喉から手が出るほど欲しいものだった。神の預言を破り、主人公は戦うことなく宝具のみを持って国を逃れるのだった。



・昔話風プロット

『井戸』

2016年6月8日水曜日。れなれな

 古い井戸ののろいで嘘しかつけなくなった若者がいた。善良な彼は次々とひどい嘘をつくので村を追い出され、森にすむことになった。周囲に嫌われていく彼を見て、ひとりの乙女が弁護するが、時すでに遅く、若者は殺されてしまうことに。ただ一言、乙女に雑言を吐きかけて死んでいく主人公だった。だが、乙女には彼の呪縛が聞こえ、井戸に身を投げて、そののろいを解き、奇跡的に助かった二人は結ばれるのだった。



※これ、自信あって書いてるのではありません。


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