前のエピソード――第28☆四十九個めのプロット。

　これはもう、多く見られる手法。

　ギリシャ神話、ローマ神話、クトゥルフ神話、北欧神話、エジプト神話、ラーマヤーナ。

　あと、道教や、仏教聖典、和歌、古事記、宇治拾遺物語、今昔物語、旧約聖書、言い伝えなど。

　誰が作ったかはわからないけれど、有名なお話。アラビアンナイトですとか。

　だけど、聖闘士星矢やセーラームーン、鬼灯の冷徹、西遊記、封神演義、水滸伝、聖☆お兄さんなどのように、あまりメジャーなものに影響されてはまずいです。そのもとになったものならば、自由度がUPするのではないでしょうか。

　ホラーのネタ本とか……ありますね。怪奇辞典など、まるまる参考にして差し支えないものもあります。一冊3万円そこそこいきますけれど。

　リメイクに関しましては、設定とラストを変えなければOKです。新解釈を付け加えたいのなら、チャレンジを！

　キャラの設定だけ借りてくる、ファッション的なものは、返って難しいものです。

　ドラゴンボールですとか。

　パロディーはわたくしには敷居が高いです。技量と機知がいります。ネタもどこかから調達してこなければなりません。

～今日のプロット～

１、主人公の今（善良）

２、主人公の過去（寛容）

３、主人公の未来（節度）

４、援助者（庇護のリバース）

５、敵対者（秩序のリバース）

６、未来（理性）

・ゲーム風プロット

『山河に燃ゆ』

2016年6月7日火曜日。れなれな

　羊飼いの主人公は、あるとき爆発的な魔力を秘めた宝珠を手に入れるが、クーデターを起こそうとするものにつけ狙われて宝珠で応戦し、勝利する。そして、かつて見逃したことのある手負いの狼に、宝珠を使うと、その国の王の姿に変わった。反乱軍の参謀に魔力によって姿を変えられていた王は、主人公を王宮に招こうとする。だが、主人公は己の身にそぐわないからと、辞退するのだった。

・学園風プロット

『透明な果実』

2016年6月7日火曜日。れなれな

　人からものを頼まれると断れない主人公は、高校に入ってからも人を疑うことを知らなかった。ところがあるとき、破滅的思考の輩に命がけで立ち向かう少女と出会い、一瞬だが彼女を助ける。主人公はクールな彼女に恋をし、強い意志を持って、節度ある愛情を注ぐのだった。

・昔話風プロット

『万象の泉』

2016年6月7日火曜日。れなれな

　森の生きとし生けるものの長である神は、迷い込んできた人間の子を受け入れた。それが主人公。その子は森の力を理解し、森の継承者となることを決意。森の試しを受けた。障害は森のいたずらな妖精たち。しかし、何年もかけて、枯れた泉の秘密を探り、みごとよみがえらせた主人公は、掟に従って、まずは森の守護者となるのだった。

・童話風プロット

『ソルジャー・ウルフ』

2016年6月7日火曜日。れなれな

　オオカミに育てられた主人公は、発見した人間によって人間的教育を施されていた。時にオオカミに、また時に人間に助けられ、不器用ではあるが、仲間もできた。しかし、話を聞きつけた悪い人間が、見せ物にしようとわざとオオカミの檻に入れてしまう。だが何ごとも起こらない。主人公は己の出生を鑑み、人に甘えて生きるのは止め、規律の厳しい軍隊に入ることを決意するのだった。