第38話 茶色、天国へ
深夜、茶色が亡くなった。母の腕の中で。
私は看取れなかったが母が看取ってくれた。
動かない茶色を見て苦しまずに逝ってくれたのだろうかとぼんやりと考える。
猫の命は九つまでという諺がある。その言葉通り、茶色の生まれ変わりに逢えたらなと考える。
茶色、天国でも元気でな。
ウチネコ うにどん @mhky
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
亡き母の夢/うにどん
★8 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます