三章
三章
1
時刻は夕方。C大学のサークル棟は、キャンパスの一番端に位置する、キャンパスの中で最も歴史を有する建物だった。ドアや壁には無数のステッカが貼られ、あるいは、貼られた形跡が残っていた。周囲を常緑樹に囲まれている。その建物の一室で、賽と花田は向かい合っていた。
「で、私に人数合わせとしてサークルのメンバになってもらいたいというわけ?」
賽がサークル室を見回しながら言った。明らかに掃除が不足している。色々な物が辺り一面に乱雑に積んであり、ところどころに学祭に使われる大道具が、それが使われる一時(ひととき)の華々しい雰囲気を微塵も残さずに放置されている。中央の、長机とパイプ椅子で作られた談話スペースから見やすい位置にある、使い古されたブラウン管のテレビとビデオデッキが埃を被っている。自分の部屋の散らかり具合に思いを馳せた賽は、あまりこの点を厳しく指摘できないな、と内心で感じた。
「そう。面倒なことには絶対にならないようにするから」
「何の活動をするサークルなの?」
「まだ…曖昧にしか決まっていないんだけれど、大学での生活の向上を目的とするサークルかな」
「生活の向上…ねぇ。勉強会でも開くのかしら?」
「勉強もだけれど、もっと、こう、人脈作りとか、青春期の若者の悩みの共有と解決とか、色々あるでしょ」
「ようするに、遊びサークルのクラスチェンジしたものという理解で良い?」
「今のところそんな感じ。ただ遊ぶことが目的ではない、という点が重要」
「花田は随分その大学生活の最初から積極的ね」
「せっかく四年間あるんだもの。充実させないと」
「たしかに、じっとしていても充実しない。その現状認識と未来予測は正しい。でもそもそも、充実とは何かというと…」
「ああ、待った待った。そういう話は今は良いから」
「あら、そう?サークル活動の目的の本質、核心に迫る話だと思うけれど」
「たぶんその通りだけれど、賽の考えるそれを、今俺に話しても意味が無いと思うよ」
「そう…、了解。これ以上は今は止めましょう」
「ありがとう。今日は、一応メンバになってもらうのだから、本拠地を一度見てもらおうと思って」
「とても素敵な本拠地ね」
「それが本心からのものであると、希望的に受け取っておくよ」
2
C大学の八号館、いわゆる大講義室で、二限目の憲法の講義を受けた純永は、出入口の混雑がある程度収まってから、外に出た。そのまま学食に向かおうと思っていた純永は、何気無く出入口付近の人を一望した。すると、人込みの中の一人の男と目が合った。その男は髪が長く、後ろで結んでいる。向こうも何かに気がついた様子を見せ、そのまま純永に近づいてきた。
「遠野純永さんですか?」
「えっ、はい」
大学というところは、色々な人と色々な場面で細い繋がりができる。そのことを知ったのは、大学での最初の一週間が終わってからだった。初対面の人間と、二言三言、とまでは少なくないけれど、その場限りの、という結果になることが大半だが、会話を交わす。そういった大半の中の一人ではないか、と思った純永は、相手の顔を頭の中で検索した。しかし、それは徒労に終わる作業だった。
「失礼ですが、どなたですか?」
「初めまして。僕は花田勇と言います。一志木賽さんの友達で…」
「ああ。こちらこそ初めまして。どうして僕が遠野だと分かったのですか?」
「ええ、一志木さんから特徴を聞いていたものですから」
自分がこの時間にこの場所に居ることは、どうして分かったのだろう。訊きそびれたが、純永は少し気になった。
「あの、少しお話があるのですが、お茶でも一緒にいかがですか?サークル棟の近くの喫茶店で」
「えっと…」
何の話だろう、と純永は思ったが、賽の友達だということだし、特に変な人間ではないだろうと考えた。
「分かりました」
少しの間考え込んだ純永は、返事をした。
3
サークル棟の近くに最近設けられた一群の建物は、正規の講義やゼミに使われることを主とした目的としておらず、大学での不定期な小・中規模な会議や、サークル活動といったものに使われることを意図して造られていた。そこには真新しい喫茶店があり、学食のメニューとはやや一線を画する、純永の見るところでは「若者風の」食事が提供されていた。
「一志木さんとは、導入演習のガイダンスでお知り合いになったらしいですね」
コーヒーに口をつけながら、花田は言った。
「そうです」
純永もコーヒーを一口飲んだ。
「一志木さんとは高校の同級生なんですよ」
「へぇ…そうなんですか」
その後花田は自己紹介をした。純永と同じ法学部所属だが、政治学科らしい。その間、純永は改めて花田の格好を観察した。薄い黄色のシャツの上に黒いジャケットを着て、カジュアルなネクタイをしている。片方の耳に銀色のピアスをしており、髪を後ろに結んでいるため、それがよく見えた。綺麗に整った眉と、高い鼻、髪型のせいもあってか、どこか日本人離れした雰囲気を感じさせる。
「一志木さんって、変わった人でしょう?」
「えっ?」
純永は少し目を見開いて、花田を見つめた。その様子を見て、花田はにっこり笑った。
「いえ、彼女とは結構長い付き合いなんですけれど、あまり見かけないタイプだと常々思っていたものですから」
「はあ…」
花田から見て、賽はどういう風に変わっているのか、高校の頃の賽はどんな人物だったのか、二つの疑問が純永の中に起こった。最初に出会った時から、純永にとって賽は今まで出会ったことのないタイプの女性だと感じられた。ただ、どういう風に変わっているかと言えば、まだ明確に言葉にはできないし、それは彼女とはそれほど十分に関わりを持っていないことに起因していた。長い付き合いだと言う花田から賽のことを聞けば、賽に対する自分の印象を明らかにすることができるだろうか。純永は考えたが、初対面の者に共通の友人について根掘り葉掘り訊くのはやや躊躇われたので、話を切り替えた。
「それで、どういったご用件なのでしょうか?」
「ええ、実は遠野さんに、良かったらウチのサークルに入ってもらえないかな、と思いまして」
「サークル、ですか?」
「はい。一応活動目的としては、メンバの大学生活の向上と銘打っているのですが、活動内容はまだ確定していません。単なる遊びが目的のサークルではないのですが、気の合う仲間で色々やって行きたいと考えていまして」
「なるほど…。サークルの勧誘でしたか」
純永は大学でのサークル活動について、まだ深く考えたことは無かった。いわゆる新歓、新入生の歓迎が全てのサークルで大々的に行われるのは、四月から五月一杯だと聞いていたし、なにより大学のサークルは、概していつでも新歓ムードを漂わせているとのことだった。
「そうですね…、ちょっとすぐには返事ができないです」
「一志木さんも入っているサークルなんですよ」
「一志木さんも?」
「彼女の場合は、肩書きだけですけどね。ははは…。彼女、多人数で活動することがあまり好きじゃないんです。それに、大学のサークルってものにも良い印象を持っていないみたいで」
賽がサークルに入るとは意外だと純永は思ったが、肩書きだけという実情を聞いて、心の中で頷いた。そこで初めて純永は、賽の印象の一つとして、孤高というのが挙げられることに気がついた。群れるということと本質的にそぐわないように思えるのが彼女だった。そして今まで純永が出会った女性の中で、そういう性質を持っている者は一人として居なかった。
「それで、気の合う仲間で、と先ほど言っていましたけれど、初対面の僕をサークルに勧誘しようとお考えになったのは、どうしてでしょう?」
気になっていた点を純永は尋ねた。
「ああ、それは、一志木さんから遠野さんのことを聞いて、たぶん気の合う仲間になるんじゃないかなと思ったからです」
「一志木さんは僕についてどんなことを言ったのですか?」
「いえ、特には。ただ、眼鏡が似合う素敵な方だとだけ」
「それだけですか?」
「ええ」
再び花田は笑った。
(なんだか掴み所が無い人だな…)
賽が自分のことをどう見ているのか、純永には興味があった。しかし、本人からそれは聞けそうになかった。そんなことを自分が望むように明かしてくれる人物ではない。あるいは、この場で、賽をよく知っているという花田からそれを聞けるか、と期待していた純永は、あっさり自分の意図が躱されてしまって、何とも言えない気持ちになった。
「今すぐという話ではないので、考えておいてください。もしご興味が少しでも湧いた時には、僕に教えてください。一志木さん以外のメンバをご紹介しますので」
そう言った花田は、純永と連絡先を交換したいと申し出た。やや納得がいっていない純永だったが、その申し出に応じた。
4
次に賽と会った時に、純永は花田が自分に会いに来たことを話した。それを聞いて、賽はひどく驚いたようだった。花田が自分をサークルに勧誘したことを話すと、賽はさらに驚いて、一瞬だけ不機嫌な顔を見せた。
「私について、花田は何か言ってた?」
「いや、特には…」
「そう」
花田のことについて、賽から話を聞いてみようと考えていた純永は、初めて見た賽の不機嫌そうな様子を見て、今日は止しておいた方が良いな、と思った。本当は、花田は賽を「変わった人物だ」と評していたのだが、本人にそれをそのまま明かすのは憚られた。
「ねえ、今度、映画に行かない?」
突然賽が申し出た。
「映画?何か観たいものがあるの?」
「ええ。アニメなんだけれど、昔の名作を、現代風にアレンジした作品。遠野君はアニメは好き?」
「嫌いじゃないけれど、そんなに積極的に好きってわけでもないかな」
「私はアニメもゲームも大好き。アニメとゲームを並べたのに、特に深い意図はないのよ。でもなぜか、よく並べられるじゃない?」
純永はアニメもゲームもそれほど好きではなかった。見かければ観る程度のものがアニメだったし、ゲームは小学生の頃によくプレイしたが、最後にプレイしたゲームが何だったかさえ、思い出せない。
「今度の週末、土曜日とかどう?。お昼ご飯を一緒に食べて、二時くらいから」
「そうだね…、分かった。じゃあ一緒に観に行こう」
「決まりね」
5
昼食を食べた純永と賽は、映画の開始時間に十分の余裕を取って、映画館に入った。昼食の間、賽は、今回観る映画の原作について、純永が知らない知識を提供した。アニメや漫画に疎い純永は、原作の名前と、それがSFの代名詞とされていることなどは知っていたが、登場人物の特徴や、原作で描かれたストーリィなどは、全く知らなかった。賽曰く、この作品が扱っていたテーマはかなり壮大で、単なる勧善懲悪にSF的味付けを施したものではないらしい。
映画館に入ると、受付で、3D表現のための特殊な眼鏡が渡された。眼鏡をしている純永は、この眼鏡がやや苦手だった。
「眼鏡の上に眼鏡をするっていうのが、どうもね…」
「掛け心地は悪そうね」
そう言って賽は小さく笑った。
上演中に飲む飲み物を買いに、賽を残して、純永は売店に行った。純永はコーラを、賽はオレンジジュースを買った。
目的のスクリーンが設置された部屋に二人は入る。土曜日の昼間ということもあって、席は混み合っていた。スクリーンを真正面に見る為のベストポジションからはやや後方の位置に、二人は腰掛ける。
コマーシャルに区切りがついて、映画が始まった。冷戦体制下で、特殊な能力を付与された主人公達が、平和の為に紛争にコミットする、という原作の物語が、現代においては、テロとの闘いという形で展開して行くというのが大まかなストーリィだった。演出は派手だが、決して過度ではなく、あくまで抑えめに、映画の雰囲気を損なわないものになっている。
映画も中盤に差し掛かったというところで、純永は気分が悪くなった。大音響が耳に鳴り響いているけれど、音が原因ではなさそうだった。ただ、なんとなく、胸がざわつくというか、不安な気持ちになった。隣をちらりと見ると、賽がスクリーンを凝視しているのが二重の眼鏡越しに見えた。
映画に熱中している賽の様子を見て、ここで自分が席を立っては賽の気を紛らわせてしまう、と考えた純永は、気を取り直して、映画に集中しようとした。肘掛けのところに置いてあったコーラを一口飲む。炭酸が抜け気味だった。
心のざわつきは取り除かれることはなかったが、耐えられないというほどのものではなく、ストーリィがクライマックスに向けて盛り上がって行ったこともあって、純永はしばらくして映画に集中することができた。
映画のクライマックスは、宇宙空間から地球に向けて撃ち出された核弾頭を、主人公が、自らの命を擲って、破壊するというものだった。
「それでも人類を、人の営みを、無価値だと断じるのか…」
主人公の最後の独白が、目の前で行われる。
すると、映画に集中したおかげで、気にならなくなっていた気持ちの悪さが、再び純永の中で高まってきた。身体が少し汗ばんでいる。暑さのせいではない。では、何のせいだろうか。
主人公が核弾頭と共に爆発する。真っ白なフラッシュ。閃光。
真っ白な画面が暗転するとともに、あるいはそれよりも少し早く、純永の視界は、曖昧になって行った。
6
物語は終局を迎えていた。主人公が属する組織のメンバ達は、まるで天国のような、不思議な空間で再会していた。その場に居る者は皆、何が起こったのか、よく分からないという顔をしている。
映画に見入っていた賽は、ふと純永の方を見た。
純永も映画に見入っていた。ただ、なんだか少し様子がおかしい感じがした。ふと思いついて、賽は純永の目元を注視する。しかし、件の眼鏡を掛けているので、目元の様子はよく分からない。
(ああ、そうか…)
賽は、気がついて、そして少し後悔した。
(後で謝ろう)
肘掛けに置いていた純永の手を、賽はそっと握って、スクリーンに視線を戻した。手の動きから、純永が少し驚いたことが伝わってくる。しかし、賽は純永の方を見なかった。驚きはすぐに収まり、純永もスクリーンに再び注意を向けたようだった。
スタッフロールが流れた後、部屋が徐々に明るくなっていく。観客達が足早に出口に向かい始め、映画の後特有のざわざわした空気が生じた。
純永の手を握っていた賽は、眼鏡を外して、純永の方を向いた。賽が手を離したのに合わせて、純永も眼鏡を取った。その目元に目を向けると、少しその名残があった。
「出ましょうか」
空になった紙コップを持ちながら、賽は言った。
「もう少し出口の混雑が収まってからにしよう」
「ええ、そうね」
二人は、それからしばらくして、黙って出口から外に出た。
7
「今日はごめんなさい」
映画館を出て、休憩の為に入った喫茶店の席に着くとすぐに、賽は言った。
「えっ、何が?」
「今日の映画、遠野君はあまり楽しめなかったんじゃないかなと思って」
「そんなことはないよ。どうして?」
「ちょっと体調が悪くなったんじゃない?」
そう言われて、純永は驚いた。体調が悪くなったのは本当だったけれど、どうして賽はそのことが分かったのだろうか。少なくとも、外見上はそういった様子を全く見せなかったはずだった。
「どうして分かったの?」
「なんとなく…かな。遠野君、3Dの映画って、観るのが苦手なんじゃないかって」
「3Dが初めてってわけじゃないんだけどね…。今回は、ちょっと具合の悪い作品だった」
どうしてそのことが分かったのか、賽は結局、「なんとなく」以上の説明をしなかった。
「でも、作品全体は楽しめたよ。面白かった」
「そう、それは良かった」
賽は、微笑みながら、純永を見つめていた。
「特に、最後の主人公の独白と、その後にメンバが再会するところが良かったね」
「ああ、そこは私も良かったと思う」
映画の感想を述べ合った後、二人の間にしばらくの沈黙が訪れた。賽は紅茶を飲みながら、外の様子を眺めたり、店内の人の流れを見回したりしている。純永は、映画の間、体調が悪くなったことについて考えていた。
辺りの様子を見終わった賽が、純永に視線を戻して、口を開いた。
「3Dの映画って、目の前に絵が飛び出て来ているように見えるじゃない?」
考え事をしていた純永は、コーヒーカップに視線を落としていたが、賽が話を始めたので、視線を上に上げた。
「あれって、本当は、つまり、裸眼で見た場合には、飛び出ているようには見えなくて、ただピンぼけしたようなブレた変な絵が見えるんだけれど、特殊な眼鏡を通してなら、そういう風に見えるでしょう。ということは、もし仮に、ここで言う眼鏡のような機能を果たすものが、ある個人の目に、厳密には目じゃないのかもしれないけれど、目か、視神経か、そういうところに備わっているとしたら、現実世界って、その個人には、普通の人とはかなり異なって見えるのかもしれないわ」
「うん…。そうかもしれないね」
純永は相槌を打ちながら、賽の鋭さに感心していた。明らかに、自分のことを視野に置いて話をしているからだ。
「情報量によって、情報の意味付けは、通常大きく左右される。情報が少なければ少ないほど、知ること、分かることは一見すると少ないように思えて、実は少ない情報しかないからこそ、分かることはあるのかもしれない。この場合、情報イコール分かる対象という言葉の定義からは、外れているけれど…。情報量をセーブすることで、発想されるもの、意味付けされ生まれるもの、そういう余剰の話ね」
「うん」
賽が言っていることの意味は、純永にはすぐに理解できた。それは、純永が何度も考えたことだった。
「何も無い大地の上にあるからこそ、太陽の存在が何よりも偉大に感じられる。今の地球の上でも、太陽の存在は偉大だけれど…、なんて言えば良いのかしら。因果関係の整序?偉大という観念は、とても人間的なもので、というか、観念というものが全て人間的なものなんだけれど、ある観念の、抱ける観念の総量に一定の限界があるとするならば、正しいかもしれないわ」
「でも、砂漠の上で見上げる太陽は、とても憎らしいだろうね」
「極めて人間的ね」
「ありがとう」
「えっ、何が?」
「手を握ってくれて」
賽は、その理知的な黒い瞳を、少し悲しげに変化させた。
「どういたしまして。こちらこそ、今日は映画に付き合ってくれてありがとう」
その後、二人は、食事をして、一緒に電車に乗り、純永が降りる駅が来たので、挨拶をして別れた。
四月になっても、夜の空気はまだ冷たかった。吐く息が少し白い。
ふと、純永は空を見上げる。薄雲の隙間で、星々が瞬いていた。その内の一つにフォーカスする。途端に、周囲のものは存在しないも同然となった。その直後、フォーカスを止めてみる。存在しなかったものは、曖昧なものとして再び視野に立ち上ってきた。
何かが存在するということと、存在しないということの間に、一体どれほどの違いがあるというのだろう。焦点を絞らないと、存在を認識できない。かと言って、焦点を絞りっ放しでも、沢山のものを見逃していく。
繰り返されるオンとオフ。
それはまるで、光の曲芸。
ふっと息を吐いて、純永は自分のアパートに足を向けた。
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