囚われた現実世界《リアル》~すずめ新海誠は解っていた⁉

 何というかアホやなぁ。と切実に思う。本当にすべてにおいて。昨夜、近況ノートにも書いたのだが、すべてが一気に馬鹿らしく思えてくる。何がって、この前提ですべてを覆したら、ここに至るまでのこちらのエッセイ文や、筆者自身の創作全般に関わるモチベーションのすべてが見直しを計らねばならなくなる。そう、すべてが作為的な出来レースにすぎなかった。例えば様々な小説コンテスト。内容はともかく売れれば官軍。結果的なことを言えば大量生産の在庫に耐え得る、ただ消費され尽くされるだけの薄っぺらい書き割りの物語の宝庫だった。そんなことは百も承知で皆、日夜頑張っている。でもそれって一体どうなんでしょうね。作者や読者である、あなたや君はそれでいいの?本当の幸せって何?別に万人に拍手喝采されなくてもいい。どこかの誰かと一瞬でも共有できる、最高にエキサイティングできる、そんな瞬間をめざして。ネットの文章小説でも、そして大きく捉えてアニメ映画とかでも、根っこであるそこはすべて一緒。


 先月、新海誠監督の新作アニメ映画「すずめの戸締まり」を観た。端的に言ってこの作者はやはり“解っている”のかな?と思う。どちらにせよ今、自然災害を映画の題材として選ぶことは非常に理に適っている、というか正しい。というより、誰もが経験したことのない想定外の事態が目下今現在、水面下にて進行中…。そのコトを思えば、要するに大ヒット作家のヒット映画というのは、ある意味で大きなヒントをくれるのだと思う。それこそ“現実は小説や映画より奇なり”です。要するに現実のリアルのすべては、つまる所、どこまでも作為的なフィクションにすぎない。だから日常的に公開されるアニメ映画とかに誰もが現実に通じ合う世界を感じて曲がりなりにも心動かされたりする。それはその作品自体が発出されるこの日常自体が、既に非日常でもあるからです。


 例えば、今ここにある日本という国が、実質もう存在していない亡国の国家だとしたら、どうする?それこそ谷口悟朗監督の「コードギアス・反逆のルルーシュ」も真っ青な流行りアニメの舞台ですよね笑。多分歴史は、ずっとその同じ事の繰り返し。パンデミックはプランデミック【計画的犯行】。それでも、おそらく有史始まって以来のシンギュラリティ的な何かが今現在、忽然と起こされようとしている。それは様々な話を突き詰めていくと一気にオカルト都市伝説系の香ばしさを醸し出す。だから誰も信じていないんですね。例え全人類の遺伝子情報が平然と書き換えられようと。あなたや私が体制側に黙々と従うロボット奴隷人間にされてしまおうと。おそらくは多分“戦争”はもう見えない形で、かなり前から計画され実質始まっている。


 それこそもうお馬鹿な異世界アニメ原作小説にうつつを抜かしてるような場合じゃあない。だって現実世界そのものが書き割りに描かれた映画や小説作品そのものなのだから。私たちは多分、ずっと誰かの手のひらの中で踊らされ続けていた、ただの井の中の蛙、いやずっと目隠しされていた羊の群れでしかなかった。なので本当は誰もが目を覚ましてその檻の中から抜け出さねばならないのですが……、現状この国のいわゆるコロナ脳、酷い感染症症候群を見るにつけ、あまり希望は持てないかもしれません。コロナ自体、ただの“壮大な思い込まされ”に、すぎないかもしれないのに。


 本当は解っている人は、もうとっくに“解っている”。ただその絶対数があまりにも少なすぎるだけ。誰も彼も何もおかしいとすら思わなかった。平成から令和になった途端、この世界中を翻弄した未曽有のウイルス感染症が蔓延って――。何もかもがそれ前提で、あたかもオセロが白から黒に全部ひっくり返るように怖ろしく綺麗に書き換えられ、世界全体が一瞬にして不気味に塗り替えられてしまった。でも今もう国の要人や大多数の芸能人すら本人はそこにいないとも言われています。まあ時の為政者によくも悪くも影武者は付き物。本当に嘘のようなホントの話。個人的にはおよそ10年ほど前から、そうした感慨の片鱗はずっと感じていて、だからこそこちらで掲載している全く売れない連載小説も、おそらくはその執筆の食指自体がピタリと動かなくなってしまった。だって現実世界がそっくりそのまま小説や映画の舞台なのに、なぜ二重にそれほど面白くもない架空物語をしたり顔で新たにしたためたりする必要がある?なので筆者は、本当はもうかなり前から頭を抱えてしまっていたのかもしれません。なのにそれを全くのなかったコトにして、何をどうしてドヤ顔で漫然と描けるというのでしょう。


 それでも前述の新海誠作品のように、そうした架空の物語をあえて描くことで、何かの気づきを与え、波紋の一滴でも広げることは出来るだろう。その意味でなら書き割りのエンタメ作品でも有効な意義を持つ。作者自身である私自身が、だから「幻影まぼろし」という枕詞を冠して“ルミナス=光り輝く架空存在”について小説作品をしたためたのには、曲がりなりにも、そうした思惑があった(それについては某アニコンの応募企画書に延々と書いたかも笑)。目下水面下で、したり顔で計画され行われているステルス戦争。未だにこれをただの陰謀論で済ませバカにして一蹴してしまう事も出来るのですが、それだといずれこの空怖ろしい現実世界に生きる一個の生命として必ずや詰むコトに。ここに蓋をして、ただアニメや漫画やゲームにずっとかまけ本来の魂を奪われたままでいると、誰かの何かの思うツボ。実際、日本において3S《さんエス》政策(Sports・Screen・SEX)なるものも戦後からずっと存在しているとか。だからその意味でも、すべてにおいてあからさまに作為的なものを感じてしまい商業ベースでの創作ステータスに加わる事に些かの、というか大きな疑念すら抱いてしまっている。とにかくお金や名声に徒に踊らされ、そこにすべて取り込まれてしまったらお終い。


 いずれは国もなくなり人自体も大多数がいなくなり、残された一握りの国民は声をあげることすら封じられ、アヤシイ液体を注射されて支配者の意のままに操られる奴隷人間にされてしまう。今、国内どこに行っても外国人だらけでしょう?それが一種の答え。例の液体を打った人たちがかなりの数亡くなり、救急車のサイレンは連日鳴りっぱなし葬儀屋も儲かりすぎて先の予定は埋まりっぱなし。タモリが某番組で言った【新しい戦前】とは、こうしたコロナ序章を経て今年、満を持してはじまるのかもしれません。なので今この瞬間だったら、まだ滑り込みで間に合うかもしれない。とにかく目覚めて。その気持ちは痛いほど分かるが、令和以前の、コロナ前の懐かしい日常風景に戻りたいなどという寝言は今すぐ捨てて。


 絵に描いたような文明批判ではないけれど、確実に今、あなたや私がすべきなのは、これまでのこの国の表面的なばかりの一抹の繁栄に綺麗に騙されないこと。目を覚まして、添加物盛り盛りのコンビニ弁当や甘いパンやペットボトル飲料など、市場に出回っている一切の加工食品を口にするのを今すぐやめること。スーパーで売っている生鮮野菜すら農薬漬けで危ないとすら言われている。おそらくは日本人がここまでのいわゆるコロナ脳にされてしまったのは、そうした添加物大国である、この国の時短食文化ファーストフードに慣らされてしまったが所以でもあると言える。何も考えず何も疑問に思わず。一切の言論が封鎖された統一管理社会が始まる……。


 減塩も大きな嘘。誰もが積極的に摂るべきなのは、ミネラルたっぷりの天然塩。そして本当は戦前の昔ながらの質素な日本食に今こそ戻るべき。戦後GHQ支配下で学校給食などが始まり、欧米の食文化が大々的に持ち込まれてから日本人の身体も脳味噌もおかしくなった。おかしいと思うことにおかしいと思えなくなった。多分そこからすべてが始まっています。納豆、味噌、豆腐、そして日本酒などの発酵食品はすべからく吉!梅干しの入った天然塩の塩おにぎり一個だけでも、おそらく大きな力になる。緑茶のカテキンもワクチン解毒には最適(ただし保存料のビタミンCが入った農薬漬けのペットボトル飲料は却下)。とにかく打ってしまった人は、解毒・解毒・解毒!で、自然免疫のアップを。最低16時間ほど何も食べないファスティングのプチ断食もOK。そしてお日様の光に当たる日光浴や、軽いお散歩程度の運動などをして、とにかく体温を上げて下さい。できれば睡眠時間もたっぷり取って。多分そうした諸々から、これまで以上に、まともな体力や思考力は当たり前に育っていくと思うから。


 おそらく未来はそこからきっとよくなる!ただ与えられた何かに興じるのではなく、自らの内側から生まれる生命の躍動感そのままの楽しみを何か一つでも見出して。そうした明るい自由な思考力や発想力、当たり前に自然に感じる心などがこの世の悪魔たちは本当に大の苦手。本来なら日本人は、いや人間は、大昔の縄文時代の魂に戻るべきです。嘘か真か、日本人こそは全人類のルーツであるとも言われている。心の底から自然発生的にあふれ出る幸福感。文字通り地に足ついた生活こそが、土着的な人としての本来の姿。今後は便利な都会生活ではなく、できれば不測の事態も考慮して自給自足の可能な田舎暮らしの方が断然よいです。都心に住むのはもう危ない。その意味でも、できればアウトドア、今流行りのソロキャンや森林浴などもおススメ。ああ、知る人ぞ知る、河森正治監督の某アニメ「地球少女アルジュナ」思い出す笑!思えば、そんな作品を描ききった氏ご自身も、ずっと何かを悟っていたのかもしれません。すべての生けとし生ける魂に幸あれ。



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