151~155
151話
(お題:[深夜]の[路地裏]で『仔狸』、『濡れる』を使ったツイノベ)
#twnovel
やあ。お前さん仔狸だね。こんな深夜に路地裏で、ひとりで何をしとるのかい?何、水たまりで遊んでおると?だから濡れておるのか。風邪をひいてしまうよ。お母さんが心配するから、もう山へおかえり。「梟おじちゃん、またね!」はいはい、またの。…ふう。夜の見回りも大変じゃ。
152話
#twnovel #10分の1ツイノベ
君の涙が僕が生きた証になる。
153話
#twnovel
幼い頃から動物を飼うのが好きだった。ハムスター、セキセイインコ、うさぎ、猫、犬、などなど。彼等と同じ時を過ごすことが何よりも楽しく、愛おしかった。最期の別れの度に、大粒の涙を流した。そして今、「あなた、やっぱり泣き虫なのは変わらないのね」これは、嬉し涙だよ。
154話
(お題:[夕方]の[本屋]で『たんぽぽ』、『光』を使ったツイノベ)
#twnovel
今日は夕方からの開店とした。半分道楽でやっている古本屋なので、別にいいだろう。看板を表に出すと、強い光の眩しさを感じた。美しい夕焼け空から目をそらし、足元を見やる。たんぽぽの花が一輪、寂しそうに風に揺れていた。明日からは店先の花壇の花と一緒に、水をやろうか。
155話
#twnovel #twnvday
「我輩の血を受け入れたこと、後悔しとるのだろう」半分は人、半分は竜に、なってしまった女。彼女自身が望んだ事ではない。だが、その横顔は穏やかだ。「後悔はあるわ。でも、ね。半分、竜になった事、嬉しくもあるのよ。貴方と、こうして話ができるんだもの」
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