146~150
146話
#twnovel
僕は、すぐに彼ら(彼女ら)と仲良くなった。お互い名乗って、自己紹介して、一緒に遊ぶ。ハルさんは、その様子を優しく見守る。時には、困った顔で喧嘩を仲裁したり、やんわりと諭したり。喫茶店は、半日限りの賑やかな幼稚園となった。
147話
(お題:[夜]の[神社]で『桜』、『炎』を使用した140文字小説)
#twnovel
近所の神社で、夜桜のライトアップをしているらしい。友人数名に声をかけたが断られてしまった。仕方なく、一人で夜桜を見に行く。彼方此方で桜がライトアップされる姿は、幻想的だ。場所によって照明の色が違い、風情がある。赤い光に照らされた桜は、燃え上がる炎のようだった。
148話
(お題:[夕方]の[教会]で『絵』、『雨』を使用した140文字小説)
#twnovel
突然の夕立ち。何処かで雨宿りできないだろうか。旅の絵描きは数軒の民家で頼んでみたが、全て断られてしまう。そんな彼を快く招いてくれたのは、寂れた教会の修道女だった。御礼にと、絵描きは教会のステンドグラスを背景に、修道女を描いた。「素敵な人だったわ」老婆は微笑む。
149話
(お題:『先生、自転車に乗り遅れて遅刻しました』)
#twnovel
「先生、自転車に乗り遅れて遅刻しました!」「潔い嘘だなー」「嘘じゃないです!本当です!」「じゃあ、どうやって自転車を走らせたんだ?」「え?…あっ!」「こんな雲の上の国で、自転車を走らせられたら見ものだなぁ」
150話
#twnovel #10分の1ツイノベ
檻の中の君達の方が幸せそう。
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