056〜060
056話
#twnovel
きょうは、おかあさんといっしょに、おかいもの。よるごはん、なにをたべようかなぁ。あ。おいも!おかあさん、これおいしいかな?ちょっときらいな、にんじんもはいってるけれど…。きょうは、がんばってたべてみる!そのひの、よるごはん、とってもおいしかったよ!
057話
(お題:「はじめまして」)
#twnovel #twnvday
「はじめまして」青年は爽やかに挨拶すると、握手を求めた。しかし、少女は応じない。何かを考える仕草の後、彼女は言った。「はじめまして、では、ない…ですよね…」あぁ、なんてことだ。君と俺は、今日が初対面となるべき関係だったのに。
058話
(お題:「タバコ」「お茶」「国」)
#twnovel
この国には二大名産品がある。「一服しませんか?」「いいですね」「じゃ、屋上でどうです?」「わかりました、鞄を取ってくるので後から行きます」「では先に行っています」五分後。「あれ?」「ん?」屋上に、お茶の入った急須と湯飲みを持つ男と、煙草の箱を手にした男がいた。
059話
(お題:「恋」をテーマに《しかしその語を使わずに》)
#twnovel
最近のわたしは、どうも変だ。彼の言動に過剰に反応し、一喜一憂してしまう。友人には「あんたも乙女だったのね〜」と、何故かニヤニヤと笑われた。どういう意味だ。この状態を、他人はなんと呼ぶのだろう。その答えを、わたしはまだ知らない。
060話
(お題:「未だに抜けない癖がある」)
#twnovel
未だに抜けない癖がある。「おい、ホノカ。また書き間違えてるぞ」隊長に差し出された書類を受け取り、目を通す。先ほど提出したばかりの報告書だ。「…すみません。書き直して、もう一度提出します」同行者の欄に書いてしまったのは、行方不明の相棒の名だった。
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