第13話 GOサインのタイミングは自分で決める
昨日、感想や書評を貰う勇気がまだない、と書きました。
が、少しばかり補足します。
既に半世紀以上を経た人生経験から、自分なりの思考&行動パターンはかなり把握しているつもりです。 しかも生まれながらに相当「内省力が強い」タイプであることも自覚しています。(潜在能力判定プロの知人も太鼓判押すくらい・笑)
なので、どのタイミングであれば最適なゴー!となるのか、その決断のタイミングはかなり直感的に決めるようにしています。
本業では、周囲からの批評やコメントを真っ直ぐに受け止められるようになるまで10年くらい掛かりました。
それは、自分の中で「ひとり反省会」して少しずつ学びながら、「それいま言わないで」「そんなこと言われなくてももう分かってる」を自分の中で全て解決できた後だったと認識しています。
その後、長い人生経験を経る中で「必要年数」は減っていますが、周囲から何を言われても、それがどんなに愛情が籠ったものであっても、「自分が納得していないと何も入っていかない&受け止められない」、
その状態では、せっかくのご助言もヒントも、受け止めて生かす余裕がないのです。
「恥ずかしい」とか「嫌な思いをしたくない」という気持ちもゼロではありませんが、でもかなり低いです。
この世界では匿名で生きていますので、恥ずかしかったら名前を変えてどこか別の場所で出直すことだってできるし、嫌な思いったって、相手の方のご指摘がごもっともなら、それは自分が引き起こしたことだから、受け止めることはできるだろうと思います。
一番怖いのは、「そんな批判をもらう自分が許せない」という強い内省が働いてしまうことです。 その結果、書けなくなる、これです。
カクヨムを戦いの場と決めて臨むのに(人気エッセイのタイトルにもありましたね)私はまだ鎧も剣も持っていないどころか、どの甲冑が自分を護ってくれるかさえ分かっていない。
適切な武器も把握できていない上に、心の支えとなるエールを送ってくれる応援団的な存在もない。
こんな丸腰で戦っては、相手にも失礼だし、勝てるわけもない。
そんな感じです。
戦うには、それ相応の準備が必要です。
例えそれが負け戦と分かっていても、次に繋がるような負け方だってあるはずだ、というのがいまのところの持論です。
言い訳じみて聞こえるかもしれませんし、他人さまから見たらそうかもしれない。
けれども、私は誰よりも私を知っている。
生まれてから死ぬまで、ずっと一緒です。
だから私は、自分の最適タイミングを自分で計って、ゴーサインを笑顔で出せる日は自分で決めます。
もしかしたら、次の連載がそうなるかもしれない。
現連載は既連載の続編であり、既連載に感想を頂くようお願いするにはあまりに話数が多くて申し訳ないし(全72話で25万字超)、内容も自分で反省する点が多過ぎるから。コンテストの締切に合わせるために、ムリムリまとめ上げたエピソードとか、展開とか、上げたら切りがない。
けれどもじゃあ 今から直す気があるかと自問すると、無理です。 愛着はあるけれど、直したら切りがない。そんなくらいなら、別の作品を書いた方がいい。それくらいエネルギーを要する作業と分かっています。
次の連載もたぶん話数は多いし、突っ込みどころも満載だけど、うーん
と考えて気付くのは、「書評を専門とする方に読んで頂けるレベルのものを書く」という素晴らしい目標を 既に頂いているのだという事実です。
この時点で、実は私の中でゴーサインはもう出ているのかもしれません。
これを読んで、勇気のない情けない奴だと思って頂いても構わない、ああ同類だと
大事なのは、自分の人生のハンドルを自分で握ること、そして最後まで諦めないことだと思います。
もし、少しばかり勇気を出したらゴーサインが出せそうだと思ったら、どうぞご自分のタイミングで 一歩踏み出してください。その背中を見ながら、私も進みます。
私は、いつか必ず、 書くことだけで生きていきます。
それだけは 必ず、 実現します。
神様のお迎えは、 それが叶うまで待って頂く予定です(#^^#)
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