異性なんて星の数ほど(140文字小説)
戸松有葉
異性なんて星の数ほど(140文字小説)
友人が失恋した。面倒だが慰めるために言う。
「女なんて星の数ほどいるんだから」
「星は多くても、全部遠いだろ! 彼女は俺の太陽だったんだ!」
酒をあおる友人。面倒ではあったが、ここは友のためだ、本腰を入れて悟らせてやろう。
肩を強く掴むように叩き、
「太陽もめっちゃ遠いぞ」
(了)
異性なんて星の数ほど(140文字小説) 戸松有葉 @anakamasyouta
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。