胸の中の君
宮野朱夏
第1話
風の中に君の全てが、詰まっている。
匂いも、仕草も、影も。
『今度は何処に行こうか?』
うんとも、すんとも言わない君に。
僕はどんな顔をすればいいのか。
『じゃあ、海に行こうか』
胸の中にいる君はどんな顔をして喜ぶのか。
考えるだけで踊ってしまう。
エンジン音を響かせながら、思い出の場所へと
車を走らせ、陽の光に包まれながら足に力を入れて君と過ごした時間へと向かうのであった。
胸の中の君 宮野朱夏 @hinano_runa
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