第90話 未来への贈り物

居間に集まった一堂にリーファが、自分のモンスターコフィンを見せる。

「・・・・・・え~と、リーファのコフィンができたって事?」


進太郎にしてみれば、モンスターコフィンは相手と絆が結ばれた証

みたいな物であった。


「はい、旦那様と過す内に授かりました♪」

ポッと頬を染めるリーファ。


「・・・・・え、え~とじゃあちょっと貸して貰えないかな?」

気まずくなりながらも、リーファからコフィンを受け取る。


すると、コフィンが音を立てて青いドラゴンのおもちゃみたいな物に変形した!!


西洋のドラゴンと言うよりは、胴体の部分に金色の鎖が巻き付いた

東洋の龍みたいな形のコフィンは進太郎の手から飛び上がった。


「え!!コフィンって、変形とかするんでちゅか?」

アニーが驚く。


他のメイド達も驚いていた、リーファのコフィンは周囲を気にせず

進太郎の頬にすりより懐いていた。


「まあ、パパの事が好きなのね♪」

リーファが、微笑む。


「いやパパって、待て!!俺はまだ童貞だ!!」

思わず、カミングアウトする進太郎!!


ピギャーと電子音っぽく鳴いて肯定の意思表示をするコフィン。


「コフィンは絆で結ばれた証、我が子のようなものですわ♪」

リーファが語ると同時に、他のメイド達との間にできたコフィンも

一斉に変形して進太郎にじゃれつきだした。


進太郎が何とか号令をかけてコフィン達を、名の通りの棺桶型に戻す。


そして、魔王ドライバーにセットして変身しようとするとバックルが

爆発しリーファのコフィンが飛び出した。


「・・・・駄目じゃ、エラーじゃよ。」

おじいちゃんこと、魔王ドライバーが語る。


十数年後、リーファのコフィンで作動する変身ベルトをリーファと

進太郎の息子が身に着けて戦う事になるとはこの時はわからなかった。






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