第66話 事件のフラグ

星雲警察博物館が襲撃される1週間前、進太郎達が雪山領に出かけている頃。


宇宙ではアースジャック・クルーの一派であるネズミ型宇宙人の犯罪組織。

その名もチュチューがアジトにて恐るべき計画を企てていた。


紫色の宇宙チーズをほおばりつつ、首領である黒いネズミドン・チフス

が語りだす。

「宇宙を仕切るには、星雲警察やヒーローが邪魔だな。」


チフスの言葉に眼鏡を掛けたネズミが

「ただでさえネコトラマンや、猫科の宿敵が多すぎますよドン。」

ネズミは猫に弱いのは宇宙でも変わらないらしい。


「だが、俺達は猫を越えて宇宙を仕切る!!」

ドンが吠えると構成員達も吠える。

そんな中、突然白スーツの地球人らしき目に力のある精悍な初老の男が

ドンの隣に現れる。


「・・・・・・おう、シムルの先生か・・・・・・驚かされるぜ。」

ドンが白スーツの男をシムルと呼ぶ。


「・・・・・・ふん、手筈は整っているだろうな?」

シムルと呼ばれたは意に返さず、ドンに顎で話の続きを促す。


「ああ、地球のヘルグリム帝国の領事館からデモンプキンを奪いその次に

バーグ星へのカチコミだろ?抜かりはないぜ!!」

ネズミ達は、シムルと言う男の入れ知恵で動くらしい。


ネズミ達はやる気を出して盛り上がってる。

シムルは冷めた目でネズミ達を見て


「・・・・・・そうだ、あのデモンプキンは食った生き物を巨大兵器に変える。」

デモンプキンは、ヘルグリム帝国以外の生物にも巨大化させる力がある。

「で、バーグ星の警察博物館には何があるんで?」

チフスがシムルにたずねる。


「そこには天界の鎧と呼ばれる、星雲刑事達のバトルスーツの基となった鎧がある。

俺の世界から、こちらに渡った骨董品だがそれを返してもらう。」

そうチフスに答えるシムル。


「任せておくんなせえ、俺達チュチューに奪えねえものはねえ!!」

シムルの言葉の意味など気にせず、チフスは答え手下達と宴会を始めた。


この翌日、亀戸のヘルグリム帝国領事館の厨房から大量のデモンプキンが

強奪され星雲警察博物館襲撃へと繋がっていく。



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