百婆の修行によりパワーアップした進太郎と元気。

学校に通いだした二人を待っていたのは、百婆の修行よりも手ごわい

学生の強敵である期末テストだった。

「・・・・・・学科試験、勉強してねえ。」

元気が落ち込む、元気は勉強が苦手なタイプであった。

「かぱ子さんは、勉強見てくれてありがとう。」

進太郎はというと、家に帰ってからかぱ子に連絡して

かぱ子に勉強を見てもらい学科対策はしていた。

「クラスから落第生を出さない為なんだからね！！」

かぱ子が元気の勉強を見つつ返事をする。

「お二人とも、お久しぶりですわね～♪」

アイリーンは相変わらずふわふわしていたが、成績は普通。

「試験？あんなものゲームだろ？」

こまはテストの成績は良いタイプだ。

魔王部の仲間と合流した進太郎達は、元気のみ学科は赤点ギリギリだった

がクリアーに成功した。

実技は試験と言う名の団体戦バトルであった。

誰もが切磋琢磨し昨日より強くなっていた試合はどれも激闘であった。

そんな中でも進太郎達、魔王部は個人の試合では負けもしつつ勝ち進み

「嘘だろ、光の力を手に入れたのに！？」

決勝の先鋒で出た進太郎が、運悪く女子相撲部のエルザと対戦。

光の力を手に入れても、聖なる力に弱い体質は改善されたわけではなく

仏壇返しで倒される。

見方を変えるとラキスケなのだが、バトル大会でラキスケどころではない。

三勝二敗の戦績で優勝し、学科と実技の期末テストを乗り切ったのだった。

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