第56話 心の旅元気編 炎のリング

進太郎が自身の光を得た頃、元気も己の心の中を旅していた。


イスラム教の地獄のように炎が燃え盛る世界だった。


赤い、朱い、アツイ!!


周囲が赤く燃えている、炎しか見えない世界。


そんな世界を元気は進む、ただ漂う何てことはしない。


炎の中を犬掻きのように掻き分けて進む。


「どんな所でも俺は、熱く燃えていく!!俺の情熱は消えない!!」

炎に負けず熱血志向で己の道を行く元気、元気があれば何でもできる!!


名は体を現す如く進む。

「危ぶむな、危ぶめば道は無いって偉い人が言ってた!!」


元気と言う少年には迷いが無かった、あまり考えないという事でもあるが。


そして元気の進む先には、プロレスのリングがあった。


マットもロープも、ポストも燃えている炎のリングだ。


どっちが赤コーナーか青コーナーかわからない。


リングの上には、燃え盛る炎の巨漢が待ち構えていた。

巨漢が指を自分に向けて曲げて、元気を手招きする。


それに対して元気は迷わず挑発に乗った!!

「お前が相手か、行くぞ!!」


リングがどんなに燃えていようと構わずポストに飛び乗り

乗った先から巨漢に向けてドロップキックを放つ元気。


だが巨漢は元気の足を掴み、捻り倒して元気の腰に馬乗りに

跨ると元気の両脚を脇で抱え込み足を反り返して締め上げた!!


逆エビ固めを受けても元気は耐える、足腰を痛めつけられ胸も苦し

いが耐える、ギブアップはしない!!


元気は、痛みに耐えつつ腕に力を入れるそして無理やり倒立して

前転し巨漢を投げ飛ばす!!


だが、無理やりに逆エビを解いた元気の意識体は反撃に移ることなくダウンした。














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