6月の留学生編

第34話 校長、切れる!!

東京遠足も終わり6月に入った、桃ノ島。


国立ヒーロー学園高等部桃ノ島分校の校長室では、サミュエル校長が

モニター越しに会話をしていた。


「・・・・・・貴様は私の胃を破壊する気か?」

そう言って、校長はモニターの先にいるイケメンな白人男性を睨む。


「アメリカ本国のジャスティスアカデミーでも壊れなかったじゃないか(笑)」

金髪にアホ毛を生やしたイケメン白人男性、アーサー38世は笑顔で返す。


「地獄へ墜ちろブリテン野郎!!貴様も学生時代から何も変わらん悪ガキだ!!」

ブチ切れる校長、必殺の巨大十字架を取り出して振り上げる。


「やれやれ、そちらも変わらない教官殿だ僕は大人だからスルーするよ♪」

グレートブリテン魔法王国、通称MKの国王は笑顔を崩さない。


「貴様AAAAAAAッ!!今すぐそっちに乗り込んでスーパーヒーロー着地で貴様の

王宮をぶち破り頭をカチ割ってやる!!」


校長は顔を赤くして全身から湯気を出して怒り狂った!!


「怒っても無駄だよ、娘は君の所へ留学させるから(笑)」

あくまでも校長をからかうのを止めないアーサー38世であった。


この後、血圧が急上昇して倒れた校長の残した言葉は

「・・・・・・・ゆ、勇者が来るっ!!」

であったという。





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