第30話 怪獣ゲームを攻略せよ!!前編

与えられた部屋に荷物を置き終えた主人公一行は、リビングで

女帝メルティのお茶会を楽しんでいた。


そんな折、メイドがメルティの影から現れメルティに耳打ちした。

「・・・・・・進君、皆さんも聞いてください。東京の四方がヴィランに包囲されました、直ちにこれを迎え撃ちに出撃します。」


メルティの言葉に全員が頷くとメルティは作戦を告げる。

「私達は、お相撲さんチームとに東京湾に出現した怪獣を迎え撃ちます。」


「他の地域はそれぞれ、プロヒーロー達と他校のヒーロー科の学生が対応するので

怪獣退治に専念して欲しい。」


メルティの言葉を引き継ぎ勇一が、モニターを操作するとニュース番組で

東京を膝元とする、野球、サッカー、ラグビー、プロレス等のヒーロースポーツ

チームやプロのヒーロー達が各方面で敵と激戦を繰り広げていた。


北区などの県境の戦線は、埼玉のヒーローも加勢に来てムカデ忍軍を容赦なく

挟み撃ちにしていた。


八王子や福生の戦線は、忍者とサッカーヒーローチームが押し返していた。


江戸川区ではイプシロンに対して、ヒーロー野球チームの東京アトラスの選手達が

魔球や秘打に殺人スライディングなどの超人プレーで次々と怪人達を撃破していく。


「・・・・・・東京は、防衛力が厚いな。」

こまが驚愕する。


「私達も、先輩に負けてられないわ!!」

かぱ子は闘志を燃やす。


「私も本気出していきます!!」

アイリーンも燃えていた。


「先輩達は凄い、だからこそ燃えるぜ!!」

元気は、心だけを燃やした。


チーム魔王も、東京湾へたどり着くとヒーロー力士軍団が無双していた。


ずらりと並んだ力士達の鉄砲から放たれたエネルギーが、三匹の暴れる怪獣の

火球や光線電撃などを弾き返すのみならず怪獣達の上陸を阻止していた。


それでも進まんとする怪獣達に、今度は力士達が一斉に横を向き四股を踏む。

四股から放たれた衝撃波が大地を走り海を貫き怪獣たちを海の中へと転倒させる。


「・・・・・・凄い、そして力士の皆さんのオーラが痛い!!」

変身した進太郎が、敵の攻撃ではなく味方の気に当てられる。


それもそのはず、相撲は神聖な国技でその頂点の横綱は現人神。


力士達は、神の使徒!!


力士の四股は、悪霊や妖怪を退治して場を清める神聖魔法っ!!


ゆえに魔族の血を引く進太郎にとって、この戦場は地獄だった。


三匹の怪獣、光線を出していたのはロボットのような金属質な怪獣はメタルジョン。


電撃を出していたのは、全身にとげの生えたガマガエルのプラガマ。


火球を吐いたのは両肩と頭頂部が火山のようになっているレッドマグマ。


どの怪獣も50メートル級の凶悪なクリーチャーだ!!


「来たか、学生さん達!!」

と、進太郎達を大声で呼び手招きする巨漢の力士が一人。

力士軍団を指揮する大関、琴力ことちからだった。


「学生さん達が来てるってのは、聞いている。守りは俺達に任せて

君らでいっちょあいつらにぶちかましてきなさい(笑)」


琴力関は笑顔で言う。


「・・・・・・では皆さんの胸をありがたくお借りいたします。

行こうぜ皆!!」


進太郎が纏めてチームが応と頷くと、チーム魔王は怪獣達に向かっていった!!














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