第9話 触察
幼馴染「魔王さんって引きこもりですよね」
魔王「う……ま、魔王たるボクに対して何てことを」
幼馴染「事実じゃないですか。現魔王が引きこもりで世間知らずだなんて、魔界の将来が思いやられます。でも安心してください。私が色々と、手取り足取り体取り教えてあげますからね」ワキワキ
魔王「そ、その指の動きは何だい。すごく嫌な予感がするんだけど…」
幼馴染「問答無用っ」ガバッ
魔王「ぎゃー!」
幼馴染「魔王さんは世間知らずな上に体力も皆無ですからねぇ。まずは触診です。色んな部位をじっくりとヤらせていただきます」
魔王「ぎゃー! ぎゃー! ぎゃあああああああ!」
幼馴染「大人しくしてください! 指が入れにくいじゃありませんか!」
魔王「ぎゃあああああああ!」
女史「……助けてあげないんですか?」
メイド「これに懲りれば、魔王さまもサボり気味の体力訓練の重要性を感じるでしょう」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます