第7話『親心』

「もう少しして帰ってこなかったら俺が何か作るよ」

「隼人さん、お料理ができるんですか?」

「ああ。小学生の頃は両親が共働きで……。父さんはいつもだけど、母さんも仕事が遅いときには、俺が夕飯を作ってたよ」

「今、お母様は……?」

「優秀な若い人が入ったからって辞めたよ。まあ、父さんの稼ぎも良くなったし……家事や趣味に尽くしてもいいだろうってお互いに思ったかららしい」

「そうですか」

 奏ちゃんは納得してくれたようだった。

 しかし、今の俺の発言。つくづく女の子のような扱いをされる要素が揃ってきているな……。スイーツも作るなんて言ったら、奏ちゃんにも『女子として生きていける』と言われそうで怖い。

 そんな俺とは対称的に、優奈は作るのは苦手で食べる方が専門。さっきの荷物運びで疲れた今の状態だと、俺と妹の料理のスキルをスワップしたいのだが。

 もし、妹が料理をするようになったらどんな感じなんだろうか。


『お兄ちゃんのために作ったんだよ。か、感謝しなさいよね。ほら、あ~んして?』


 ――なんだ、今の幻覚は。

 俺はそこまで優奈に求めているのか? 料理を作るならまだしも、妹に食べさせてもらうなど……。あいつにそれだけのポテンシャルがあるのか。

「お腹減った……」

 部活帰りで荷物の整理をしたんだから、優奈がそう呟いてしまうのもしょうがないか。今のこの様子を見ると、優奈がご飯を作るなんてまだまだ先の事だろう。

「もうちょっとだけ待とう、優奈」

「うん。それにしてもお母さんは……もぅ」

「ごめんね、奏ちゃん。母さんさ、けっこうマイペースなところあるから」

「いえ、そんな……私は全然大丈夫です」

「そっか」

 窓の外は既に暗くなり始めている。普段であれば、キッチンからは包丁で野菜などを切る音だったり、何かを煮込んでいる音だったり……何かしらの料理の音が聞こえてくるけれど、今日は全く聞こえてこない。意外と寂しいもんだな。

『ぐぅ』

 聞こえてくるのは、誰かさんのお腹の音だけ。

 優奈に空腹による脱力と母親が帰ってこない苛立ちが交互に現れ始めている。

 それに、男の俺が奏ちゃんの部屋に長居してしまってはいけないと思い始めてきた。料理を口実にして外に出るか。

「しょうがない、夕飯作るか。奏ちゃん、好きな料理ってある?」

「私のですか……?」

「いや、今日は奏ちゃんが家に引っ越してきた記念にさ……何か好きな食べ物でも作ろうかなって」

「好きな食べ物ですか? ええと……」

 奏ちゃんは右手の人差し指を軽く唇に触れさせながら考えている。不覚にもそんな仕草がよく似合っていて可愛いなと思ってしまった。

 女の子ってスイーツが好きな人が多いけど、料理についてはどうなんだろう? 俺はカレーライスとハンバーグなんだけど。いや、それは少年の好きな食べ物だな。

「オムライスが大好きですね」

「オムライスか……俺も好きだな」

「まわりのふわふわの玉子が凄く好きなんですっ!」

「たしかに、専門店のオムライスだと、チキンライスを包む玉子がふわふわしていて美味しいんだよね。もちろん包むのも上手だし」

「そうですよね。私、チキンライスも大好きで……」

 うん、結構ベーシックな料理で良かった。

 しっかし、女の子はやっぱり好きな食べ物の話になると目を光らせるな。

「なるほどな。じゃあ、他に何か好きな食べ物はある?」

「そうですね……。ハンバーグとか?」

「……好きだよ」

「ふえっ?」

「俺も好きだよ、ハンバーグ」

 やっぱり女の子もハンバーグ好きだよな! 俺は心の中で静かに喜んだ。

 奏ちゃんは何故か赤面していた。いつの間にか、俺から視線を逸らしていた。

 そんな様子を優奈が横からじっ、と見ている。

「私もオムライスとハンバーグは好きなんだからね!」

「お、おう……そうか」

 奏ちゃんの好きな食べ物はオムライスとハンバーグか。この二つって幅広い世代に親しまれている料理だったんだな。安心した、これなら作れる。

「じゃあ、材料があるかどうか確認して、足りそうだったら作るから。優奈と奏ちゃんはゆっくりしてて」

「あ、あのっ!」

「ん?」

「私に、お料理のお手伝いさせてもらえないでしょうか?」

「そ、そうだね……」

 どうする? この場面。

 こんなに可愛い女子が料理を手伝いたいと言うのだから、普通ならば遠慮なく……むしろ喜んで承諾する場面だと思う。

 だけど、奏ちゃんはついさっき引っ越してきた身なんだ。ここはゆっくりして欲しいところである。

 だが、奏ちゃんは未知の病を持っている。それはちょっとしたことで症状が現れてしまうのだろうか。ここで遠慮してしまうことで、その引き金となってしまうのだろうか。

 いや、奏ちゃんを病人として見ては失礼だな。

 でも……どうしようか。

 手伝ってもらうか、休んでいてもらうか判断の難しい状況だった。

「奏ちゃんは料理が出来るの?」

「少しだけですけど、お母さんの料理の手伝いをよくしていましたし……」

「そうなんだ」

 つまり、手伝ってもらう分には問題ないと。

 同時に何だか優奈からとても鋭い視線が感じたのだが……気のせいだろうか。

 そうだな、本人がしたいと言うのだからその気持ちを尊重して――。


「ただいま~」


 今までの俺の悩み、そして葛藤を全てぶち壊す一言が聞こえた。

「あれ~? 誰もいないの~?」

 穏やかな口調で言う声が、一階から聞こえてくる。

「いや、いるよ」

 奏ちゃんの部屋を出て階段をゆっくり下りるとぱっと見、二十代後半の女性の姿が見える。そう、この人こそが俺達の母・新垣さとみだ。優奈と並んで歩くと年の離れた姉妹とも言われるらしい。

「今日は駅前のデパートに行ってね、夕飯を何にするかで凄く迷っちゃったの」

「迷ったってどういうこと?」

「だって、今日は奏ちゃんが引っ越してくるっていうからその記念にと思って」

「なるほどね。それで、何買ってきたの?」

「やっぱりおめでたいからちらし寿司にしてみました!」

「寿司か……うん、なかなかいいんじゃないかな」

 俺はちらし寿司は大歓迎だが、奏ちゃんの反応はどうだろう?

 背後からはこちらへ近づいてくる足音が聞こえる。

 振り返ると奏ちゃんと優奈が並んで下りてきていた。こうみると、奏ちゃんの方はほんのちょっと背が高い感じがする。

「あら? 大きくなったわね、奏ちゃん」

「私、良く覚えてなくて……は、初めましてっ! 桐谷奏と申しますっ! 今日からよろしくお願いしますっ!」

「奏ちゃんすごく可愛い!」

 と、母さんは絶叫しつつ奏ちゃんをぎゅっと抱きしめた。

 どうやら、奏ちゃんは誰かと初めて会うときに凄く緊張してしまうようだな。まあ、大きな声で返事ができるから大丈夫か。

 今、この場面だけ見ていると年の離れたお姉さんが、久しぶりに再開を果たした妹を抱きしめているようにしか見えない。息子ながら、そう思ってしまう。

「ええと、そのっ……!」

「うんうん、このふわふわしてる感じがたまらないのよね……」

「ふわふわって……はうっ」

 奏ちゃん、完全に戦意喪失だな。しかも、どうしたらいいのか分からなくて、目線も明後日の方向に向いてしまっている。

「母さん、いきなり抱きしめるのはやめろ」

「だって可愛いじゃない!」

「可愛ければなんでも抱きしめていいもんじゃないぞ。それともあれか、可愛い美術品が飾られていたらそれも抱きしめるのか? 抱きしめないだろう?」

「……抱きしめたいな、お母さんは。可愛いことは正義だもん」

「はいはい、そうですか」

 やはりどこか抜けている母親だ。まあ、このくらいで済んでいるからご愛敬ということで丸く収まっているけど。

 まさか、母親が普段から色々なことに可愛い可愛いと連呼している所為で、俺がこんな風になったのか? そういえば、昔から母親から可愛いと言われ続けたような。

「お母様っ、あの……苦しいです」

「ああ、ごめんなさい。奏ちゃん、気持ちよかった?」

「……ええと、柔らかくてとても気持ちよかったです」

「そう。奏ちゃんも柔らかくて、とても良い匂いがしたよ」

 満面の笑みを浮かべている母の姿を見て、自分がしたことには何の問題もないと思っているだと確信した。優奈も流石に苦笑いするしかないようだ。

「奏ちゃん、今日はちらし寿司買ってきたって。大丈夫かな?」

「ええ、お寿司も大好きなので嬉しいです!」

「良かったな、母さん」

「引っ越し寿司って言うくらいだもんね!」

「……それを言うなら引っ越し蕎麦じゃないか?」

「私……お蕎麦も大好きです!」

「……さっぱり系も好きなんだね、奏ちゃんは」

 とりあえず、母さんが帰ってきてくれて良かった。やっぱり夕飯に迷っていたのか、だったらいいか。

「それじゃ、夕飯の支度するから……隼人、手伝って?」

「ああ、分かったよ」

「優奈と奏ちゃんはできるまでゆっくりしていてね」

「はい、分かりました」

「奏、私の部屋に行こう?」

「うん」

 優奈と奏ちゃんは二階へ上がっていった。

 今度は手伝いたいって言わなかったな。さすがに母さんには言えなかったのだろうか。まあ、それはいいか。

 俺は母さんの横で夕飯の支度をする。

 すると、母さんがお吸い物を作ってほしいと言ってきた。どうやら、母さんはちらし寿司以外にも茶碗蒸しとかも買ってきたらしく、それらに合わせた汁物を作って欲しいんだとか。

 もちろん、俺は断ることなくお吸い物を作る。ああ、こういう所も女子っぽいんだろうなぁ。つくづく、俺の行動に男らしさがないことを思い知らされる。

 そういえば、母さんが帰ってきたら話したいことが色々とあったので、俺は切り出してみる。

「……つうか、どうして言ってくれなかったんだよ」

「え?」

「奏ちゃんの引っ越しのことだよ。別に前々から言わなくてもいいから、せめて昨日にでも言ってくれれば俺も心の準備ってやつができたんだけど」

「だって驚いて欲しかったから」

 母さんは笑顔でそんなことを言ってきやがった。

「驚いて、って……これは遊びじゃないんだぞ」

「でも驚かなかった? あんなに可愛い子が家に引っ越してきたなんて」

「たしかに可愛いとは思うけれど……」

 驚いたのは意外と近所の人だったってことだ。あと、家に引っ越してくる前に奏ちゃんと一度会ってるから更に驚いた。どこか遠くに引っ越すんだろうって思っていたから。

「でしょ? やっぱり可愛いわよね、奏ちゃんって」

「何だよ、自慢の娘みたいな言い方して……」

「うふふっ。でも、まだ他に不満に思っているんじゃない?」

「あるよ。たくさんな」

「へえ、優しい隼人がそう思うなんて……珍しいわね」

「別に俺は優しいと自覚したことはない……」

 ふふふ、と笑みを漏らす。ああ、こんな話をしながら母親の隣で料理してるなんて……ますます女子の要素が浮上してきているな。

 まあ、決して女子扱いされることを受け入れるつもりはないけど。

「それで? 何が不満なの?」

「何か……俺の知らないところで全てが動いていたって感じがして」

「でも、高校には桐谷さんと私から電話を入れておいたはずよ? 今日、先生から話しはなかった?」

「ああ、先生と話す機会はあったけどさ……」

 告白されたよ。『男の娘』として好きだって。

「奏ちゃんのことは話さなかったの?」

「いや、色々あって……奏ちゃんのかの字も出なかった」

「そっか……それはごめんね」

「別にいいよ、奏ちゃん悪い子じゃなさそうだし」

「でも……聞いたでしょ?」

「ああ、医者でも診断できない未知の病のことか。奏ちゃんの御両親から聞いたよ。優奈はまだ知らない。もしかして、母さんはそれも?」

「もちろん知ってた」

「それを知った上で家に住むことを許したって事なのか?」

「……そうだね」

 母さんは笑みを浮かべながらそう答えた。

 しかし、俺には今の母さんの答えにも態度にも納得できなかった。

「俺には分からない。奏ちゃんの御両親にも怒ったけど……それって、家族としてあっていいことなのかって。今でもそう思ってる」

「桐谷さんにも色々と事情があるのよ。急に海外転勤をするなんて言ったら、私も隼人と優奈を日本に置いていくと思う」

「母さんも同じようなことを言うのかよ!」

「落ち着いて、隼人」

「……だって、俺や優奈ならまだしも奏ちゃんは心に病気を抱えてるんだぞ? なのに、そんな娘を置いていくなんてやっぱり考えられない!」

「……隼人、あなたの言っていることは分かるわよ。でも、そのことを考えた桐谷さんはきっと苦しかったんだと思うよ」

「だったらどうしてここに……ここに奏ちゃんはいるんだ!」

 俺は再び湧き上がってきた怒りを母さんにぶつけた。それは単なる身勝手なやつあたりに過ぎないことだってことは分かっていた。

 母さんの顔を見るや否や、俺の左頬に痛みが走った。

「隼人、今……あなたは酷いことを言ったわ」

「えっ……?」

「それって、奏ちゃんを病人として差別していることになるわよ。奏ちゃんだって普通の女の子なの。それは隼人も分かっているはず」

「……」

「隼人は優しいから、奏ちゃんが病気を抱えているって知ったとき……気づかない間に桐谷さんのことが悪魔のように見えていたのね」

「そう、なのかな……」

「……それを見越して私は隼人が優しいって言ったのよ」

「……」

「桐谷さんは信頼できるこの新垣家に頼んだの。同じクラスメイトの優奈もいる。もちろん隼人もいる。私についてはどうか分からないけど。桐谷さんはきっと辛かったと思う。奏ちゃんに対して罪悪感も生まれたと思う。でも、きっと……親心で一番に信頼できる人達と同じ家に暮らさせてもらおう。その気持ちはあったはずよ」

「利明さんは言っていた、俺の存在が必要だって……。それが、奏ちゃんの抱えている病気に繋がっているって」

「そのことについては聞いてなかったわね」

 俺ははあっ、と一つため息をついた。

「一番に奏ちゃんのことを考えてなかったのは俺だったってわけか……」

 あの時、何て酷いことを俺は言ったんだろう。

 俺が怒った人間は立派な親だったんだ。娘のことを大事に思わないわけがない。

 それを俺は奏ちゃんが病気を持っていると知ったときに忘れていたんだ。俺はこの両親は酷い人たちだと自分の中で勝手に変えていたんだ。

 ここが、大人と子供の差なのかな。

 俺は痛感した。文字通り、さっき頬に走った痛みの瞬間に。

 そして、母さんは奏ちゃんのことをきっと、自分の娘のように大事に預かると決めた。だから、奏ちゃんが階段から下りたときにぎゅっと抱きしめたんだ。自分自身にけじめをつけるために。

 気づかない間に流した涙は、目の前の吸い物に溶け込んでいった。

「泣いてどうするの? 奏ちゃんが見たら悲しむわよ?」

「別に……泣いてなんかない」

「今の姿、本当に女の子っぽいわよ」

「……うるさいな。俺にはこの家にいる唯一の男だっていう自覚があるんだよ」

 俺はそう言いながら、必死に涙を拭った。

「それに、空き部屋があるのは……何だか寂しいから。奏ちゃんが来てくれて私はよかったって思ってるわ」

「確かに寂しい……よな」

「何でも前向きに考えなきゃダメよ」

「……でも、奏ちゃんは未知の病を抱えているんだ。利明さんと話していると、俺がそのことに関わっているような気がしてならない。もしかして、俺といることで奏ちゃんの引き起こす症状が現れるんじゃないかなって思うんだよ」

 自分の持っている不安を全て母さんにぶつけてみる。奏ちゃんの持つ『未知の病』が他人事でなく本当に俺の身近にある存在に思えるのはこのためだ。

 あの優しそうな奏ちゃんからはまるっきり想像できない。だからこそ、怖い。そう思ってはいけないのは分かっているけど、思ってしまうんだ。そして、その全ての責任を俺が取らなくちゃいけない気がして。

 本当にそう考えると、一番酷く考えていたのは自分だったと思い知らされる。

 そんなことを思っていると、母さんはやんわりとした笑顔を浮かべる。

「まあ……それは、なるようになるってことでいいんじゃない?」

「……えっ?」

「だって、隼人が知っている奏ちゃんは、あの優しくて大人しそうな奏ちゃんなんでしょ?」

「……そうだけど」

「だったら、それでいいのよ。それに、普段からそういう事を考えてると、せっかくの奏ちゃんの可愛い笑顔が台無しになっちゃう」

「そんなもんなのかな」

「……きっと、隼人は奏ちゃんのことを任されて、何かあったときには自分が責任を取らなきゃいけないって感じてるんでしょ。そう思える優しい隼人なら、奏ちゃんに何か起きたときにもちゃんとした対処ができるって」

 母さんはそう言うと、夕飯のちらし寿司を皿に盛り付け始めた。

 やっぱり、親というのは自分の子供のことなら何でもお見通しなんだな。俺の考えていたことを見事に当てて、更には俺を元気づけることまで言えるなんて。やっぱり、親ってすげえや。

 そうだな、今から悩んでいてもしょうがない。

 俺の知っている奏ちゃんは、優しい雰囲気が印象的な女の子なんだから。

「そういえば、お吸い物はできてる?」 

「ああ、もうできてるよ。砂抜きされていたハマグリがあったからそれを使ってみた。ハマグリから良い出汁が取れてて美味しくできてると思う。けっこう自信があるよ」

「さすがは隼人。いい主婦になれるわね」

「……あまり聞きたくない言葉だな。今日は特に聞きたくない言葉だ。……あと、漢字が間違ってる」

「うふふっ。……じゃあ、配膳でもして」

「ああ……」

 俺は食卓の配膳をした。

 それから奏ちゃんの引っ越し記念の食事会が行われ、主役の奏ちゃんはどの料理にも満足をしてくれたようだ。

 久しぶりに四人で食べる食事は何だかいつもよりも温かくて、いつもよりも会話が弾んで笑い声も大きくなって。

 何よりも飯がいつもよりも美味く感じた。奏ちゃんは最初こそ緊張してはいたものの、少しずつであるが笑みがこぼれていった。

 食事が終わった頃、俺はふと父さんは今頃何をしているのだろうかと思うのだった。

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