モーターサイクリング

傷ついた手の甲を舐めて

ボリューム上げます風の歌

曇りと別れた日にもう一度

スピードとトッカータで耳を打つ


かすめられないよ硬い殻に

入る温もり諸説なく

見えないことでさえも

声で名前を付ける世も末さ


買った一つの味で

感情を振り回す

春のため息なんて

人肌で変えてやる


季節我去る五月雨の

ガラクタを越えて行く

今まで指していた雨の具でさえも

オレンジになる 

火曜日はじれったいから

1つ心老けていく

アルバムを話せるように

歴史に刻む

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