第5話 南大門ごとぶっ飛ばす!
俺たちも真っ直ぐに走って来たが、さすがに南の門に着く頃には、
俺が
南の門は
「あいや!待たれ プギョやブッ……」
なにか言いたそうだったが、
ガレキが落ちて来て、門の通りが埋まったのは想定外だったけどな。
「おのれ!
「
左右にも副隊長みたいのがいた様で、大惨事にも関わらず、俺に立ち向かってくる。うん、嫌いじゃないよ。
だが、この世界に召喚された時に、ダメージが入らない設定になったのね。俺。ホント、申し訳ないチート。
四方から矢が飛んで来るが、ペチペチウザいだけ。
前からは、
「ば、化け物め……」
と、怨嗟の声が、
後ろからは
「流石は御遣い様!」
と、称賛の声がする。
矢の雨が止んだ所で、今度は俺が口上を叫ぶ番だ。
「お役目、ご苦労!だが、ここは姫のため、押し通らせて頂く!」
返事を期待した訳ではなかったが、ガレキの中から
「ぐふふ、この
次の瞬間、ガレキの山を
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