第2話 皇姫の婚礼
ジン皇国の
寺院などの塔が競い合うように立ち並び、塔の都とも呼ばれている。
その地が、今は兵士で埋まっている。各地より登ってきた軍勢が都にあふれ、都の外にも、
この騒動の主は、都一の大聖堂で花嫁を迎えようとしていた。
皇国の西にある
その名は
大聖堂には、皇国の皇姫と西戎の王族の婚礼となればと、文武の
だが、貴族達の顔色は、場にふさわしい表情とは言えないものであった。
それもそのはず、他の皇子はこの地を遠く離れ、皇は
さらに
いずれ、西戎の
魔力の籠こもった
そして、姫が祭壇に辿り着き、その段を登れば
その時……
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