Part4 プラシーボ効果だって、立派な薬だと思う。

 「プラシーボ効果」


 聞いたことあるでしょうか?


 偽薬、とも言いますが、要は


 「これ頭痛にすごく効く薬なんです。もうたくさんの方から評判をいただいてまして……」


 と言われ、薬剤師に薬を貰ったとして、


 「そうか、これは皆が支持しているとてもよく効く薬なのか」


 と思いながら、貰った人は薬を飲みます。


 そしてそれが例え何の効果もないただのラムネのようなお菓子だったとしても、


 「なんだこれ!すごい効くじゃないか」と言って頭痛が治っちゃう。


 って効果のことをプラシーボと言うのですが、まあただの思い込みでも、そう思っていれば治る病状もあるよね、ということ。


 このプラシーボ効果が、なぜだかアメリカでだけ、効果がどんどんと上がっていっているというのですね。


 一種には過剰なCMが影響しているという見方もあるようで、「この薬すごく効きますよ!」というCMを何度も見ている内に、それに影響されていってしまう。だからそれが、例え偽薬であっても効くということになるそうです。


 プラシーボがどうこうってのは、どうでもいいことなのですが。


 そうやって気持ちの持ちかたで体調をコントロール出来るというのは、なんだか素晴らしい話じゃないですか?


 だって気持ちの持ちかたを変えれば、気分を変え、体調を変えてしまうのですから。


 もちろんウイルスにやられていて、本当に体へ大きなダメージをおっていることもあると思いますが、


 気持ちでコントロール出来ることに関しては、あまり薬に頼りたくはないですね。


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