えどがーらーんぽー


ふと、本屋で手に取ったのが江戸川乱歩の傑作選集だった。

全9編からなる江戸川乱歩の作品は、面白くて、恐ろしい。


さてさてとりあえず目次をちらり


「芋虫」


もう、このタイトルは嫌な予感しかしなかったよ。


最初は虫人間とかになってしまうんではないか、と思えば。

ただの人間じゃないか。でも人間だからこそ、手足の無いその肉塊が怖いのだ。

口もきけない、耳も聞こえない、眼だけが唯一の感情表現である。


献身的に支える妻がいた。来る日も来る日も夫の世話をした。

だか、長年と献身的に支え続けた妻はいつしか狂気が目覚め、ついには支配欲という快楽に狂い始める。








狂気と快楽と惨劇を書きたかっただけ。








どうも、濱太郎です。

たまには、名だたる文豪の作品でも読もうと、ふと手にした傑作選集でしたが

いやぁ、身体をえぐられるような印象が

まだ残ってます。


ちょっと読みにくい文体なんだろうなぁ、と勝手に思い込んでいたんですが、決してそんな事はなく止まることなくよめましたね。


短編集ということもあるでしょうね。テンポよく読めます。

他の作品も読んでみたくなったなぁ。


これを読んだあなた。

明日、古本屋にでも寄る予定があるなら

狂気とミステリーを楽しみたいなら

らーんぽ!


買っちゃいな。





とまあ、たまにはこんな読書感想文も良いかなと思いまして。雑ですが。






皆さんは最近、どんな本を読んでますか?

最新刊の本を読むのも良いですが

たまには古本を漁りに古本屋にでも

ぬるぬると足を伸ばしてみては?

きっと今日のあなたにぴったりな本がみつかるはず!






いや、店の宣伝じゃないですから!




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