カクヨム生活が始まりました

〈スコップ〉 『ラズル・ダズル』 作者：亞乃日奈乃

キャッチコピー　『ロックは二度死ぬ。』

　時は新・禁酒法時代。酒に煙草に賭博にポルノ、加えてロックンロールまで、秩序を乱すとされる全ての嗜好品は国家警察ZACTによって厳罰対象に指定された。

　バーボンをこよなく愛する八億ネーヴルの賞金首シュティードは、時を巻き戻すと噂される粒子管を追う最中、旅する少年ナオンと出会う。

　かたやギターを捨てた元ロックンローラー。かたや母を探しロックンローラーを目指す少年。互いに頑固で負けず嫌い。ゆずれないものひとつを胸に。クズとクソガキはお互いに衝突を繰り返し、やがて時代を逆巻く旅へと足を投じてゆく。

　ハロー、マキネシアDブロック。これは空前のボーイ・ミーツ・ユース。

　ロックンローラーはもうどこにもいない。

　ただの一輪、砂漠の掃き溜め一回しを除いて。

※あらすじ抜粋　　というかコピペ

あの、一言だけ。一言だけよろしいでしょうか。

めちゃくちゃかっけーーー！！！！！

とまあ、どうもこんばんは。

スコッパー男子こと濱太郎です。

『ラズル・ダズル』という『亞乃日奈乃』さんの作品なんですが

その、スコップするほど埋もれている作品ではないので

なんか、その申し訳ないんですが、でも面白かったから感想話す！！！

というかもっとみんなこれ読んでみてー面白いから！

上記でも言いましたが

とにかくカッコいいの一言に尽きるんですよね。

その世界観は、申し訳ありません私の語彙力ではいまいち表現に困るんですが

「ブラックラグーン」というカッコいい漫画をみなさんご存じでしょうか？

大好きな漫画のひとつになるんですが。

好きな方はきっとこの作品も気に入るはずです。

SFでガンアクションで、スチームパンクにハードボイルドきたら

男臭さに感極まる思いです。

なんといっても『会話、言葉使い、ブラックジョーク』が最高。

その作品の雰囲気を彩ってくれています。かっこいいな。こんなの書きてーよ。

人間は機械みたいに働き、機械はどんどんと人間に近づいている。

機械と人間の境界線が非常に曖昧になっている世界。

これは、そんな何百年先の話でもないのかもしれないですよね。

リアルSFというやつでしょうか。

ただ単純に楽しんで読める作品でもありますが、同時に色々と考えさせる作品だと思いました。こういう素晴らしい作品が書ける作者さんは、一体どういう小説を読んでたり、設定資料にはどんなものを活用しているのでしょうかね。

面白い小説を読ませていただきありがとうございました。

まだ連載途中のようなのでこれからも足繁く通わせていただきます。