小説の書き方
そんなもん、私にはわかりません。
むしろ教えてくれ!
わかりやすく頭の中で簡単にインプットされるやつ。
「これを抑えれば、基本ベストセラーさ」的なやつ。
ええ、裏技なんてありません。
書ける場所と時間と媒体。
書きたいと思う強い気持ち。
飽くなき想像する力。
本の虫のごとくとにかく文章を読み漁る。
絶対売れてやるという気持ち。
これら全てを兼ね備えても売れるとは限らないのです。
じゃあ、何が言いたいのよって?
いやぁ、みんな小説をどういう風に書いているのかなぁっと
ふと気になっただけです。
私は基本、ファンタジーを好んで書きます。
本好きになったのも小学生低学年の頃に、「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」という分厚い児童書を読んだ所から始まるのもあります。
ご存じの方も多いと思いますが、
昔アニメ化して、なおかつ近年24年越しのCGの映画化を果たすという
この作品が多くの人から愛されている事がわかります。
もうレンタル開始してるみたいだし、今度ツタヤに行ってみよ。
というか、伊藤計劃さんの「ハーモニー」の劇場版が近くのツタヤに置いていなかった。私のワクワクは完全に不発に終わりました。
うちでは扱ってませんってどういうことよ。そんなにディープな作品でしたか?
ツタヤって今カタカナで書いているのがそんなに気にくわないのであれば
ちゃんと「THUTAYA」に直しますから……え、色々ちょっと違う?
とまあ、話がそれかけましたが
私は小説を書くときはまず二つ考えていきます。
一つ目は主人公、もしくはヒロイン、キャラクターの設定。
二つ目はどんな終わりを迎えるのか。
一つ目に関しては、できる限り丁寧に設定を練りこんでいこうとします
まあ、最終的には「物語の中で勝手に育っていくだろう」とほったらかしですけど。
どんなキャラクターが出てくるのか決まると、筆が進みやすい気がします。
特に、会話が主体となるラブコメ、ギャグありきの物語だとなおさらですね。
二つ目に関しては、これがわかっていると、やはり人間おぼろげでもゴールが決まっていると足が早くなるものです。
あとは、ゴールまでの道のりを埋めていく作業ですからね。ふと思いついたラストから書き出すパターンもあります。
じゃあ、小説を書く際にかならずこの二つの条件がそろっているのか?
そんな事もありません。
だって急に天啓のごとく強烈な「イメージ」が降りてくる瞬間あるじゃないですか。
今、連載している「スクラップボーイ」もそれです。
「町の中央がぽっかりと穴が開いて、その部分が上空に浮かび上がっている」
「浮いている島に住んでいる人たちは裕福に暮らし、下に住んでいる人たちは飢えに苦しんでいる」
「そんなスラムにも等しい下の町で、夢や希望を失わずにたくましく生きる少年」
「ある事件に巻き込まれて下の町に降りてくることになった浮島の住人である少女」
「二人が出会ったとき、物語が動き出す」
的な、なんともチープなあらすじみたいで、恥ずかしい限りですが。ああ、文才の神よ今すぐインカミン!!
……スクラップボーイに関しては、キャラクターでもなく、どのようなラストを迎えるのか、でもなく。
単純に「町の中央がなんらかの事件で浮かび上がり、天と地で別れてしまった」
このイメージがどこから降ってきた瞬間に、今年の1月に入ったころから
書き始めることになりました。……はい、書くのはめっちゃ遅いです。
そこから、少しずつ内容を書き加えていって
キャラクターはこんなやつが良いだろう。ヒロインはちょっと抑えめで……とか。
楽しく書いています。コンテスト締め切り、なんていう言葉がこの世に存在しなければもっと楽しく……いえ、なんでもありやせんぜ!
とまあ、みなさんはどういう風に小説を書き始めるのかな、と。
どんな所から書き始めるのか、なにを着眼点に物語が始まったのか
気になります、私、気になります!
なので、結構あとがき、とか読むの好きなんですよね。
その小説のバックボーンが明らかになって、ほほう、そういうことか
納得納得、と自己満足に浸ったります。
あと、執筆中はこういう音楽を聴いてるとか。
椅子は、ドイツ製の最高級のものを使っているとか。
環境ももちろん大事ですよね。
今、私は一人暮らしをしています。
それなりに悩んだ末に買った、自分なりに気に入った椅子を愛用していますが
実家で使っていた勉強机の椅子は、もう最悪です。
一時間も座っていれば、ケツがやばいです! 何かが産まれそうなくらい痛い!
産まれてきたらそいつは小説書くの手伝ってくれますかね。
漫画家の方になりますが、
「うしおととら」や「からくりサーカス」という
もの凄くアグレッシブで、熱い漫画を描かれている
敬愛する「藤田和日郎」さん。(もちろん他の作品も最高に楽しい)
超有名人ですが今読んでもまじで面白いんすよ、つか泣けるんすよ
心奪われるんすよ!!
藤田さんは、作業中には「ヘヴィメタルやハードロック」を聴かれるそうで。
凄いですよね、私はちょっと集中できなくなってしまいそうですけど。
常に全力疾走しているように感じる熱い物語を描く藤田さんだからこそ
「確かに」と思えるエピソードです。
こういう話大好きです。特に小説家になりたいと最近になって
思い始めたので、作家のライフスタイルなど、気になってしまうのです。
気になります、私気になります!(氷菓読み直そう……)
ここで気軽に感想が書ける場所があれば、みんなから色々と聞けるのにな……
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