2ヶ月目

??日目 やっぱり生きてるな

この臭い。炸薬と炎と煙、そして死体が腐る臭い。もう慣れたな……………………。


………………。

って、あれ? あれあれ? 何で? あれぇっ?

生きてる? 俺。


いや、死んだ事は確実だな。生き返った? もしかして。


身体を確認する。

問題なしっ!……なんでだ?

手帳が落ちているな。例の。だけど、新品みたいだな。血は一滴も付いてない。不思議だ。


あっ、敵がいたんだった! 味方がやられるかも…………って、ここ何処⁉︎

見たことないよこんな所。当たり前か。


ここじゃ危ないな。移動!移動!

ふらつきながらなんとか立ち上がった。農家なめんな!(めっちゃ関係ない)



取り敢えず今、何を持ってるんだろう。銃は例の敵兵の奴。弾は少ないな。食べ物……無し!

そして、手帳と彼から貰ったナイフ。

そして何より、服が変わったんだよな。


彼から上着を貰って着てたけど、中は全部現代のだから不審がられるじゃないかと冷や冷やしたけど、今はみんなが着てた軍服? になってる。


此処は何処だ? どうやればあそこに戻れる?

取り敢えず建物に入ったけど。


パァン パンッ パンッ ダッダッダッ

銃撃戦⁉︎ 近くに味方がいいるかも。


しばらく走った。

久しぶりに運動した気がする。 そういえば、あれからどんぐらい経ったのかな。



さて、着いたぞ。ちょうど敵と味方の間ぐらいかな。どうしよう。たしかカッコいいヘルメットをしてんのが敵だな。味方は昔は店かなんかだったんだろう建物に篭ってる。

味方に手を振ってみる俺。

あっ、気づいたかな。


援護してくれるかな。どうだろう。

ビシッ ビシッ

え? 撃ってきた? あーもう。

敵の方にわざとらしく銃を撃つ。


わかったか? これで! 何だ申し訳なさそうな顔をして。


あっ、こっち来た。おっさんだな。

「$+×=×$$♪\^|-,.-?」

あ、わかんねぇ。やばいな。……そうだ!


喉に手をあてたり、ジェスチャーでおっさんに伝える俺。

よしっ、これで声が出せないって伝わったはず。

はずだけど。前やった時ほどわかってる感じがないな。

まぁ良いや。援護よろしくね〜。


すぐさまダッシュで味方に合流。

おっさんもついてきたか。よかった よかった。


6人か、少ないな。でも安心したわ〜。

俺を含めてやっと7人。この辺りを転々と逃げ回ってるみたいだな。


でも、客をもてなす余裕も無いらしく銃撃戦にそのまま参加。


パンッ ダッダッダッ パンッ ババババァン

しばらく続いてるけど、今の所、誰も負傷して

無い。だから、逆に新品同様の服を来た俺は怪しいな。

「/#&○*☆$€×÷!」

「「「「「+*・×!」」」」」

何だ? 移動かな?


逃げる準備を整えて、裏口からでて走ろうとしたら2人でマンホール開けてる。

そこに入るのか……。


俺は目覚めて、3時間で地下に潜った。


手帳が言ってた『記憶を犠牲に』って何だろ。だいたい思い出せるし。そうか、思い出そうとして思い出せないのが記憶喪失か。


そんな事を考えて俺は暗い下水道をおっさんに連れられて歩いて行った。






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