第34話

 突然な話だけど、僕の洗濯物はいつもトヨネや他の従者達、実家の侍女達が洗ってくれている。そこは手洗いで、と言いたいところなのだが、実際は洗濯機を使っている。そう、洗濯機だ。文明レベルはどうなっているんだとお叱りを受けるかもしれないが、確かに洗濯機なのだ。


 それも、僕が持っていたわけじゃなく、魔道具屋という一般のお店で売っていることが分かったのはこの城下街で働くようになってからすぐのことだ。トヨネや他のガーディアンが暇つぶしにヘルウェン王国の店の商品を見て回った時に発見されたんだ。


 これ発明した人は天才か! と話を聞いた時には興奮していたのだが、作り出した人物を調べてみると、何と何と前世の同郷の人らしい。らしいっていうのは、調べてみたら過去の偉人として紹介されている本があったのだ。で、名前を見てみると日本人のままと言うか、ニュアンスを変えただけの呼び名だったのですぐに分かった。


 へー、僕以外にも魂をトレードされている人はいるのだと女神様に聞いた覚えがあるので、その時はそうなのかとしか思わなかったのだが。その人は便利なものを結構な数、世に送り出していったようだ。今は掃除機やアイロン、ドライヤーや魔道コンロ一般的に使われる物から、魔動のこぎりや、魔動ミキサー、魔動冷蔵庫なんかも売られていたらしい。話によると彼の弟子達が彼亡き後も研究を引き継いで今でも何かしら商品の開発をしているとか。


 だけど買おうにも値段がピンからキリまであって、性能が向上された最新版や新たな用途で作られた新商品は高額で手を出そうか迷う物もあった。で、結局どうしたのか。はい、買いましたよ。資金は模擬戦大会の勝ち金からだ。金額は公にお教えできないほどの額が入金されて、ちょっと、いやかなり焦った。


 まぁお金はいくらあっても困るものではないし、買いたいものも買えて僕にとってはプラスなので文句があるはずはない。まぁ最近で困ることと言えば、やっぱり祖国から届いた手紙の件、祖国とこの国での僕の立ち位置が不安定なんじゃないかと思うくらいか。戦争が始まったらどうなることやら。今日の僕は日々の日課を終えて宿舎に戻っても仕事が休日なのでのんびりしているところだ。ふむ、まだ朝の8時半だ、もうちょっとのんびりしよう。食事をとるまでの時間、ぼけ~っと穏やかな時間を過ごした。




 ♦ ♦



 宿舎での食事を終え、自室に戻った今日の僕の付き添いはトヨネではなくアイリスだ、互いに椅子に座って紅茶を味わい雑談を交えながらも領地の事を中心に話し合っている。それだけだと時間が余りそうなので、報告として聞いているのはこの国の街でのことや、ダンジョンのこと、所変わってユピクス王国での動きなど。話は弾み多岐にわたる。


 ちなみに宿舎の自室で話している間は僕がサイレントの魔術を使っているので声が外に漏れる心配はない。何事も用心は必要だと考えている僕としては、この系統の魔術はいくらでも学びたい所だ。


「休日と言うことで、今日は商業地区で魔道具屋の商品を買い漁ったり、本屋で興味を引くものを選んでいくのもいいかなって思ってたけど。小耳にはさんだところ、この国には中央図書館って場所があるらしい。今日は最初にそこに行ってみるつもりでいるよ。時間があれば魔道具屋と本屋もいくつもりだけど、アイリスは途中まで付き添ってくれたら後は自由にしていて構わないよ」


「ご主人様が行くところ、同行するのが我らの務め。自由にしてよいと言われるのでしたら付き添ったままでいたいのですけど、よろしいでしょうか?」


「それでアイリスの気が済むなら僕は一向にかまわないよ。いつも苦労を掛けているからね。皆には仕事の時以外は自由にしていてほしいと思っているだけなんだけど」


「うれしい心遣いですが、我々従者一同は、暇ですることがない時間があり、尚且つオルクス様に誰か付き添っているのであれば、休息をとるか、興味を持ったことに行動しておりますので、その辺の息抜きは十分しております。ご心配なさらないでください」


「そう。なら僕から言えることはないよ。付き添いよろしくね」


「はい、お任せください」



 ♦



 宿舎から僕の足で歩いて大体20分前後。街の中央寄りに建てられた塔のような外回りをレンガで組まれた建物、それが中央図書館らしい。図書館に入るには身分証となる冒険者のカードや他で発行されている自身の身分が分かるものが必要だ。僕は冒険者のカード以外でも職場の身分証があるのでどちらでも通れる。


 アイリスも冒険者のカードを作って持っているので問題なく入れるだろう。ただ、入館には補償金という、本をダメにした場合の補償として金貨5枚分のお金を取られる。なので利用する人でも気軽に行けない金銭的なハードルが高いという人もいれば、マナーが悪い人く過去に図書館に迷惑をかけたことで敷居が高いと思う人もいるのだが、退館する際に何もなければ銀貨1枚を差し引いた金額を返金される。大概の利用客はカードに入金できる冒険者のカード、または商人組合で使われる商人のカードと言った入出金の可能なカードを持参するのが通例のようだ。


 図書館の入り口で係りの職員から促され、魔道具にカードをかざしてお金を差し引かれたのを確認してから入館する。初めてきた所だが本棚がずらりと並んでいるのが見える。一応、見取図が受付の窓口の横に見えたので寄っていくと、大まかな本の種類によって整理されている本棚の配置が分かる様に絵図で書かれていた。


 これは親切だね。本棚にも種類や系統の名札が年代別に設置されていて分かり易い。良い図書館だなと僕は感心した。とにかく、銀貨一枚分以上の収穫を目指して僕は見取図を覚えておく。目的の本の種類が置いてある棚の場所は把握しておこう。




 ♦



 とりあえず、僕が最初に手に取った本の種類は複数の魔術を説明書きしている本に魔道具関連の書籍を2冊ずつ取ることにした。……結果本棚の高さに負けたのだけど。一応踏み台は各場所に設置されていて使えたのだけど、それを使えても僕の背丈では届かない場所に目的の本があって、アイリスが付き添ってくれていてほんとに助かった思った。


 そして本を抱えて読む場所へ向かうと机が窓口の見える範囲にずらりと並べられていて、どこを使ってもいいようだ。まばらだが利用者が本を読んでいたり、本を読みつつメモ用紙に書き取っていたりとしている姿が散見された。


 よし、僕も読書に取り掛かるとしよう。その前に前もって、読書に集中すると時間を忘れそうなのでアイリスに14時まで僕が集中していたら呼びかけるように伝えておく。それと、申し訳ないけど本を元の位置に戻したり、指定した新しい本を取ってきてもらうこともお願いしておく。ちなみにアイリスも興味の引いた本を読むようで2冊ほど抱えている。




 ♦



 本を読み始めてどれくらいたっただろうか、僕の着いていた席には変わらず本が4冊置かれており、隣にはアイリスが何かの本を読んでいる。それは変わりないのだが先ほどから、どこからか視線を感じることが多くなって読むのを一旦止めたのだ。だが、僕が周囲を見渡すと視線は散布してしまうので気のせいだったのかと思ってしまう。念の為確認しておくか。


「アイリス、さっきから僕は視線を感じて仕方がないのだけど、僕の気のせいだろうか?」


「いえ、確かにこの図書館の職員や見ず知らずの方から、ちょくちょく視線を浴びていらっしゃいます」


 僕はその答えに、気のせいではなかったのだと思うとともに、視線を浴びせられる原因は何だろうかと考える。今日の僕は私服だし、目立った格好をしてるわけでもない。あれかな、図書館に小さい子供が来るのが珍しいのか? 確かに補償金の金貨5枚と言う敷居に銀貨一枚必要になる図書館だし、周囲の席にも僕のような子供はいない。きっとそれが原因だろう、そういうことだと考えに及び、再び読書を再開させる。


 再開させた読書だがやはり視線が向けられるのが分かる。なんだってんだほんとに。僕はあくまで気にしないようにして読書を続ける。


 深く集中すると、視線の事も忘れて読書に没頭できるな。この調子で必要そうなことは抜選してメモしておこう。それにしても、読み続けている本の内容にチラリチラリと過去の偉人として、同郷の人ではないかと思う人物が出没してくる。こういう人の偉業を見るのも楽しいものだ。


 それにその知識が残されていて、それを今僕が知ることができている。少し感慨深く感じる物があるな。僕は読書が楽しくて仕方なく、周囲のこともそっちのけで読むペースを上げてく。ちなみに、僕は効率を考えて、2冊同時に読んでいる。お馴染みの『並行思考』を使いながらなので読書はスムーズに、メモを取る事も滞りなくできている。


 あー、楽しいな。この本の世界は僕にとって過去の偉人や転生者達の軌跡を辿る旅でもしてるようだ。こんな楽しいと思えることは、領地の成長を見て回った時や、新しい発見をしたとき、アイデアが浮かんだ時によく似ている。そんな気持ちが沸いてくるこの時間は素晴らしい、どんどん本を読み進めていこう。



 ♦



「オルクス様。仰っていた時間の14時でございます。一旦休憩されてはいかがですか?」


 アイリスの声にハッとして本から目を離すと、僕から見て机の左側には2冊の読破済みの本と、右手側に4冊の未読の本があった。で、僕の座る机の手元には今読んでいる途中の2冊がある。僕は満足した気持ちで一息つく。


「ありがとう、アイリス。10時頃から入館したと思うんだけど、もう14時なのか? 時間がたつのは早いな」


「オルクス様は結構な量、本の読破をされておりましたわ。途中でペースが上げられたので持ってくる本の量も2冊増やしましたもの。とても読んでいて楽しそうでしたわ」


「そうだったのか、確かに面白くて読むペースを上げたのは覚えてるけど、面と向かって楽しそうに読んでると言われると、こそばゆいな。とにかく一度休憩を入れよう、確かこの図書館は上の階で食事がとれるんだったかな? そこで休憩しよう。読んでる途中の本はタイトルとページだけメモしておけばいつでも再開できるしね」


「かしこまりました。では本の返却に参りましょうか」


「そうだね」



 ♦



 本の返却を終え僕とアイリスは出入り口の付近にある、上の階へ上る階段を上がっていく。と、そこにはカフェと言えばいいのかな。休憩するには丁度いいスペースに飲み物と軽食が頼めるカウンターがあった。カウンターから離れた位置には机と椅子が並べられていて、そこも利用できるんだなと理解する。


 僕等はとりあえず、と飲み物だけ注文したのだけど、商品名の一覧に気になるものがあったのでそれを注文する。そしてカウンターから少し離れた席に座って注文した品が届くのを待つ。その間もアイリスに、本を読んでいて発見したことや、試してみようと思ったことを話す。


 アイリスは僕の話に嫌な顔一つせず、それに相槌を入れて意見を述べてくれる。僕は一瞬ハッとする。はしゃぎすぎてないかな? はしゃいでいるように見られていないだろうか。一瞬周囲を見て落ち着くようにする。だけど未だ楽しい気持ちが続いているのだ。はしゃいでいるように見られても大目に見てほしい。


 しばらくアイリスと話していると、注文した飲み物が届いた。届けてくれて人にお礼を言って早速飲もうかなと思っていると、アイリスが添えられて届けられた砂糖やミルクを僕の方から先に整えてくれた。それにも礼を述べる。


「当然の事ですから。それはそうと、今日はこちらにきて大正解だったようですね」


「そうだね。たくさん為になることが書かれている書物を読むのは楽しいひと時だったよ。けど、一旦休憩と言ったけれど、この後の予定もあるし気になるものができたから今日は引き上げようかな」


「よろしいのですか?」


「うん、また時間が取れた時に来ればいいさ」


 僕がそう言うと、アイリスは僕が行く予定を告げていた魔道具屋と本屋、どちらに行くか尋ねてくる。まぁ予定は迷うことはなかった。本は今まで読んでいたし十分満足できたので、まずは魔道具屋に行ってみる旨を伝える。


 ――ん!? これはお茶か? とりあえず手を加えず飲んだものは、それに近い味だが何となく知ってるような感じがする。カウンターの方を向いて自分が頼んだ飲み物の名前を再度確認する。タポンヒーと言う名前の飲み物だ。知ってる茶葉の列に載っていたので、知らないもの見たさに頼んだのだが。


 これは、もしかしてタンポポ茶、もしくはタンポポコーヒーか? 味はほのかに甘味がある濃いお茶に近い感じの味がするし、とりあえず鑑定しておこう。お、やっぱりタンポポの根を刻んで乾燥させたものから、フィルターを使って煮出したものらしい。だけどタンポポとは呼ばれてないようだ。似たような感じでタポンと呼ばれているらしい。地方ではタンポポとも呼ばれるようだけど。


 もしかしてこれも、同郷の人が考えて見出したのかな? ともかくそのままだと僕には味が合わなかったので砂糖とミルクを入れて味を調える。でも、調えてやると意外といい味のようにも思えるかな。これは人を選ぶかもしれない。僕はそう思いながら、向かいに座るアイリスを見る。


 アイリスもそのままだと味に慣れないのか、砂糖とミルクで味を調えてから再度飲んでみて落ち着いたようだ。


「ごめんね、アイリス。珍しさ目当てで頼んだものだけど、味は人を選ぶものだったようだ。タンポポコーヒーをこんなところで飲めるとは思わなかったよ」


「確かに、そのまま飲むのは抵抗があるかもしれません。そこは人を選ぶでしょうけど、砂糖やミルクで味を調えると意外と飲みやすくありますわ」


「うん。カフェインがないコーヒーとも呼ばれていた飲み物で、濃さで味が変わるんだ。効能としては体調を整える関係のはずだったと思う。後は妊娠中、授乳中の女性が本来のコーヒーの代わりにして飲んでいたらしいってことは記憶にあるよ」


「そうでしたの、存じませんでしたわ」


 タポンヒーをとりあえず飲み終え、人心地ついたので図書館を後にするか。僕等は階段を下り入り口の近くにある魔道具にカードをかざし入館料の徴収と補償金の返却をしてもらい外に出た。


 外に出て気づいたのだが、図書館の中と違い雑多な音が耳によく響くようになったと感じる。図書館内はそれほど静かだったことに今更思い当たる。まぁとにかく感覚を切り替えて、魔道具屋がある方面に向かおうかな。



 ♦



 賑わいを見せる歩道を抜け、図書館から15分程歩くと目的の魔道具を商品にしている店の通りにたどり着いた。まずは見た感じ目立つ店に入ってみよう。


 おお、商店街を進むにつれて前世でいう家電量販店のような商品をディスプレーしている店の佇まいが散見される。これは見て回るのに時間がかかりそうだ。早めに図書館を出て正解だったかな。そこで目に留まった少し大きめの商店の前で足を止める。


 種類が多く取り揃えてある店にあたりを付けて入店してみる。店が広い分、店内を多くの客がいても通路が広めにとっているので通り抜けやすいな。僕はアイリスを伴って店の奥へ足を進めていく。通路に置かれた商品をくまなく見っる為だ。お、話に聞いていた魔動シリーズの陳列スペースがあるな。冷蔵庫やポット、掃除機もあるぞ! すごいな、けれど僕がほしいのは別のものだ。まだ開発されてないかもしれないし、期待は半々なのだが。僕はお辞儀をしている店員に声をかけた。


「すみません、商品を探しているんですが」


「はい! いらっしゃいませ、それでその商品と言うのはどういったものでしょう?」


「計算機、または電卓と言う物なんですが、おいてますか?」


「……、お客様はそういった情報はどこから仕入れられたのでしょう?」


「えっと、どういうことですか? 僕は本で開発がされたというのを読んで探しているんですが」


「あー、なるほどなるほど、ご存じないのですね。計算機または電卓と言うのは過去の偉人が作ろうとして結局作れなかった発明品なのです。我々も魔動シリーズを開発しているところに問い合わせても、仕組みが複雑すぎて作れなかったと伺っております。魔動シリーズではありませんが、ソロバンという計算を手伝う物、私も所持しておりますが、こういったものでしたら存在するのですが、あいにくお客様の求めている商品は存在しないとしか返答できないところが現状でございます」


 店員さんは腰の留め具から取り出した見慣れたソロバンを片手に、恐縮しながらそのように説明してくれた。なるほど、作られていないのか。探し歩く前に聞けて良かった。僕はそう思い、店員さんに礼を述べる。


「なるほど、よくわかりました。図書館の本で目にしたものが結構前の時代の物だったので、もしかしてあるのかなと思って探していたんです。存在しないのなら仕方ないですね。他にも魔動シリーズで興味を引いたものはたくさんあるので、見て回ろうと思います。ありがとうございました」


「当店は品揃えでは、城下街の1、2を争う店舗と自負しております。気になったり、気に入ったりした商品があれば、お声をかけていただければ性能をご説明いたします。また、当店で扱っている商品の一覧と値段表も配布しておりますので、お手に取ってお確かめいただければと思います。セール品もお値段が手ごろになっている物等目白押しでございますので」


「その時はお願いします。それと帰りに一覧表をいただこうと思います。いろいろ説明してもらえて助かりました」


 それからしばらく、城下街1、2を争う品揃えと言うのを見て回った。確かに、あると便利な物がたくさんある。セール品も見てみると現役で使えそうじゃないか? と思う物も多い。新商品の説明欄には魔動効率の向上や、素材の手入れのしやすさ、それに加えて使いやすさをグイグイ押してくる宣伝ポップが貼られていた。こういうのも、先人達の英知の賜物なのだろう。僕はそう思いながら店内の商品を見て歩いた。


 結局その日は本屋に行く時間が少なくなってしまったのだけど、ほしいものは買えたし、目ぼしいものはチェックしておいたし、良い休日を満喫できた。帰りにお土産としてお菓子や果物を適当に見繕い、購入しておいてアイリスに渡しておく。実家に戻った時に皆で分けてくれと言い含めておいた。恐らくモモカ辺りがたくさん食べるのだろうと思いそれなりの量買い込んでるし、仮設に住んでいる孤児の子供達用にもお土産を用意した。それと両親や弟妹用には別に分けて渡してあるので問題はないだろう。


 宿舎の自室に戻った僕はとりあえず、ベッドにダイブしてまだひんやりしている毛布の上を転がる。アイリスにくすりと笑われたが、今ぐらい行儀が悪いのは目をつぶってほしい。休日も僕なりにゆっくりできた。明日はまた仕事なんだ。そう心の中で言い訳しながら、いつしか僕はまどろみに沈んでいった。

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