Section41 光り輝く、その宇宙の中で

 僕がベッドに横たわると、その天井には無数の星が散らばっていた。


 星が好きな僕のために、パパが作ってくれたんだ。


 僕はいつも寝る前に


 そのいくつもの星を眺めながら、ゆっくりと意識を天井に広がる宇宙の中に持っていった。


 部屋の電気を消して、


 窓から差し込む微かな街灯の明かりだけを頼りに、僕はいくつもの星を見つけた。


 それらの星を線で繋ぐ。


 頭の中だけで。


 そうやって、


 僕はいつも、宇宙の中で眠りに落ちた。

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