キャラクター作成についての補足
基本的には自由な発想でキャラクターを作って頂いて構いません。
舞台設定に記述のない空白部分については、PLさんが各自で独自の解釈をし、設定を作ってしまっても大丈夫です。どういった国の出身だとか、帝国でどういった部隊に所属していたとか。
あまりにも大きく舞台設定を逸脱していたり、シナリオの都合で不可となるような設定であった場合は、GMから声がかかりますので、その際は一緒に妥協案を見出していきましょう。
また「こんなキャラクターや設定は大丈夫?」という相談も受け付けておりますので、GMにお声掛けください。
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当ゲームでは、数値に関わらない幅広いキャラクターを作成可能です。
その上で、どういったキャラクターを作ればいいのかお悩みでしたら、あえてひとつの指針を掲げることもできます。
「他人が見ても感情移入ができるキャラクター」が望ましいと言えます。
この「感情移入できるキャラクター」とは、そのキャラクターが「なぜそういう行動をするのか」「なぜそういった考え方なのか」という理由を持っていて、動機付けがはっきりしているキャラクターであることを示します。
ここの有無や明確さが、他人から見た感情移入のしやすさに関係してくるかもしれません。
行動や思考の理由がはっきりとしていれば、GMとしても、シナリオ上でキャラクター描写を膨らませやすくなります。よろしければ気にかけてみてください。
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どのようなキャラクターを作成するかにおいて、ひとつの指標を提示することができます。
まずPBWには、キャラクター同士の絡みや交流によって、物語が生まれるという特徴があります。
そういったことを踏まえますと、キャラクター設定をする上で大切なことは「食いつきやすい釣りエサのような設定を用意すること」とも考えられます。
例えば「天才的な頭脳を持つ」といった設定だけでは、他キャラクターは絡み辛いと言えるでしょう。「天才的な頭脳を持つ」ことに興味のあるキャラクターならまだしも、相手の頭脳が天才であるかどうかに興味を持たないキャラクターにとって、その設定だけでは絡む理由にならないためです。
しかし「天才の頭脳を持つが、それゆえに体力の消耗が激しく、いつもお腹を空かせている」という設定ならば、絡むための糸口が見えてきます。その天才頭脳キャラが空腹で倒れているところを、誰かが助けて介抱してくれるかもしれません。慰めに、飲み物や食べ物を分けてくれるかもしれません。後さき考えずに能力を酷使して空腹になっているなど自業自得だ、と冷たい目で見られるかもしれません。
このように「他のキャラが絡むきっかけを作りやすいような設定」は、そのキャラへの興味を生みます。興味は絡みとなり、絡みは反応となります。これらがいくつも連鎖していくことで、相互にキャラクターが立ち、そこに物語が生まれていくのです。
キャラクターのウリや特徴をはっきりさせることで、それは他のキャラクターが食いつく釣りエサとなり、キャラクター同士が絡むきっかけになるかもしれません。
個人運営PBW企画『魔瞳仕掛けのジエンドスフィア』 『ジエンドスフィア』ゲームマスター @pbw_sphere
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