素霊使い(ワーナミンネ) 6
数歩先をゆらゆら揺れていたカンテラの光がふいに大きくなった。何かに当たって反射したためだというのはすぐにわかった。カルは立ち止まっており、足を速めるまでもなく追いついた。
「着いたよ」
言われるまでもなく、そんな気はしていた。彼の見上げるそれは、大きな邸で、ユディスから見れば悪趣味な装飾がふんだんに施されていた。金持ちの、それも短期間に財を成した者の顕示欲が、そこかしこに凝り固まっているようだった。
「鼻にしわ」
指摘されて、ユディスは慌てて顔を押さえた。
「そ、そんなに顔に出ていましたか?」
「見なくてもわかる」
カルはつまらなそうに肩をすくめた。
不快感を見透かされていたことに、気恥ずかしさを覚えた。自分はそんなにわかりやすいのだろうか? いずれにせよ、癪に障る。
「もったいないよ。せっかくの美人が」
「ふざけてる場合ですか!」
ユディスは声を荒げた。冗談にせよ、からかいにせよ、状況をわきまえて欲しい。口説いているつもりなのだとしたら、ますます神経を疑う。
「別に場合とかそんなのいいじゃないか。そう思ったんだから」
美味しいものを食べた時は素直に美味しいと言ったほうがいいんだ、と彼はまたよくわからないことを言った。「そのほうがもっと美味しくなる」
「それじゃ、行こうか」
人の心を散々かき乱しておいて、カルは何事もなかったかのように門をくぐった。彼に対する文句が十ばかり頭に浮かんだが、ひとまずこらえてユディスはその後に続いた。
建物に入った瞬間、空気が変わったのがわかった。
外の霧よりもさらに、肌にまとわりつくような感触。生暖かく、それでいて、身体の芯は冷えてゆくような――それに、匂い。
獣とも、魚とも違う生臭さ――
この邸には、いる。得体の知れない何かが。
「大丈夫。まだ、ここじゃない」
カルは、右手にノーザパイドとかいうあの奇妙な剣を、左手にカンテラを掲げて、ずんずんと中に踏み込んでいった。
「ちょ、ちょっと! もっと慎重に……」
「どうせ来たのはバレてる」
そうかも知れないが、と言いかけたが、やめた。どうせこの男は、自分がやりたいようにやるだけなのだ。ならばどこまで出来るか、見届けてやろう。
まるで最初からわかっていたかのように、カルは迷いなくひとつのドアの前まで歩いて行った。そのまま、足を上げ、乱暴にドアを蹴り開ける。
とたんに、全身を電流が走り抜けたように感じた。
闇に目を凝らす。そこはかなり大きな部屋――おそらく客をもてなす広間だろう。天井から、何かがぶら下がっている。あれは――人? まさか……かすかに動いてこちらに顔を向けた者、力なくうなだれたまま微動だにしない者――恐怖と絶望に濁った瞳が、無関心にこちらをうかがっている。部屋の隅には、干からびた人間の残骸が無造作に積み上げられていた。
「なんということを……」
想像していた以上に惨たらしい光景に、ユディスは口許をおさえた。かろうじて、吊るされている人たちは生きているようだったが、皆、口も利けないほどに憔悴していた。
広間の真ん中に、何かがうずくまっていた。
こいつが、カルの言っていた敵か。
ゆらり、とそいつが立ち上がった。シルエットは一応、人のようだ。だが、カンテラの光によって浮かび上がったこぶだらけその肌は、粘液におおわれているらしく、てらてらと光り、耳まで裂けた歯のない口と赤く燃える丸い目は、子供が面白がって巨大に描いたカエルのそれのようだった。
嫌悪感が足許から這い上がってきた。ユディス自身も、今までに何度か妖魔の類と戦った経験はある。けれど、眼前の化物は、そのどれよりも不気味で、おぞましく、かつ哀れをもよおすものだった。
(でも……)
奇妙なすわりの悪さを覚えて、ユディスは眉根を寄せた。なんなのだ、この感じは――
「すでに人の形を保てなくなっているな」
「人の?」
カルの口ぶりに嫌なものを感じて、ユディスは横目で彼を見た。
「人に化ける妖魔はたまにいるけど、アレは元々ただの人間だ。肉体を乗っ取られて、今じゃあの通りだけどね」
「ひどい言い草だな」
カエル男が口を利いた。多少驚きはしたが、ある程度の知性を持った妖魔であれば、人語を解するのは珍しくもない。
「わしがこうなったのは、《青き花》……貴様を探すのに躍起になるあまり、己の新しい“器”を得る機会を逸してしまったためだぞ。でなければ、何を好きこのんでこのような田舎に留まるか」
「ふん。そんな真面目なタマじゃないだろうに。……どうやらこの霧は、異形化したお前の身体を守るためのものでもあるらしいな」
「その通りだ。太陽の下では、肌が乾いてかなわん」
化物は忌々しげに吐き捨てた。
「ちょっと待って下さい」
ユディスは思わず叫んだ。
「彼の言っていることは本当なのですか? あなたを探してって、それでは……」
「一応、本当だろうね」
カルはあっさりとうなずいた。
「奴らは〈
さらりと語ったが、到底軽く聞き流せるような内容ではなかった。それでは、この街はカルのせいでこうなったと言うこともできるではないか。
「〈吐息〉の数はそう多くない。妖魔と遭遇する機会の多いアルフィヤでも、知っている者はほとんどいないだろうな」
そう、カルが言い終えるのとほぼ同時に、入口のすぐ横に置かれていた石膏像の陰から飛び出した人影が、猛然と彼に襲いかかった。
振り下ろされた棍棒を一歩退がってよけると、カルはその人物の足を軽く払った。
「何者ですか!」
転倒したその人物の首に、ユディスは短剣を突きつけた。松明で顔を照らすと、それはどこにでもいそうな、中年のユラルの男だった。
「この邸の生き残りだな。あいつに脅されて、身の回りの世話をさせられていたんだろう」
カルの言葉に、男は震えながらがくがくとうなずいた。彼は哀れなほどやつれ、まるで幽鬼のようなありさまだった。
「安心するといい。今日で、この街は化物から解放される」
カルは震えるその男に「ちゃんと持っててくれよ」と言ってカンテラを手渡した。戦闘の邪魔になるからだ。
「でも、そうしたらあんたはすぐに出て行ったほうがいい。命ぜられていたとはいえ、あんたから受けた仕打ちを、セーヴァの住民が許すとは思えない」
厳しいせりふを何の感情もまじえない声音で吐き出すと、カルは振り返った。しかし、その視線の先に、カエル男はすでにいなかった。
「上!」
ユディスの叫びと同時に、カエル男が天井から落ちてきた。振り下ろされる腕が、カルの胸元を裂いた。
――否。見たと思った血飛沫はない。化物の攻撃は、皮膚までは達さなかったのだ。
「よく避けた」
「あんた、
「《
叫びながら、カエル男は腕を振り回した。速い。並みの剣士であれば数秒とかからず、さきほどカルの服をやすやすと裂いた膂力で打ち倒されていただろう。それに、化物の分際でと言ったらおかしいかもしれないが、足さばきひとつとってみても理にかなっており、隙がない。元は人間というカルの言を信じるならば、《沈》のプラトー――かなり腕の立つ武人だったのかもしれない。
しかし――アルフィヤとしての役目を果たすべく修行を積んだユディスの目には、プラトーの動きはかなり奇妙に移っていた。身のこなしはこれほど理にかなっているにもかかわらず、攻撃だけがまるで出鱈目なのだ。急所を狙うとか、十分に力の乗った一撃を命中させようというようすがなく、がむしゃらに、どこでもよいからとにかく相手にふれることだけを狙っているようにも見える。
(もしや、あの手のひら自体に何か秘密が?)
気をつけろ、とカルに警告を発そうとしたものの、迷った。確信がなかったせいもあるが、何より手を出すなと言われていた。あれはよほどの自身があると見た。ならば、おそらくカルも気づいていよう。
とは言え、さすがにプラトーの素早い攻撃を避けきるのは至難の業なのか、カルの服には、胸元以外にもあちこち破れ目ができていた。
(守勢に回っていては勝てない)
それにしても、さっきから彼は、一度も剣を振るっていない。たしかにこれまでのところ、敵に隙はないが、牽制にも使わないとは解せなかった。
(何を考えているの?)
必殺の威力のこもったプラトーの豪腕。今度はカルの頬をかすめた。にもかかわらず、カルは笑っていた。この戦いを楽しむかのように。それを油断と見たか、プラトーもまた笑みのかたちに口の端を歪めた。そして、次の瞬間、その大きな口が耳まで裂け、長い舌が弾丸のようにカルに向かって伸びた。しかし、これはカルも予想していたらしく、軽く横にステップしてかわした。
「いけない、フェイント!」
また、思わず声が出た。
「遅いわ!」
プラトーの水かきつきの手が、カルの左腕をつかんだ。だが、驚愕に目を見開いたのはプラトーの方だった。
「残念」
よく見ると、カルは袖の破れ目を口で引っ張っていた。プラトーのつかんでいる場所は、先の攻撃で服が破れ、本当なら肌が露出している場所だった。だが、どうしてそれが残念だというのか。
「お前の能力は、手のひらから精気を吸い取ること。吸われた者は霧を吐き出す。霧はすなわち、分解された素霊の残りカスだ。それには人々の怨みつらみがたっぷり詰まっていて、お前はそれを通してものを見たり、他者を操ったりもできる」
断末魔とは、そういうことか。
「でも、肝心の霧を作る力は、相手の肌に直接ふれないと発揮できない。そうだろ?」
「何故それを?」
「わかるんだ」
カルはにやりと笑い、プラトーの脇腹にひざを叩き込んだ。ぐえ、と外見に相応しい呻きをもらしてプラトーはたたらを踏んだ。
プラトーの驚きが、ユディスにはよくわかった。カルは本当に、この敵のことを知らなかったのか? なのに何故、ここまで敵の手の内がわかるのか。どこからか情報を得ていたか、あるいは同じような化物と戦ったことがあるのか――もっともありそうなのはこの辺りだろうが、しかし……。
「(shluuoooo)」
プラトーから距離を取ったカルのくちびるから甲高い音が発せられた。ユディスには、この広間にいる風の素霊たちが喜びに震えるのが判った。カルは心持ち、両方のかかとを持ち上げていた。その、床とかかとの間にできた隙間に、風が集まってゆく。
「あれは……
それは、アルフィヤに伝わる風の操霊術のひとつだった。足の下に小型の竜巻とも言うべき空気の渦を発生させ、高速で移動する。欠点はとてもうるさいこと――幼い頃、オルラノが使うのを見たことがある。
(どこの誰よ? ユラルにあの術を教えたのは……!)
秘術というわけではないが、強力な術であることは変わりない。アルフィヤの風上も置けぬ輩、と顔も名もわからぬその相手に怒りがわいた。もっとも、洩らしたところで普通はユラルなどに使いこなせるはずもないのだが。
ぎゃるぎゃると、ノコギリ同士をこすりあわせるのにも似た耳障りな音を撒き散らしながら、カルの身体が平行移動した。流れるような足さばきで渦をコントロールし、一瞬にしてプラトーの背後に回る。
だが――
その時、プラトーの背にある無数のこぶが、一斉に真ん中から裂けた。こぶと見えたそれらは、なんとすべてが目であった。
「このわしに死角はないぞ!」
プラトーは身を翻しながら後方に跳び、カルに向かって腕を伸ばした。ぎゃる。氷上を滑るスケーターの動きで、文字通りの魔手をかいくぐる。
「おのれ!」
二度、三度と、プラトーはカルに跳びかかったが、いずれも軽やかにかわされた。プラトーは悔しげに喉を鳴らす。
左右の動きだけではない。風の靴は、天井や壁までも地面に変える。加えてすさまじい速度。壁紙を削り、木屑を飛ばして縦横無尽に疾走し、敵を翻弄する。ユディスは目だけを使って追おうとして、すぐにやめた。ほんの数秒でも、脳髄を攪拌されるような感覚に陥り、吐きそうになる。
「ユディス!」
カルが梁に結んである縄の一本を切った。宙吊りになっていた男が頭陀袋のように落下した。
「順番に逃がすんだ。こいつはおれがおさえる」
言いながら、次々に縄を切っていく。乱暴なやり方に唖然としたが、幸いにも高さはそれほどでもない。
「な、何故私が……」
「役目を忘れるな」
お前はセーヴァを救いに来たのだろう? ちらりと向けられた目がそう語っていた。
(なんなの、まったく)
自分を連れてきたのはこのためだったのか。アルフィヤである自分に、こんな真似をさせるなんて――しかし、文句を言う暇があれば手を動かしたほうが良い。ユディスはしぶしぶ、短剣を使って住民の戒めを解いていった。立って歩けるか心配したが、彼らはよろめきながらも、自分の足で入口に向かって行った。
振り返った。言葉通り、カルはプラトーの周囲を飛び回って化物がユディスの邪魔をするのを防いでいた。
「おのれ、ふざけた真似を!」
プラトーの口から汚らしい唾が飛ぶ。
「ダンドロ!」
ユディスの横で、プラトーの世話をさせられていた男がびくりと身を震わせた。
「こっちへ来い!」
男は酸欠の魚のように口を動かし、脅えた目をユディスに向けた。
「何をしている! はやく来い!」
骨の髄まで植え付けられたプラトーへの恐怖が、男をその言葉に従わせた。
「走れ!」
そうすると、男はプラトーとの間にいるカルに、背後から突っ込むかたちとなる。カルの注意が一瞬後ろにそれた。
「いけない!」
プラトーの手が伸びる。カルは上に逃れようとした。が、彼がかわせば、背後に迫っているダンドロが危険だ。わずかに生じる躊躇。しかし、致命的な――
「捕った!」
プラトーの顔全体が邪悪に歪んだ。いやらしく光る指先が、カルの首に食い込んでいた。当然、手が直接肌にふれるのを防いでいる布の類はない。
ぐば。
カルの目から、口から、鼻と両の耳の穴から、白い気体が噴き出した。
「ふはは! 温かい! 温かいぞ素肌!」
プラトーの哄笑。ダンドロは腰を抜かしている。
(何、この力……?)
ユディスは信じられないものを目の当たりにした思いだった。本当に、精気が吸われているのだ。ぐばぐばと気体が噴き出すにつれて、カルの顔色は目に見えて蒼白になってゆく。それに、首をつかんでいる手が、まるで肌に沈み込むように、さっきより深く肌に食い込んでいる。カルは当然のように語っていたが、こんな能力が実際にあるのか。
(それに……この……音?)
プラトーの手がカルを捕らえた瞬間から、周囲の素霊がおかしなざわつきかたをしている。まるで、命を脅かされたものがあげる悲鳴にも似た、不快でありながらも妙に心を揺さぶられるその旋律は、街で聴いた、同行者たちを狂わせた音色と同じもの――
(でも、これは……まさか!)
それはまた、幼き日に炎に包まれる故郷に響いていた、あの歌声のようでもあった。
だが待て。あの場にプラトーはいたか? たとえ姿が変わっているにせよ、あれを歌っていたのは少女だったはずだ。それに、この音は――プラトーの力が奏でる旋律は、あの歌に近い印象を受けはするが、よく聴けば、やはり違う。
こうして考えていても仕方がないと判断し、ユディスは武器を構えた。できればプラトーからも話を聞きたいが、それが無理なら、カルを助けた後に詳しく説明してもらわねばなるまい。
「やめろ! 手を出すな!」
カルが怒鳴った。
この期に及んでまだ言うか。たわごとと無視して駆け出そうとしたユディスだったが、ハッとなって足を止めた。カルの首を掴んでいるプラトーの腕が、細い糸で何重にも縛られていた。
「捕まったのは、あんたのほうだよ」
カルの口許に、不敵な笑みがのぼる。
「こんなものでどうする
プラトーは嘲笑した。ユディスも同感だった。
「カンテラ、ちゃんと落とさずに持っていてくれたね」
それがダンドロへかけた言葉だと、すぐには気づかなかった。カルが糸の一端を引くと、ダンドロの手の中にあったカンテラが跳ね、カルの手に戻った。
「あんたの皮膚を守っているこの粘液は、火に弱いんじゃあないかな?」
その一言で、明らかにプラトーの顔色が変わった。そんなことまで知っているのかという驚愕、そして絶望。
ユディスも驚きで口が利けなくなっていた。ダンドロがこうするのを見越した上で、カンテラに細工をしていたというのか? 攻撃をぎりぎりでかわし、服を破らせたことも、敵の手の内を知っていることを明かし、さらに住民をユディスに救出させることで相手の焦りを誘ったことも、すべてはこのための布石だったというのか?
否――そもそもこの街に入った時から、カルは何もかも計算ずくで動いていたのではないか。
(そうか。あの剣……)
そして唐突に悟った。ノーザパイドは、単なる操霊術強化装置とは違う。根本的に違う。あれは、音を聴いて使い手に伝えるだけではない。どれほどの深さでの話なのかはわからないが、使い手は剣を通して対象と同調することができる。ユディスと対面した時点で、カルは霧の正体に気づいていた。プラトーは、カルと対峙する以前に、すでに能力を見切られていたのである。
ユディス自身も優れたワーナミンネだから解った。考えようによっては、プラトーなどよりも、よほどあの剣の能力のほうが恐ろしい。我知らず握っていたこぶしが震えた。
(何なのだ、あの剣は。何なのだ、この男は)
今度は一切の躊躇もなく、カルはカンテラを相手に叩きつけた。たちまちプラトーの醜い身体が炎に包まれる。肉を焼く異臭が鼻をついた。
「オオオオオオオ!」
恥も外聞もなく、プラトーはカルに背を向けて逃げ出した。糸が絡まっているのに無理やり引きはがしたために、右腕は無残な有様だった。
カルは無言でプラトーに追いすがった。てっきり剣で仕留めるのかと思ったが、彼はそうしなかった。彼が左の手首を翻すと、白く光が閃いて、手のひらの中に短剣が現れた。刃が針のように細く、袖に隠し持てるタイプのものだ。もう一度、カルが手首を返すと、光はプラトーの首筋に吸い込まれていった。
ヒュウッ、と風を切るような音がプラトーの喉からもれた。鮮血がしぶき、泥の柱が崩れるように、プラトーの身体が床に落ちた。
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