第14話 肆の3 バカの復讐→返り討ち
読者の皆様、お久しぶりです。 作者の京正載です。 覚えてます?
「覚えてるよっ! 私のパンツ見たヤツだよっ!!」
まだ言うか、しつこい主人公だなぁ?
「言うよっ! 怒ってんだからね!(プンプン) ってか、改めて聞くけど、パンツ見ただけでしょうねぇ?」
む、何のコトかな?
「その………、まさか私が気を失ってる間に、パンツ脱がしたりとかしなかったか、って聞いてんのよ!」
ソレはない。 絶対ない(キッパリ)。
「ホント?」
だってパンツにウン○ついてたもん
「つつつ、ついてないもんっ!!(絶叫&赤面&汗)」
慌てて尻を押さえてるとこ見ると、心当たりアリか?
「そんなことないもんっ、絶対ついてないもん!!(パニック&涙目)」
う〜む、アホをからかうのも面白いが、さすがに気の毒になってきたな。
「ううぅ〜、作者めぇ、もう許さないからね(マジ泣き)」
おっ、やるかこのアホ主人公が?
「グスッ(涙)、このエロ作者め。コレを見ても、私に偉そうな態度とれるか?」
む? さっきから動きが妙だと思ったら、背中に何やらかくして………? 木刀?
まさかソレで作者を殴る気か? 暴力反対!!
「あんたが言うなっ! ち、ちょっと待ってろ。今、出すから」
チビのくせにそんな長いモノ背中に入れてっから、いつも以上に動きが間抜けだぞ。
ほれほれ、抜くのに柄引っぱって刀身もってって、真剣だったら手のひら血まみれだぞ。
「う、うるひゃい! み、見てろ、ほれ、やっと抜けたぞ。どうだ、中学の修学旅行土産に買った木刀だ!」
女子が土産に木刀買うなよ。もっと女子らしくペナントとか地元の菓子とか、使い道よく分からんデカい鉛筆とかにしとけ。
「ふ、ふふふ(ウソ笑い)、お、愚かな作者め」
(バスッバスッバスッ)
「痛い痛い痛いっ、だ、だから人に向かってエアガン撃つなって! い、いいかよく聞けよ作者、私の中学の修学旅行先は北海道だったんだぞ」
んっ………、ま、まさか『洞爺湖』か?
「むふふふふ、ってぇ、だからこっちに銃口向けないっ! あげないからねっ! え〜とぉ、そう、これぞジャ○プ愛読者必須アイテム、洞爺湖の木刀だぁ!」
むむむ、確かにジ○ンプ愛読は国民の義務だし………、となれば、洞爺湖持ってないのは日本国民として問題だな。国家反逆罪で死刑になるかもしれん(汗)。
「いや、義務じゃないし、小狐丸にも言われたし、もしも読者様が本気にしたらタイヘンだから。で、でもたしか作者は持ってなかったハズだよね」
く、くれっ!。
「一言かっ? 今までの展開で、私に対しそれだけか?」
何が要望でもあるのか?
「待遇の改善を要求するっ!! 主人公にも人権をっ!」
これ以上、何を望むコトがある? 一応主人公だぞ?
「いや、実質私のこの話しでも扱い、主人公どころか脇役以下だから。道端の雑草レベルだから」
バカ者っ! 雑草様に対して失礼だぞ!!
「泣くぞっ! 大号泣すっぞ!!(ウルウル)」
え〜い鬱陶しいヤツだ。 では設定上でバスト3ミリ程大きくして、超貧乳キャラから普通の貧乳キャラに出世ということで。
「私ってそんなミジメな立場だったの? 小説で挿絵がないからずっと分からなかった。っていうか、そんなコトくらいで洞爺湖あげないからね」
むむむ、仕方ない。ではどうだ? これからクイズを出すので、それにおまえが答えられなかったら、洞爺湖の木刀は作者のモノ、ということで?
「な、何を??? 何でクイズ??? ってか私の待遇改善は???」
では問題ですっ!
「え、ええっ? お、お〜しっ、来いっ!!(困惑顔で条件反射)」
作者の名前『京正載』はもちろんペンネームです。実はこの名前、前に推理小説書こうと思ったときに考えた暗号で、6ケタの数字が隠されています。
さて、その数字は何でしょう?
「えっ、ペンネームだったの? まあ、あの顔の作者にしてはまともな名前だと思ってたってってぇ、銃口向けない!
え〜と、数字数字数字、6ケタの数字………う〜んう〜んう〜ん(知恵熱上昇中)」
どうやらアホの主人公は、万が一答えられても、自分に何のメリットもないことにも気付いていないようです。
やっぱアホです。バストサイズは現状のままにしときましょう。
ところで、あのローカル名刀がその後どうなったかな?
埼玉県山中、東京まではあとわずか。
意気投合した二振りの忠吉と康継はというと、
「SAGA佐賀っ! SIGA滋賀っ!」
妙な替え歌を唄いつつ(約一名、不本意な顔をしているが)、街道を進んでいると、
「失礼いたす! さぞや名のある名刀と……………………」
しかし、目の前に現れた刀の化身が言い終わるより早く、
『肥前近江ダブルローカルキ~ック!』
もはや剣術と関係のない必殺技を炸裂させる忠吉&康継。名を名乗る暇さえなかった相手は何故か大爆発!
しかも会ってまだわずかにも関わらず、両者の攻撃の呼吸はかの本郷一文字のダブルライダーを彷彿とさせる見事なものであった。
妙な勝利のポーズをとる同士を横目に、三代目はため息をついた。
「プシュー………(知恵熱冷却中)」
ウン○パンツのアホ主人公では、やはり暗号解読は無理だったか。
「ウ、ウン○言うなーっ! ついてないって言ってるでしょ!」
まあまあ、落ち着いて。興奮するとまたパンツ汚れるぞ。
「ついてないもん、ついてないもん、汚れてないもん!」
さて、では約束通り、木刀は没収な。
「ううううう(泣)、と、ところで答えは何なのよ?」
ふむ。確かにこのままでは、解読できなかった読者様も落ち着かないだろうな。
ではヒントを。
京正載の各漢字の頭に適当な一ケタの数字を当てた場合のゼロの数。
正解は巻末までに発表するぞ!
「て、ことはまた出る気か、このセクハラ変態エロ作者は?」
(バスッバスッバスッバスッバスッバスッバスッバスッバスッ)
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いっ(泣)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます