6.『夜行』セル

 T市周辺を南北に通るモノレールは、起伏の多い地形を克服するために計画されたものだという。見上げるような位置に高架が設置され、駅から駅が見通せる。

 車内は時間帯もあってか、混雑しているというほど利用者はいなかった。

 ボックス席に腰かけて、土方はなんとなく落ち着かない気持ちで対面のルネを見る。

 『夜行』セルの拠点について、既にT市支部は情報を握っていた。モノレールで北に数駅。そうして、改めてルネと対面して見ると、どういう表情でいたらいいのかさえ困る始末だ。

 ルネ=レスピーギという人間を、土方は知っている。十年前に、オーヴァードではなかった頃の彼を。ルネも、土方のことは知っていた。だが、今は忘れている。UGNが日常を護るために行ったことだ。

 今さら異議申し立てをするつもりはないが、こうして本人を目の前にすると、どうしたらいいか分からなくなるのは事実だ。仕事や神々廻のことさえ忘れてしまいそうになる自分を、土方は慌てて落ち着かせる。

「……土方さん、少しいいですか?」

「ああ……」

 迷うように声をかけてきたルネの言葉に、土方はなんとか頷いた。顔が引きつるのを感じて、わざとらしくルネから顔を逸らす。

「大丈夫だ、“吉里吉里舞きりきりまい”のことか」

「そうです。感覚で構いません。彼女が本当に裏切り者ダブルクロスかどうか。貴方の考えが聞きたい」

 あれだけ威圧的に接されていながら、ルネは神々廻の裏切りを信じられないでいるようだった。神々廻を追及し、冷静さを棄てて声を荒げていた“罪業浄機カサルティリオ”――志ほりとは、対照的な態度である。お人好しなのか、今まで通りの慎重な態度を一貫しているだけか、そのどちらもか。土方は一息ついて、ルネの方に向き直った。

「発言だけ見れば、奴はUGNの一員として自負とプライドを持ち、FHへ寝返った支部長に怒り、一方で素人の支部長が支部を引っかき回すことが耐えがたいようだった。FHに寝返り、一連の事件に協力していた、というのは違和感がある」

 神々廻は腹芸ができるではないという印象は、今も変わっていない。彼女の発言や振る舞い一つ一つがすべて嘘だと考えるのは難しい。

「だが、砂川と繋がりがあるということを認めたのは“吉里吉里舞きりきりまい”自身だ。そういう意味では、間違いなく裏切り者だろう」

「それは、そうですが……」

「FHだからと言って、事件に関わっているとは限らない」

 ルネは土方の言葉に、強く頷いて見せた。

「そうです。彼女は事件については、何も言っていなかったんですか?」

「事件については何も。

 だが、お前については話していたことはある。FHと繋がっていることが知れれば、支部長がそれを許さないだろうと」

「……」

 何とも言えない表情になり、ルネは沈黙する。……先だっての違和感の解消をするとしたら、このタイミングだろう。

 土方は身を乗り出し、ルネの顔を覗き込んだ。

「お前と“吉里吉里舞きりきりまい”の認識には齟齬がある。とにかく奴は、お前がFHを憎んでいると考えていた。事実が違うのは分かってる。……心当たりはあるか?」

 問いに、ルネは顔を俯かせ、迷うように目を泳がせる。

「俺が覚醒したのは、UGNとFHの戦闘に巻き込まれたからです。でも、どちらが俺をかは、正確なところは分からない。でも……いえ……もしかしたら、」

 はっきりしない口調で喋っていたルネが、不意に顔を上げ、唇を引き結んだ。少しの沈黙ののち、意を決したように口を開く。

「土方さんは、“優しい手マノ・アモレヴォレ”というエージェントを知っていますか?」

「……」

 とする。

 ついさっきまで忘れていた胸の痛みが急速に戻ってきたのを感じて、土方は身を強張らせた。

 銃声、血だまり。ルネとよく似ていながら青みのない、冷たく黒い眼差し。頭の後ろに押し当てられる銃口の感触。

「知っている……」

 土方はそれだけ口早に答えると、大きく息を吐き出した。

 ――コードネーム“優しい手マノ・アモレヴォレ”の本当の名は

 知らないはずがない。それはルネ=レスピーギの

 あの日土方を撃ち、土方に生まれて初めて《リザレクト》せしめたのが、紛れもないリュカ=レスピーギなのだ。

「……話したこともある。顔がよく似ている。だから、お前が関係者なのはすぐに分かった。必要ないと思ったから、話はしなかったが」

 土方が織り交ぜた嘘に、ルネは気が付かなかったようだ。そうですか、と小さく答えて、唇を引き結ぶ。今までにない、緊張した面持ちをしていた。

「双子の妹です。彼女は俺が死んだ時、エージェントとして作戦に参加していました。そして俺が生き返り、オーヴァードやUGNについて知った時には、行方不明になっていた」

「行方不明?」

「はい。俺は、妹を探すためにUGNに入りました」

 どうして行方不明になったのか、と聞くのを、土方は堪えた。恐らくそこは、本筋には関係がない。

「俺は、妹としての顔は知っているけれど、“優しい手マノ・アモレヴォレ”がどんなエージェントだったのかは人伝にしか分かりません。

 だだ、彼女がFHを強く憎んでいたという話は聞いています。“吉里吉里舞きりきりまい”は古くからUGNに関わっているオーヴァードですから、そのイメージを俺にそのまま当てはめていたのかも知れない」

「……」

 ルネの推量は牽強付会にも思われたが、“優しい手マノ・アモレヴォレ”のFH嫌いについては土方もよく知っていた。FHだけではなくUGNという組織の理想に反するものは、すべて蛇蝎のように嫌っていたのが彼女である。

 確かに彼女がエージェントとしてこの支部にいたならば、人的被害を特に出してはおらず、今は活動を停止したままの『夜行』セルでも、野放しにはせずに壊滅に追い込んでいたかも知れない。その構成員と繋がりを持っている神々廻をどう扱うかも分からない。

 その“優しい手マノ・アモレヴォレ”とよく似たルネを警戒した、という筋書きはいかにも強引だが、あり得ないとまでは断言できなかった。

「いずれにしろ、“吉里吉里舞きりきりまい”の判断は誤解に基づくもの。これは間違いない」

「はい。……でも、やっぱりお知り合いだったんですね。妹と」

「別に、親しかったわけじゃないが……?」

「経歴に、高校の名前が書いてあったので。もしかしたらと思って」

 土方は唇を曲げた。また、未練がましく“蜘蛛の糸”のことが頭に浮かんだのだった。

「すみません、今は事件の方に集中しないと」

「……いや、今のは全く関係のない話じゃない。構わない」

 自分のことにまで釘を刺されたような気になって、土方は視線を逸らした。窓の外はビルの群れから一転、背の低い住宅街に姿を変えている。車両は既に、減速を始めていた。

「この駅です。降りましょう」

 そう言って、ルネはボックス席から立ち上がった。



 ◇ ◆ ◇



 駅から出て、また少し歩く。

 立ち並ぶ建物は、新旧織り交ざってはいるもののそのほとんどが個人宅やアパートメントで、商業施設などは見られない。いかにもな住宅地である。

 日は既に落ちて、辺りはすっかり暗くなっていた。それが得意の仕事とはいえ、赴任初日からずいぶんあちこち歩き回ったものだ。しかも、横にはあのルネ=レスピーギがいる。朝方には考えもしなかった展開だ。

 時折辺りをきょろきょろと見回しながら進んでいたルネは、蔦に覆われた家の前で足を止めた。付近の住宅の中でもひときわ古びている、平屋の木造建築。

「支部で持ってる情報によれば、ここが『夜行』セルの拠点なんですが――」

 ルネは言いながら、荒れ放題の庭へ目を向ける。FHの拠点というものは、こうした見かけで地下にはモルフェウスやバロールが設置した広大な空間が――ということも珍しくないのだが、それにしても寂れ過ぎている。

「鍵、壊れてますね」

「おい――」

 ドアの前で屈み込むルネに、土方は思わず声をかけた。

「前に出過ぎだ。お前、いつもそうなのか?」

「あ、はい。神々廻さんにも、よく言われていました」

 ……最初にルネが神々廻を庇った時、確かに彼女は言っていた。『口を酸っぱくして言っておるじゃろうが』と。

 土方は嘆息した。神々廻がルネにああして口うるさかったのは、こういう積み重ねがあってのことだったのだろう。

「だったら下がれ。俺が開ける」

「……了解です」

 渋々、といった表情で、ルネは後ろに下がった。それを確認してから、土方はノブに手をかける。

 ドアは軋んだ音を立てながらも、あっさりと開いた。

「支部長、よかったな。ドアノブに触らなくて」

「何かあったんですか?」

「ベタついてる」

 外観と同様、家の中も完全な廃墟になっていた。

 床にはガラクタやごみが散乱し、そこらじゅうに厚い埃が積もっている。

 流しの前にはかろうじて人が座れるようなスペースが確保されていたが、そこにもカップめんの殻や食べカス、ビールの缶などが落ちていた。ホームレスが根城にでもしていたのかも知れない。

「……情報がちょっと古かったんじゃないか」

「かも、知れないですね。ここを拠点にジャーム化の薬をばらまいてるとは、ちょっと考えづらいな。少なくとも、電気は止められてます」

「たぶん、ガスも水道もだ」

 持ってきた懐中電灯で辺りを照らし、土方は眉を寄せる。

 流しにはペットボトルや割れた皿が押し込まれており、錆びついた蛇口には蜘蛛の巣が張っている。ガス台にはコンロ自体が設置されていなかった。

 これらすべてがカモフラージュという可能性もあるが、一見して隠し扉などの類はない。

 ……そもそも、ここにアジトがあるのであれば、鍵は壊れたままにはしておかないだろう。雨をしのぐために入ってきた無宿者と出くわす可能性は、いくらなんでも排除したいはずだ。

「当てが外れたな。今日はこの辺で切り上げて、出直しを……」

「待って下さい!」

 ルネが鋭く叫んで、懐中電灯を巡らせた。ルネが向けた光の先を、さっと影が通り過ぎる。が、人間にしては小さい。野良猫か、野良犬か。

 考えを巡らせる前に、影の方に向かってルネが足を進めた。

 止める間も有らばこそ、その場でしゃがみこみ、さっと手を伸ばす。

 甲高い鳴き声が、家の中に響き渡った。

「おい、ルネ……!」

「……タヌキでした。こんなところにいるんですね」

 言いながら振りかえったルネの手の中には、確かにタヌキが捕らえられていた。

 急に捕らえられて驚いたのか観念したのか、暴れる様子はなくじっとしている。ライトを向けると眩しかったのか、逃れるように身をよじった。紛うことなきタヌキだ。

「って、そんなもん捕まえて……」

 どうする、と言いかけて、土方は思わず黙り込む。

 ……『夜行』セルが活動を止める前にやっていたのは、人間の前でエフェクトを使い、オーヴァードの能力を誇示するような行為。そして、このタヌキ。

「待て、ルネ。……そいつを、逃がすなよ」

「了解です」

 ルネにタヌキを捕まえさせたまま、土方はタヌキのいた辺りをライトで照らした。

 壊れた棚、破れた障子、ボロボロに崩れた畳。黒く黴の生えた布団。……朽ちかけた布団を動かした痕跡が、畳に残っている。

 息を吸って止めると、土方は布団に手をかけた。

「……」

 布団の下には果たして、鞘に収められた日本刀が隠されていた。

 ルネが怪訝な顔で、タヌキを抱えたままこちらを覗き込んでくる。

「これは……?」

「……砂川紺三郎の持っていた刀だ」

「はっ?」

 ルネは声を上げ、困惑した表情になった。

 それはそうだろう。タヌキ一匹しかいないような廃屋に、FHのセルメンバーが使っていた刀が放置されていたのだ。

 しかも、布団の下、などという雑な隠し場所に。困惑しない方がおかしい。

「何でこんなところに……でも、よく見つけましたね」

「お前がそいつを見つけたおかげだ」

「タヌキを?」

「そのタヌキが砂川紺三郎だ」

 土方は首筋にひやりとするものを感じながら、推測を吐き出した。

 ルネはいよいよポカンとした顔をして、手の中のタヌキに目を落とす。タヌキはこちらの会話などどこ吹く風で、じたばたとルネの手から逃れようとしていた。……だが、恐らくこれは妄想ではないはずだ。

「砂川」

 土方はタヌキにライトを向けると、眉根を寄せて声をかけた。

「俺たちの話を聞いているなら、さっさと人間の姿になれ」

 ……沈黙。

 タヌキは変わった様子はなくじたばたと暴れ、ルネがそれを困ったような顔のまま押さえつけている。

 居た堪れなさと苛立ちで胃がむかついてきたのを感じて、土方はわざとらしくため息をついた。

「分かった、分かった。確か、台所に鍋が……」

「まっ、待て!」

 ――土方の言葉を遮るように上がった声は、間違いなく砂川のものだった。

 声を発したタヌキが前脚を上げて、こちらを必死の形相で見上げてくる。

 ルネはぎょっとした顔で、タヌキを掴んだまま硬直していた。

「鍋は止せ! 非人道的である!」

 じたばたと暴れながら、タヌキは野太い男の声で喋る。土方は半眼になり、タヌキを睨みつけた。

「なら、今すぐ人間の姿になれ。できるだろうが、さもなければ……」

「分かった! 分かっておる! だから離せ!」

 タヌキ――砂川は叫びながら、なおもじたばたと身をよじった。許可を得るようなルネの視線に土方が頷いてみせると、砂川はルネの手から逃れて、床に着地する。

 その頃には、既に砂川の姿は一変していた。

 タヌキではなく、人間。黒い蓬髪に浅黒い肌をした、長身の男――昼間に会った、そのままの姿である。

 あの時と違うのは、煤まみれではなく、きちんと服を着ていることだ。洋服ではなく、名の通りの紺色の着物。

 砂川はすっくと立ち上がると、ふたりをじろりと睥睨した。

「……UGNが、まさかこんなところにまでやって来るとはな」

「EXレネゲイド……」

Aアニマルオーヴァードと呼んでもらおう」

 ルネのつぶやきに、砂川は鼻を鳴らして傲然と腕を組んでみせる。

 人間以外の動物、植物、鉱物などがレネゲイドウィルスに感染し、発症したものをEXレネゲイド。特に動物に限ってはAオーヴァードと呼びならわされる。

 彼らの多くは人間と違って衝動をコントロールするという発想がないため、ジャームの比率が人間よりもずっと高いと言われているが、一部では理性に目覚め、人間の言語を体得し、人間の中で暮らすものたちも存在する。UGNで日常の維持に貢献するものも、FHで日常を破壊しようとするものも。

「して、いったい何の用だ」

 苛々とルネと土方を見回し、砂川は低い声で問うてくる。

「T市で頻発しているジャーム事件について話を聞きに来た。お前らは、事件に関わっていないな?」

「知らん!」

 砂川は一言叫ぶと、その場にどっかと胡坐をかいた。

 土方は刀を拾い上げ、砂川に柄を向けた。じろりとこちらを睨み上げるが、黙って刀を奪い取り、肩に立てかける。

「全くか。市内で他のセルが動いているとか、協力しているとか言うこともない?」

「全く、知らん! 我らはだいいち、FHに所属してはおるものの、セルとしての活動は長らくしていない。他のセルが何をしているかなど、欠片も情報を持っておらんわい」

「……本当か?」

「嘘をついてどうする。いわゆる名ばかりFHという奴である」

「名ばかりFH……」

 まだ展開についていけていないのか、ルネが砂川の言葉をオウム返しに繰り返した。

 砂川は唇を曲げて、刀を立ててみせる。

「確かに当初は我らも『我らの存在を知らしめ、人間たちに忘れられない』という欲望ねがいを持っていた。

 だが、UGNが支部を作ってからは、ちょっとエフェクトを使っただけでエージェントがすっ飛んで来るようになってしまった。あゆかもUGNに行ってしまうし」

 言いながら、砂川は不満げに口を尖らせた。

「……神々廻とは、連絡を取り合っていないのか」

「ない」

 土方の問いににべもなく答え、砂川は首を横に振る。

「“ゆくりなしセレンディピティ”という奴に惚れこんでからというもの、我らなど全く知らんという顔で、エージェントとして我らの尻を追いかけて蹴り回す始末。さっきだって、そうであったろう」

「追いかける振りをして、こっそり逃がしていたんじゃないのか?」

「そんなわけあるか。奴とはすっかり袂を分かってしまったわい」

「…………」

 あっさりとした砂川の言葉に、土方は頭を抱えた。

 『夜行』セルがジャーム事件に関わっていないのではないか、という考えは、ルネも土方も確かに持っていた。

 だが、こうまですんなり言質を得られると、逆に神々廻があの場で何故逃げたのかが分からない。FHの言葉を完全に信用し切るべきではないのかも知れないが、どう見ても嘘をついているようには見えなかった。何せ、“ゆくりなしセレンディピティ”がFHに寝返ったことさえ把握していないのだ。いくらなんでも、ここまで情報を持っていないということがあるだろうか。

「……“罪業浄機カサルティリオ”と戦闘していたのは?」

「そんなもん、あっちが攻撃を仕掛けてきたからよ。T市支部のエージェントは手が早くていかん」

「――」

 もともと、“罪業浄機カサルティリオ”は神々廻に疑いを持ち調査を行っていた。神々廻と繋がりを持つFHエージェントを目撃したならば、攻撃を仕掛けるということもあり得るだろう。しかし……

「とにかく、ここはこれとして、いったん支部に戻りましょう」

 懐中電灯を拾い上げ、ルネがため息交じりに言った。

「『夜行』セルはジャーム事件には関わっていなかった。神々廻さんが弁解せずに逃げ出した理由は分かりませんが、今は彼らとは関わっていない。……ジャーム事件について、手がかりがなくなってしまったのは痛いけど、また一から調査をやり直さないと」

「――ああ、そうだな。ここへ来れば、何か分かるかと思っていたんだが……」

「何も分からず悪かったな。我らタヌキと刀ゆえ、夜更けに来た客に茶を出す気も回せなんだわ」

 当てこするようなわざとらしい声で砂川が言う。土方は返事をする気にもなれず、ライトを消して踵を返した。

「――!」

 瞬間、この日三度目の《ワーディング》の気配が、その場に降って湧く。

 

「伏せっ……!」

 ルネの声をかき消すように、木の壁を無数の銃弾が突き破った。

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