第157話 吾輩・・・言葉に殺されるーーーー!!

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「・・・修正が止まりません・・・」

「これは、どいひーですね♪」

「業界用語・・・」

「ギロッポンでシースーですね」

「してみたいものです・・・ルービーを片手に」

「古いっす」

「なっ!!」


吾輩は、『幽月邸』に頂いたレビューを元に考察を開始する。

【情景描写が本当に圧巻・・・】

やめて、あかんですよ///恥ずかしい////

褒められて、うれしい。


【独特の心理描写・・・。】

これは、基本がないだけです。めちゃくちゃなんです・・・吾輩。


【恐怖すら感じるような文章、温かさを感じる緩急】

褒めすぎです・・・ギャグ要素を入れたくなり、ふざけた文を入れただけです・・・。


【マイナス面はどうなるの?】

ふふふ、考え済みですよ!!それは、当たり前だの缶コーヒー!!

「古!!」


【さっそく上がった作品がここまでのクオリティーだと後の人たちがプレッシャーかもしれない…(笑)】

笑っている・・・?意味深にとらえると・・・。ハン♪ってことかもしれない。

クオリティーがまだ、低いです。


違う方も書いている。

【第一号に大いなる称賛を】

パイオニアの恩恵である。さぁ、みなさん拍手をください!!

先陣は、きりました!!次は、あなたです!!

ぼろくそに叩かれるのも・・・パイオニアの宿命・・・。

どこかで、ボロクソ扱いもされるだろう・・・


【ホラー要素を少々含んだ、サスペンスのような出来。】

まぁ、死ぬこともある設定ですからね・・・。

生きて帰ってこれてよかった・・・。あれは・・・サスペンスだったのか・・・。

火曜サスペンスが流れそうなところはあるけど。

あの、てゅてゅっつ♪てってってつ♪じゃ、じゃ、じゃ、じゃん♪

「文字にするとわかりづらいっすね・・・」

「音楽は文字にすると難しい」


【重厚な耽美な世界に浸ってはみませんか?】

え・・・・?やめて・・・そんな・・・書き方されると・・・ハズいっす////

重工?三菱重工!!自動車が大変なことにーーー!!

では、ない。

重厚・・・。うっすぺらいです・・・とても、吾輩の文章は・・・。

ライトです・・・。重たいものなど・・・厚みなど・・・ないです。

なぜなら、書き始めてまだ、3か月の小鹿です。

かよわい、かよわい、バンビちゃんなので・・・。

「旦那、暗いっすよ!!」

「はい・・・」


耽美・・・?意味を調べるか・・・

耽美=美を最高の価値として、ひたすらその世界に心を傾け陶酔すること


ホワッツ!!待て、待て!!言い過ぎだ!!

もう、殺されるーーーーーーーーー!!言葉に殺されるーーーーーーーーー!!

高尚さのかけらもないです!!


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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