第17話 吾輩テンション高めである

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那お目覚めですか?」

「あぁ!!」

「どうしたんですか?そんなに怒って」

「怒りを覚えてる!!この世界に!!」


吾輩は考える。

いらつく・・・世界に。

何故、人を苦しめる。俺じゃない。俺以外のやつをだ!!

ふざけやがって・・・。精神というものはなんだ?

何も悪いことしてない人間が傷つく!!


吾輩は落ち着いて考える。

たばこというものについて。

ガンの発生率が高まるらしい。けど、意外と吸ってるやつは長生きしている。

たばこやめて、すぐ死ぬ人もいる。

本当に体に悪いのだろうか?長生きしている人にたばこを吸っていたかアンケートしたいぐらいである。

まぁ、人様の健康を害するのは良くないけど・・・。


吾輩は考える。

小説という表現について。

ちいさい・・・?いや・・・意外と分厚いよ。

説・・・?何かを説いてる。

ちいさく説いてる。そうかも。

小説というのは広がりが遅いのかもしれない。メディアというものに比べ。

時間も決まってないし・・・人によっては大幅に時間をくう。

結構書いてあるのに、映像にしたら2時間・・・。えっ?

小説のいいところは、表現の自由性にあると思う。

人ではできない演技。表情を文章で表すことができる。ただ、人によって受け取り方も違うが・・・。

小説は書くもむずかしいものである。


吾輩は考える。

文章表現の勉強に入るか・・・。絵の表現に時間を割くか・・・。

どっちがいいのだろう?まだ、脚本程度の書き方しかできないから、道は決まっていない。

動作描写とか背景描写とか。色々どうしよう?

映像は頭にあるんだけどな・・・。降格機動隊の様に頭の中の映像を引っ張り出すものがあれば投資するかもしれない。帰ってくる自信がある。その投資は。


吾輩は考える。

これを書いていることをいつか後悔する日がくるのか。

けど、今はそれでもいいと思う。人は変わる。変わらない人間など存在しない。

これは吾輩だが、吾輩ではない。

過去の自分を責められても困る。そいつはもういない。

今の世界には。


吾輩は考える。

テンションというものについて。

ドラ本クエストでは、テンションで攻撃力が上がったりするらしい。いくつか忘れたけど。

その通りである。今、テンションがやたら高い吾輩は。

攻撃力が高い!!ゴリ押しだ!!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!

倍キルトもかかっているかもしれない。


吾輩は考える。

仏教というものについて。

釈迦の教えだがあれを書いたのは弟子たちである。けして、本人は書いていない。

教えただけだ。だから釈迦の教えかというと、個人的な感情が入った釈迦の教えであり、本人の考えとは違うものかもしれない。

ただ、それ以降も色々付け加えられ数多くの宗派が存在する。

いいんだ。それで。時代にあった思想に変化、進化しなければいけない。

人間も同じである。

ただ、吾輩は今逆行している節がある。これはしょうがない。やりたいことがあるんだ。


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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