第12話 吾輩はシティボーイである

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「ああ・・・フルパワーの後遺症が残ってる」

「えっ?」

「やはり・・・海王拳を使うのをためらう・・・これはきつい」

「・・・」


吾輩は考える。

誤字脱字について。

少しぐらい多めに見てよ・・・。一発書きなんだ・・・。

いいじゃん・・・。内容を見てよ・・・。

人の脳というのは勝手に補正する機能があるらしい。

一字抜けの文章でも読み取れたりする。さぁ君はどうだろう?


吾輩は考える。

シャレという言葉について。

シャレというと冗談の一種である。ただ・・・・。

お・・・・をつけると・・・。

おしゃれ♪

いい感じになる♪やはり、おというのは重要だ。

しかし、前につけると。

お前である。これは、何故汚い・・・・。不思議だ・・・。


吾輩は考える。

加工品というのもについて。

世の中ほぼ加工品である。似た者を探せばでてきてしまう。

加工というのをパクリというか、オマージュというかそれは人次第だ。

吾輩はオマージュである。


吾輩は考える。

建築というものについて。

これは人間が古くから培ってきたものだ。基礎があり、土台があり、他の部品がくっついている。そうだ。

何事も基礎が大事であり、始まりだ。

文章を書き始めたのも基礎である。小説とは学習すればするほど、ややこしい。

色んな表現がある。ただ、書く人によってここまで変わるのもめずらしい。


吾輩は考える。

遅刻というものについて。

時間に遅れる・・・。待ってる人は時間をとられる・・・。

悪いことではある・・・。ただ、待ってる間有意義に過ごしてもらえれば遅刻もいいものになる。

寛容でもいいと思ってる。過ごし方次第だな。遅刻も。

怒る人は、退屈な時間を過ごした八つ当たりかもしれない。



吾輩は考える。

都会に住みたい人が多いということを。

都会派の吾輩は・・・さほど魅力がわからない。シティーボーイである。吾輩。

ここは金を使うことが多く、人も優しくはない・・・。

イライラしている。当たり前だ!!

あんな箱に押し込められて移動してれば、人はイライラしてしまう。

電車というものは人を不快にする。

車は人の体をダメにする。喫煙よりやばいらしい。排気ガスは・・・・。

歩いていくのがいいのか・・・チャリンコか・・・。


吾輩は考える。

ニートというものについて。

世間では悪いものとして扱われている。ただ、人様に迷惑をかけていないやつも多い。

働かないやつは悪いというのは傲慢である。

働きたい人は働けばいい。働きたくないやつは、やりたいことを見つければいい。

全員が歯車になることはないと吾輩は考える。

以外と変人・奇人が世の中を変えているのである。

吾輩は・・・一応働いてるつもり・・・。いや・・・遊んでるのか?これは


吾輩は考える。

心頭滅却すれば火もまた涼しという言葉を。

ダメだ・・・・。

人間の痛覚を遮断してはいけない・・・。

危険信号を拒否すると・・・とんでもないことになる・・・・。

滅してはいけない。

心には頭があるのか・・・・。


吾輩は考える。

いつ春になるんだ・・・この物語は・・・。

春編を用意してるはずなのに・・・。

寝ても覚めても日が経たない・・・。

あのふりは・・・いつ生きる?


≪つづく?≫


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