第6話 吾輩のねじを知りませんか?

吾輩は目覚める。蝙蝠が話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「・・・あまり・・・寝た気がしないんだが・・・」

「もう、夜ですよ」

「ほんとだな・・・」


外は夜だった。寝てたらしい。


吾輩は書いたものを見返している。

どこかおかしい・・・。最初はこんな予定ではなかった・・・。

遊び半分で書き始めたのが・・・。まずかったかな・・・。

こいつの思考はどこかおかしい。ねじが飛んでいる。

吾輩は頭のねじをどこかに落としているようだ。どなたか拾って交番に届けといてください。


吾輩は考える。

ある物語のことを。男女平等パンチというものがある。男だろうが女だろうが、説教して、とりあえず殴りかかる。やはり、女を殴るのはちょっと・・・。やりすぎでは。

決してその話が嫌いなわけではない。むしろ好きである。

不幸だという主人公。不幸というやつに限って、以外と幸せなものである。

ただ、彼は不幸なのかもしれない。回りの女子が暴力をふるってくる。理不尽な暴力を。人によっては、人には向けていけない殺人レベルの攻撃を仕掛けてくる。

それは不幸なのかもしれない。

もう一度いう、その作品は好きな部類である。



吾輩は考える。

楽とはなんだろうか?楽と楽しいというのは同じ漢字である。

ただ、同一なのだろうか?楽って楽しいのか?どうなのだろう。

多少の苦痛も人には必要な要素である。

だから、苦楽と言う言葉があるのかもしれない。



吾輩は考える。

顔を分け与えるヒーロのことを。とある掲示板で、彼が顔をあげようとしたら、みんなおなかいっぱいで食べなかったらしい。彼は家に帰り、世界が平和だと愚痴るらしい。ほんとかどうかはわからない。ただ、それを同僚に怒られる。そして、気付く。

世界が平和でいいことを。当たり前だ!!もっと早く気付け!!

ドM過ぎて気付かないのはどうかと思う。顔面を分け与える苦痛はどうした?忘れたのか?そもそも名前も読み方によっては怪しい気がする。

その作品は大好きな作品だ。けして、愛と勇気を馬鹿にしているわけではない。


吾輩はまじめに考える。

何故、戦争が起きるのだろう?

みんなこんなに戦争を嫌っているのに。どうしてそんなことをする。

何故武器をもつ。

ゲームでもそういうものが流行っている。FPSというらしい。

やったことはあるが・・・。目が回る・・・酔う・・・酒を飲みながらやったが死にかけた。

ああいうものを開発する人たちはなにも責任がないのだろうか?

売れるから作っていいのか。武器も一緒である。

それは人を狩るために作っていいのか?

吾輩には理解をできない。エクソシストに命を狙われる危険があるから。命の大切さを知っている。


吾輩はふざけて考える。

フランスと東北弁は似ている。

これは間違っている。東北弁はすさまじい。

唯一好きな言葉がある。うんだにゃ♪うんだにゃ♪

これだけは許せる。


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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